ローマ法王が今、パパのeモビリティに乗る。メルセデスが初の電動式法王専用車を納車。メルセデス・ベンツCEOのオラ ケレニウスが、新しい電動式Gクラスをベースにした、ハンドメイドの車両を法王フランシスコに手渡した。
メルセデス・ベンツは94年にわたりバチカンに自動車を納入している。その中には、「Gクラス」をベースにした有名な「ポープモービル(パパモビル)」も含まれ、ローマ法王が公の場に登場する際に使用されてきた。
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メルセデス・ベンツのCEO、オラ ケレニウス(55)は、このほど新しいポープモービルをフランシスコ法王(87)に手渡した。持続可能性の精神に基づき、新しい電気駆動の「Gクラス」をベースに手作業で製作されたこの一台は、排気ガスをゼロで走行している。
この電動ポープモービルはまさに時宜を得た贈り物となった。2025年には、カトリック教会が聖年を祝う。この25年に一度のイベントには、何百万人もの巡礼者がローマに集まる。
大勢の巡礼者のおかげで、フランシスコ法王は排気ガスを出すことなく信者たちに手を振ることができるようになった。法王の外出は通常、低速での移動がほとんどであるため、電気駆動系が特別に改良されている。
これが新しいポープモバイルだ新しい法王専用車は「メルセデス G 580 with EQテクノロジー」(複合消費量: 30.4~27.7 kWh/100km)をベースにしている。ルーフはBピラーから取り外され、支柱はサイドウォールに移設されている。もし、天候を司ると信じられている使徒ペテロが微笑まない場合、ポップアップ式のルーフが荒天からローマ法王を守ってくれる。
バッテリーの力で:初のe-ポープモビルが到着!メルセデスCEOのオラ ケレニウスは、新しい電気駆動のGクラスをベースにした手作りの車両をローマ法王フランシスコに引き渡した。後部座席は、開発者によってクラシックなベンチシートが中央に高さ調節可能な個別のシートに置き換えられた。回転式のメインシートに座った法王フランシスコは、あらゆる方向から信者たちに柔軟に語りかけることができる。電動化されたローマ法王の玉座の後ろには、さらに2つの個別のシートがある。
伝統的に、これまでの車両と同様、ローマ法王専用車はクラシックな「パールホワイト」に塗装されている。
法王専用車の歴史いわゆるローマ法王専用車(G-Class 460シリーズをベースとする)を初めて使ったローマ法王は、1980年代のヨハネ パウロ2世で、サンピエトロ広場の行事で使用した。
しかし、メルセデスのオフローダーが常にローマ法王の車両のベースとして使用されていたわけではない。過去には「Mクラス」や「GLE」をベースとした特別な車両も使用されていた。
Text: Bianca GarloffPhoto: Daimler AG
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