外出もままならない毎日であるけれど、想像の翼は思う存分に広げることができる。人は、移動する生き物であり、移動することで発展してきた。では、新型コロナウイルスの問題が収まったらどんなクルマで動こうか。ここに紹介するのは、サイズ感もフォルムも走りも完璧で、山へも海へもいけちゃうミドルサイズSUVクーペだ。
オールマイティなサイズ感が
都会にも軽妙マッチ
新型コロナウイルスによる困難な状況を乗り越えることができたら、あそこへ行こう、あの人に会いに行こう。こういう状況だと、人と会うことや出かけることがどれだけ大事か、身にしみるのだった。
事態が収まり、自由に移動できるというクルマの魅力を享受できる日常が戻ったら──、ミドルサイズのSUVクーペがいいんじゃないかと夢想する。日本で使うにはジャストサイズで、ちょっとぐらいの悪天候や悪路をものともしないタフさがあって、おまけに使い勝手のよさとデザインのおもしろさを兼ね備えている。
好きなときに、行きたい場所へ行くことができる日が一日も早く戻ってくることを願いながら、数台のミドルサイズのSUVクーペを紹介したい。
まずはサイズの話から。ミドルサイズのSUVとはどのくらいのサイズ感かといえば、BMWだったら3シリーズ、メルセデス・ベンツだったらCクラスに相当する大きさ。
これくらいのサイズなら都市部のコインパーキングにぴたっと収まるから、停めやすい駐車場を探してウロウロしなくて済む。また、大きすぎず小さすぎないということは、特別にパワフルなエンジンを必要としないし、乗り心地や静粛性などの面でも、いい妥協点をみつけられるということでもある。
BMW X4は、都心での買い物から長距離ドライブまで、オールマイティに使えるモデルだ。現在のBMWのラインナップは、「奇数がトラッド」で「偶数がモード」。X3がボクシーなSUVスタイルであるのに対して、兄弟車のX4はボディ後端に向けてルーフがなだらかに弧を描くクーペのスタイルだ。
X4のラインナップで、最高出力510psの最強のエンジンを積むのが、X4 M。はたしてこれは、BMWの魅力をさらに蒸留して純度を増した酒を使って、腕利きのバーテンダーがつくったカクテルのようなクルマだった。
3ℓの直列6気筒ターボエンジンは、低回転域では「♪トゥルルルルル」と朗らかに回り、中回転域では張りのあるバリトンを響かせ、高回転域では「コーン」という咆哮が脳天を突き抜ける。
電子制御式のサスペンションは、「コンフォート」を選べばフラットで引き締まった乗り心地を提供し、「スポーツ+」に切り替えればタイトなコーナーでスパッと向きを変える切れ味の鋭さを見せつける。
M3やM4のようなピュアな駆け抜ける歓びに、遊び道具を積んで楽しい場所に出かけようというSUV的な“華”が加わったのがこのモデルだ。銀座にちゃちゃっと停めてデパ地下でお土産を調達、500kmくらいバビューンと楽しく駆け抜けて、田舎のじっちゃん、ばっちゃんに元気な顔を見せに行く。そんなアクティブな生活が思い浮かぶ。
BMW X4 M Competition
BMWがSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ぶのがX4。なかでも、モータースポーツ活動や高性能モデルを手がけるBMW M社の手が入ったこのモデルは、0-100km/h加速4.1秒という動力性能もさることながら、爽快なエンジンの回転フィールやシャープな操縦感覚など、乗り手を喜ばせる術を心得ている。
SPEC
全長✕全幅✕全高:4760✕1925✕1620mm
ホイールベース:2865mm 車両重量:2030kg
エンジン排気量:2992cc 最高出力:510ps/6250rpm
最大トルク:600Nm/2600~5950rpm
乗車定員:5名 価格:¥14,330,000
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