埼玉工業大学は、AI人材の育成に積極的に取り組む中、一般公道を走行可能な自動運転バスの開発を強化しており、9月29日(日)に埼玉県・本庄市の公道において自動運転の体験試乗会を実施する。
今回の体験試乗会は、こだま青年会議所が主催し、9月29日(日)10時~17時に、JA埼玉ひびきの本店を会場とする9月例会「未来×地域×体験」のイベントに埼玉工業大学が協力するもの。本庄早稲田駅(北陸・上越新幹線)近辺の約2.3kmの公道を走行し、自動運転を体験してもらう。こだま青年会議所は、地域の住民に様々な未来体験を提供し、こだま地域の未来都市設計について共感を得ることを目指して本例会を企画している。
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<自動運転体験の開催概要>
・開催日時:2019年9月29日(日)、 10:00~17:00
・開催場所:本庄早稲田駅近辺の公道
・主 催:公益社団法人こだま青年会議所
・開催情報: http://kodamajc.com/2019/255/
・問い合わせ先:こだま青年会議所 メール:info@kodamajc.com
埼工大の自動運転バスは、既存の車両を活かした経済性の高い自動運転車。ミクニ ライフ & オートの協力により、マイクロバス「リエッセII」をベースに「自動運転AI(AIPilot / Autoware)」を実装した。大きさは625×203×261cm、重量は4.7t、24人乗り、4000ccディーゼル車。AIによる障害物の検知(識別・分類する)機能を強化しており、LIDARやカメラの画像情報をディープラーニング(深層学習)により、周囲環境をAIで認識して障害物を回避して走行することも可能。そのため、自動運転(レベル3)の走行を実現し、専用レーンでだけでなく一般公道を走行できることから、地域の足としての実用化が期待され、商用化を目指した開発を進めている。
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