8月6日、メルセデス・ベンツは、新型Sクラスの防弾仕様車「S680ガード4マティック」を発表した。
2020年に登場した7世代目の現行Sクラスに防弾仕様の「ガード」が追加された。メルセデスは90年以上にわたり防弾仕様車を開発しており、報道資料には「日本の昭和天皇は、防弾仕様の『グロッサー・メルセデス』を個人的に選んだ」との一文もある。
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最高出力612psの6.0リッターV型12気筒ガソリンターボ・エンジンを搭載し、全輪を駆動する「S680 4マティック」を防弾仕様にしたもので、ガード・シリーズ初の4WDモデルとなる。
2016年に発表された「メルセデス・マイバッハS600ガード」同様、ドイツの防弾性能規格で最高レベルの「VR10」を認定されている。各種の補強によりボディの強化にあわせて、サスペンション、エンジン、トランスミッションなども強化されて車両重量が標準モデルから約2倍の4200kgに達し、最高速度は190km/hにとどまる。ミシュラン社のランフラットタイヤ「PAX」を装着し、パンクしても約30km走行出来るという。
ドアの開閉は、新開発の電気式アクチュエーターがアシストする。油圧式のパワーウインドウは、電気系統に異常があったときでも、素早く開閉し、急な“攻撃”に対応するそうだ。各ドアの窓は多層構造で、内側はポリカーボネートでコーティングされている。
また、毒ガスや煙などから乗員を保護し、新鮮な空気を供給する「エマージェンシー・エア・フレッシュ・システム」や自動消火システムを搭載し、オプションでサイレンや緊急警報システムなども選べる。
リアシートはベンチタイプの3人乗り、またはセパーレトタイプの2人乗りから選べる。快適装備などは通常のSクラスとほぼおなじだが、ガラス製のスライディング・ルーフといった防弾性能低下につながる装備はオプション・リストから外されている。
価格は45万7100ユーロ(約5926万円)。実車は、今年9月開催予定のミュンヘン・モーターショーで披露される予定だ。
文・稲垣邦康(GQ)
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