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【腰ぬかす?それともベンツなら当たり前?】これぞ走行距離王!このメルセデスW123の走行距離は何kmでしょうか?当てたらえらい!

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【腰ぬかす?それともベンツなら当たり前?】これぞ走行距離王!このメルセデスW123の走行距離は何kmでしょうか?当てたらえらい!

メルセデス・ベンツ V123(1986): メルセデスのタクシーは700万kmを走破した。このメルセデスV123はまさにキロメートルキングだ!1988年以来、このタクシーは700万km以上を走破し、今もなお健在だ。クレイジーな話だ!

永遠の車。グランカナリア島で、タクシーとして使われている特別な「メルセデス V123」が何十年もの間、熱心に走行距離を伸ばしている。この古いベンツは現在、700万km以上を記録しているという。これは、このタクシーにまつわる印象的な物語である!

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年間52回のオイル交換:多くの人が週に一度しか給油しないのに対し、この「メルセデス240D」は毎週オイルを交換している。それは、このタクシーが24時間ノンストップで使用されているからだ。この「240d」はグランカナリア島から一歩も出ることなく、世界175周分の距離を走破している。

超ロングホイールベースと8人乗り1986年、ドミンゴ(現在ではドミンギートとして島ではよく知られている)が自分のタクシー会社を設立するために、「メルデス 240D(V123)」ロングホイールベース・バージョンの新車を購入したことから、信じられないような物語が始まる。1977年に発表された「W123」のロングバージョンは、ホイールベースが630mm延長され、3列目のシートが装備された。これにより、全長5.36メートル、8人乗りのサルーンは、事実上、リムジンタクシーとなった。

これはドミンギートのアイデアでもあったが、実際に事業が軌道に乗るまでにはさらに2年を要することになる。「240D」は1988年8月30日に運行を開始して以来、毎日、毎日、熱心に走行距離を稼ぎ続けている。

週5,000km72馬力の4気筒ディーゼルエンジンを搭載した古いメルセデスは、実質的に止まることがない。8時間の3交代制で、1日に約700kmを走る。1週間の走行距離が約5,000kmということは、年間52回のオイル交換の回数も多くないということだ。古いベンツが今も走り続けているのは、細心の注意と定期的なメンテナンスのおかげである。例えば、ディーゼルエンジンは100万km走行するごとに、多かれ少なかれオーバーホールや徹底的な点検が行われる。実際、「W123」に搭載されるエンジンは2基目であり、ドミンギートは万が一エンジンが故障した場合に備え、別の代替エンジンを用意している。

このクルマとドライバーは、長い年月の間に多くのことを経験してきた。そのため、2008年にドミンゴはタクシーを修復し、以後会社のフラッグシップとして使用することを思いついた。当時の走行距離は380万km。

レストアの一環として、車体は補強され、サイズの小さいブレーキは最新のものに交換され、シートはすべて張り替えられた。

しかし、リフレッシュされた後、メルセデスは惜しまれることなく、再び使用され続けた。だから、その間に走行距離が倍増したのは驚くにはあたらない。2023年末には、「V123」はすでに700万kmの大台を突破していた。主要なマイルストーンは常にダッシュボードに記録され、すべての乗客がはっきりと読み取れるようになっている。

事故さえもW123を止めることはできない2022年、タクシーが他の車に追突されるという事故が発生したが、キロメートル王を止めることができたのはわずかな時間だった。古いベンツは修理され、すぐに復帰している。そして、毎週の走行距離約5,000kmを維持しているとすれば、その後さらに15万kmを記録し、ゆっくりと、しかし確実に1,000万kmの大台に近づいているということだ。

Text: Jan GötzePhoto: flickr/DanMorgan

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みんなのコメント

6件
  • ket********
    日本車も普通に運転して確実なメンテや修理さえすれば、100万キロは余裕で走りますよ。大多数の人は適当にメンテしたり、適当な整備士にメンテや修理を任せっきりの人が多いから、そこまで持たない。また飽きたり、古い車だと部品の確保も面倒くさくなったり、13年以上の増税等で、まだ走れるのに乗り換える人が多いでしょう。
  • oyoyo9206p
    センサーなど電子制御が無く、機械制御に徹していること。止めることなく常に動かしていること。そして何より「Das Beste oder nichts:最善か、無か」の哲学を徹底的に守り抜いて開発製造された時代のメルセデスであること。
    だからこんな走行距離を記録できるのだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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