■車間距離約30メートル? 雪道での運転技術とは?
通勤などで日常的にクルマを運転するドライバーであれば、雪道での運転する機会もあります。
今回は、そんな雪道での安全運転技術の瞬間を捉えた1枚の写真がSNSで話題となっており、そのドライバーに称賛の声が集まっています。
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雪道に慣れていたとしても、思わぬアクシデントが起こり得るため、いつも通りの安全運転の心構えでは事が足らないケースすらあります。
そんな十分に注意が必要な雪道運転ですが、今回SNSで話題となったのは、雪道で信号待ちをしているクルマの停止位置を撮影した、1枚の写真です。
話題の場所は滋賀県大津市北部で、あたりは雪景色のなかです。
上り坂の頂上には信号機が設置されており、先頭のクルマは坂を登り切った平坦な道上で停止しています。
その後続のクルマは通常の車間距離で、坂の頂上に差し掛かったあたりの傾斜面上で停止しています。
一方、その後ろの3台目のクルマは約30メートルほど車間距離を空け、坂のふもとで信号を待っています。
この状況をさらに1台後ろから撮影した投稿者は「この軽トラのおっちゃん…わかってるぅー!!」とコメントし、SNSで大きく注目を集めました。
今回の投稿に対してSNSでは「前方車両がスリップして、坂道から滑り落ちてしまう危険性に備えていてすごい!」などの称賛のコメントが寄せられています。
そんななか、投稿者はそれに加えて、もうひとつ称賛するべき点があると、自身の経験を混ぜて次のように話します。
「私は軽トラック自身が坂道を登れない可能性を鑑みていた点が良かったと感じています。
自分も二輪駆動車を運転していた際に(FF:スタッドレス装着)、このような坂と雪の状況で停止状態から発進できず、スタックした経験があります。
当時は『これくらいの雪と斜度で!?』という印象で、驚きとパニックと恐怖が入り交じった記憶が鮮明に残っています。
また、現在所有する四輪駆動のマツダ『CX-5』でも雪の坂道でスタックした経験が直近でありました」
※ ※ ※
この投稿者は「5年前にこの雪の多い地域に転居し、現在は通勤で雪の峠越えをするだけでなく、趣味で『酷道』や『林道』などを走るので、雪道等の荒れた道には多少経験があります」と自身の経験から、今回のドライバーの運転技術に気づけたと話します。
■車間距離の開けすぎはOK? 自動車安全運転センターに聞いてみた!
今回話題となった投稿のなかで、重要だったのは前方車両との車間距離を大きく取っていた点です。
しかし、このように車間距離を大幅に取ることは道路交通法上、問題はないのでしょうか。
自動車安全運転センターの担当者は車間距離について、次のように話しています。
「雪道や坂道といった特殊な状況にかかわらず、自身と周囲の安全を守るために車間距離を多く取るということは問題ありません」
さらに前出の担当者は次のように続けます。
「大幅に車間距離を開けていることで、煽り運転被害にあうドライバーも近年増加傾向にあります。
このような事態が発生したら、落ち着いて行動し、直ちに警察へと連絡してください」
安全を確保するための行為が、逆に自らを危険に晒してしまう可能性があるようです。
※ ※ ※
今回はSNSで、ドライバーに対する雪道での安全運転技術に大きな称賛の声が集められました。
仮に雪道に慣れていて、運転しているクルマにも相応な機能・装備があったとしても、雪道を運転するときは、細心の注意を払うことが求められます。
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みんなのコメント
特に2wdでFRは仕方なし。軽トラ・ハイエース2wdは荷台に土嚢・水ポリタンク積んでもリヤグリップせず。凍結路面登りの再発進は困難。距離取って助走路確保・前車スタックに巻き込まれませんように。