現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 外観だけじゃナイ! マツダ CX-5 大幅改良でさらに進化!!

ここから本文です

外観だけじゃナイ! マツダ CX-5 大幅改良でさらに進化!!

掲載 更新 31
外観だけじゃナイ! マツダ CX-5 大幅改良でさらに進化!!

 マツダの人気SUV、CX-5が、フルモデルチェンジから5年、2020年12月の商品改良から1年を経て大幅進化!!

 新機能、オフロードモード付「Mi-Drive」を手に入れた「Field Journey」が超魅力的な新型CX-5に試乗した!!

エンジンオーバーホール代は200万円!? 超人気のFD3S型RX-7の修理代&維持費とは

※本稿は2022年1月のものです。試乗日は2021年12月10日
文/岡本幸一郎、写真/ベストカー編集部、撮影/平野 学
初出:『ベストカー』2022年2月10日号

■ラインナップ整理でさらにわかりやすく

走りもひと味違う個性派として生まれ変わったマツダ CX-5。特別仕様車の魅力に迫る

 発売から5年というタイミングで大がかりな商品改良を実施したのは、まだまだ売れゆき好調なCX-5のラインナップを、よりわかりやすく整理するため。

 特別仕様車は従来から設定されている「エクスクルーシブモード」に「スポーツアピアランス」「フィールドジャーニー」という2台を加え、3つの異なる世界観を演出している。

 もともとCX-5はスタイリッシュだなと思っていたが、今回の改良でフロントまわりに意匠変更が施され、全体的にさらに見栄えがよくなった。なかでも現行型になってやや薄れていたSUVっぽさを表現した特別仕様車「フィールドジャーニー」は、たくましいボディデザインやインテリアの色使いも独特で興味深い。

 走りに関してもいくつかの部分が専用に設定されたほか、荷室を耐水仕様とするなど差別化されている。

 今回の改良における全車共通の進化としては、マツダ3より採用しているSKYACTIVビークルアーキテクチャの考え方を取り入れ、車体にも手当てし、それに合わせてサスチューニングも変更したことが挙げられる。

 ピッチ挙動が低減し、荒れた路面でのツブザラを拾いにくくなって質感が向上したとのことだが、実際に少し走ってみただけでも従来との違いは明らかで、走りはより滑らか&フラットになり静粛性も高まっている。

 走りの一体感も増していたのにはシートも深く関与しているそうだ。

■生まれ変わったのは外見だけじゃない!

シルバー塗装のリアバンパーガーニッシュが目立つ特別仕様車、フィールドジャーニー。ジルコンサンドメタリックのボディ色がよく似合う

 エンジン自体に変更はないが、ガソリン車ではスポーツモードの特性に手が加えられ、よりメリハリがついた印象を受ける。これに合わせてGVC(G-ベクタリングコントロール)の効きも強められている。

 18インチを履く「スポーツアピアランス」がCX-5らしいシャープな乗り味であるのに対し、件の「フィールドジャーニー」はやや異質。

 17インチのオールシーズンタイヤを履くほか、サスペンションや4WDシステムも微妙に専用に味付けされているため、オフロードモードの設定だけでなく舗装路での走りも少なからず違いがある。乗り心地は当たりがマイルドで動きも若干おだやか。ひと味違うCX-5として注目したい。

 書ききれないけどほかにも見どころ盛りだくさん。より魅力的に進化したCX-5に、あらためてホレなおした次第だ。

■Mi-Driveで悪路もイケイケ

シフト部のスイッチ操作ひとつで走行モードが切り替えられる「Mi-Drive」。オフロードモードはField Journeyにのみ用意されるモードだ

 Field Journeyの Mi-Drive「オフロードモード」を特設コースでチェックした。

 まず、対角輪スタック時にブレーキをかけて脱出できるようにする「オフロード・トラクション・アシスト」(既搭載)により、ノーマルモードよりも断然ラクに脱出できることを確認。

 ガソリン車については、空転しないようにあえて低速ギアでロックアップが解除されることで、より走りやすくなることも確認できた。

 新たに加わった、登坂時にアイドル回転数を上げて走りやすくする機能も確認したが、これは悪路に不慣れな人ほど恩恵を感じる機能とわかった。なかなかイイ。

 新型の目玉である中高速でのAWD制御とGVCオフロードモードは今回試せなかったが、近いうちにあらためて試せる機会がある模様。期待して待ちたい。

CX-5 特別仕様車主要諸元(データは4WDのもの)

こんな記事も読まれています

日産「新型・車中泊“専用”バン」がスゴい! 超オシャレ「上質インテリア」採用! クルマとは思えない斬新「部屋仕様」に大反響
日産「新型・車中泊“専用”バン」がスゴい! 超オシャレ「上質インテリア」採用! クルマとは思えない斬新「部屋仕様」に大反響
くるまのニュース
アウトドアカーはシンプルがいいね! 大容量&車中泊に特化したトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
アウトドアカーはシンプルがいいね! 大容量&車中泊に特化したトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
「ヨシムラ SERT Motul」チームの応援グッズが発売!鈴鹿8耐で身につければ、気合いと楽しさは倍増だ!  
「ヨシムラ SERT Motul」チームの応援グッズが発売!鈴鹿8耐で身につければ、気合いと楽しさは倍増だ!  
モーサイ
今年も猛暑! クルマの熱中症対策グッズは「6月」までに準備すべき理由 昨年は9万人以上が救急搬送されている
今年も猛暑! クルマの熱中症対策グッズは「6月」までに準備すべき理由 昨年は9万人以上が救急搬送されている
Merkmal
【特別試乗企画 メルセデスベンツ Eクラス ステーションワゴン×BMW 5シリーズツーリング 前編】きっとあなたも好きになる・・・イケメンワゴンが誘う理想の世界
【特別試乗企画 メルセデスベンツ Eクラス ステーションワゴン×BMW 5シリーズツーリング 前編】きっとあなたも好きになる・・・イケメンワゴンが誘う理想の世界
Webモーターマガジン
2号車キャデラックが降格/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 スターティンググリッド
2号車キャデラックが降格/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 スターティンググリッド
AUTOSPORT web
ついにヒョンデ 「アイオニック 5 N」発売開始! さらに”ドリキン土屋”監修のチューニングパーツも開発
ついにヒョンデ 「アイオニック 5 N」発売開始! さらに”ドリキン土屋”監修のチューニングパーツも開発
THE EV TIMES
F1ラスベガスGP、底力が試されるのは”第2回”? 初開催は成功裏に終わるも「どんなことからも学ぶことがある」
F1ラスベガスGP、底力が試されるのは”第2回”? 初開催は成功裏に終わるも「どんなことからも学ぶことがある」
motorsport.com 日本版
HKSからGT-R、86/BRZ、GRスープラ用フロアマットがリニューアルされて販売開始
HKSからGT-R、86/BRZ、GRスープラ用フロアマットがリニューアルされて販売開始
レスポンス
箱根のロング有料道路「値上げ」全線通ると普通車1000円超に 37年ぶり7月から 新割引も
箱根のロング有料道路「値上げ」全線通ると普通車1000円超に 37年ぶり7月から 新割引も
乗りものニュース
ホンダが「斬新 軽バン」発表! 荷室フラットで「快適車中泊」出来る? N-VANとe:では違いある?
ホンダが「斬新 軽バン」発表! 荷室フラットで「快適車中泊」出来る? N-VANとe:では違いある?
くるまのニュース
世界に1台しかないフェラーリ「テスタロッサ」タルガトップが5000万円からと激安の理由と製作したEBSとはなにもの?
世界に1台しかないフェラーリ「テスタロッサ」タルガトップが5000万円からと激安の理由と製作したEBSとはなにもの?
Auto Messe Web
3列シート 7人乗り、多彩なライフスタイルにフィットするSUV 電気自動車 メルセデス「EQB」を発売
3列シート 7人乗り、多彩なライフスタイルにフィットするSUV 電気自動車 メルセデス「EQB」を発売
AutoBild Japan
【悲報】 アバルト「F595」/「695」在庫一杯で国内販売終了のお知らせ 電動化の推進に伴い
【悲報】 アバルト「F595」/「695」在庫一杯で国内販売終了のお知らせ 電動化の推進に伴い
AUTOCAR JAPAN
ランボルギーニ公式コーヒー? 「ラヴァッツァ」とのパートナーシップ発表
ランボルギーニ公式コーヒー? 「ラヴァッツァ」とのパートナーシップ発表
レスポンス
「とても生産的」な学びを得たアロンソ。今季最多ポイント獲得のアストンマーティン/F1カナダGP
「とても生産的」な学びを得たアロンソ。今季最多ポイント獲得のアストンマーティン/F1カナダGP
AUTOSPORT web
手ぶらでサーキット体験!! レンタル車両にプロのレッスンまで! ブリヂストンのeスポーツとリアルのコラボが魅力満載
手ぶらでサーキット体験!! レンタル車両にプロのレッスンまで! ブリヂストンのeスポーツとリアルのコラボが魅力満載
ベストカーWeb
「マジでどうにかならないの?」 クルマの「水アカ問題」どう対処? “ガンコなこびりつき”を解決するアイテムとは
「マジでどうにかならないの?」 クルマの「水アカ問題」どう対処? “ガンコなこびりつき”を解決するアイテムとは
くるまのニュース

みんなのコメント

31件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

36.1405.2万円

中古車を検索
CX-5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

36.1405.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村