■トヨタ新型「ハリアー」そろそろ?
トヨタ「ハリアー」は、海外ではレクサスブランドで「RX」として販売され、とくに北米で絶大な人気を誇りました。
そのRXが3代目にモデルチェンジした際に、ハリアーは役目を終えるはずでした。ところが、販売サイドからも猛反対を受けて、RXとは別の車種として存続することになり、しばしのインターバルを経て再生産されることになったのは、有名な話です。
【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「ハリアーCG」を画像で見る(42枚)
2013年に登場した3代目ハリアーは、日本には導入されなかった4代目「RAV4」とプラットフォーム等を共用しており、RXよりもひとまわり小さな日本でも扱いやすいサイズで、それまでにも増してオシャレになったスタイリングもウケがよく、予想を上回る人気を博しました。
続く4代目ハリアーは、ちょうどコロナが流行り出してまもない、2020年6月に発売されましたが、その2020年には6万6067台で13位、2021年には7万4575台で7位、2022年には3万4182台で18位、2023年には7万5211台で12位となりました。
半導体不足の影響などさまざまな事情によりたびたび納期の遅れが報じられていながらも、これだけの販売実績を達成したのはさすがというほかありません。
3代目と4代目は見た目の雰囲気は似ていますが中身は別物で、従来の「新MCプラットフォーム」からRAV4やクラウンシリーズと同じ、GA-Kプラットフォームを採用しています。
よりRAV4との差別化を図る意味合いもあり、多少は実用性を犠牲にしてもデザインを重視したクーペフォルムとされたのも特徴です。
パワートレインは、発売時には2リッターのガソリン自然吸気と2.5リッターのハイブリッドが用意され、2022年9月の改良時にハリアー初のPHEV(プラグインハイブリッド車)が追加されました。
そんなハリアーは、そのままでもまだまだ十分に通用しそうですが、発売から4年を迎えることもあり、そろそろ大がかりな変更があってもおかしくなさそうです。
エクステリアデザインは、4年もたてばそれなりにトレンドも変わるのでリフレッシュされることでしょう。
フロントは「クラウン」シリーズや「プリウス」などトヨタが積極的に採用しているハンマーヘッドのデザインが何らかのハリアーにも採用される可能性もありますが、せっかく評判のよい初期型のデザインをあまり大きく変えないことも考えられます。
リアまわりについては、現行型の登場当初から話題となっている、リアバンパーに埋め込まれた低いウインカーの位置が変更される可能性があります。
これが見にくいという声が小さくないので、ブレーキランプに近い高さに移設され、それにともない全体的にリアまわりのデザインが新しくされることも考えられます。
その他、装備面や機構的なところでは、ハリアーには未採用で後発のクラウンシリーズに採用された新しいものが可能な範囲で取り入れられていくことが予想されます。
ハリアーといえば、魅力的なインテリアデザインにも定評があります。2022年の改良でフルデジタル液晶メーターが採用されました。ただし、地図表示には対応していません。
それが、クラウンシリーズのように、12.3インチのフル液晶デジタルメーターに地図表示機能が付与されるかもしれません。
また、インテリアデザインはあまり変わらなくても、カラーコーディネートが変わるかもしれません。トヨタはこれまでもマイナーチェンジの際に新しいインテリアカラーを追加して人気を博してきたこともあり、今回もその可能性はありそうです。
先進運転支援機能についても、3代目ハリアーの後期型でトヨタセーフティセンスが搭載されて以降、徐々にアップデートされてきましたが、なにぶん日進月歩で進化している分野なので、新しいハリアーにも何らか動きがあることでしょう。
プロアクティブドライビングアシストや、スマホによる遠隔操作を可能としたアドバンストパークアドバンスト、ハンズオフを実現した渋滞時支援のアドバンストドライブなどを備えた「トヨタチームメイト」に進化するのではないかと予想できます。
走りに関して変更で可能性が高いのは、まずハイブリッドシステムです。クラウンで新たに採用された、バイポーラ型ニッケル水素電池がハリアーにも搭載され、システム最高出力が218~222psから234ps以上に引き上げられたり、PHEVのEV航続距離が現在の93kmから100km超に延長されるかもしれません。
また、4代目ハリアーには、3代目ハリアーにはあったターボ車がまだ設定されていませんが、クラウンに搭載された、349psものハイパワーを誇る2.4リッターターボのデュアルブーストハイブリッドが加わる可能性もあります。
さらに、同じく3代目にはあって4代目にはまだないGRモデルが、いよいよラインアップされることも考えられます。
人気モデルの人気をさらに高めるべく、いろいろ新しい動きがありそうです。気になっている人も大勢いることと思いますが、楽しみにして待つことにしましょう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
発表5日で受注停止! 瞬時に5万台のバックオーダーを抱えたスズキ新型「ジムニーノマド」はいつ買える? じつは“意外や早く受注再開”されるかもしれない その理由とは
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
トヨタ新「ハイエース」発売! “GRパーツ仕様”も発表! タフ感すごい「最強ゴツ顔」が激カッコイイ! 大人気のTRDエアロが「GRブランド」化して新登場!
怖すぎ!? 高さ4m「巨大つらら」発生でクレーン車が出動 国道の「ループ橋」で緊急除去作業へ SNSでは「作業ありがとうございます」感謝の声も
激混み四日市“完全スルー”実現!? 「ネオ国道1号」延伸に続き「県道のナイス!な区間」が開通 「名阪国道まで行けるぞ…!」
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
高速道路を「トラック横並び完全封鎖」で渋滞…むかつく風景が日常茶飯事な「意外な理由」とは? 逆に嫌がらせしたら「免許返納」レベル! 思わぬ「うっかり交通違反」にも注意
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
先進性や流行追うのもいいが、まずは安全を最優先すべきでは?