日産自動車とオーテックジャパン、および、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は、東京オートサロン2018の出展概要を発表した。
今回の東京オートサロンでは、日産カスタマイズの柱の「グランドツーリング」のエッセンスを加えた「NISSAN LEAF」「NV350CARAVAN」、「X-TRAIL」のコンセプトモデルに加え、「FAIRLADY Z Heritage Edition」やNISMOロードカー、新たにプレミアムスポーティーブランドとして投入する「AUTECH」のコンセプトモデルなど、幅広いラインアップを通して、日産の新しいカスタマイズの世界を提案するモデルを出展する。
さらに、GT500 MOTUL AUTECH GT-Rのレーシングカーの展示や、各種トークショーイベントなども予定している。
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今年9月のフルモデルチェンジでインテリジェントに進化した新型「日産リーフ」に、「グランドツーリング」のエッセンスを加えた。エクステリアは、ブラック&マットシルバーのツートンカラーを装い、オーバーフェンダーや大径ホイールなどを施したロー&ワイドなスタイリングを演出。インテリアは、ブラックの内装色にアクセントを加えて上質でスタイリッシュかつ洗練された空間を演出。週末に郊外などへのロングドライブで快適な、ツーリングカーに仕立てた。(参考出品)
真のプロフェッショナルを求める多くのお客様に大好評の「NV350キャラバン」に、アウトドアもシティーユースも満喫できる「オールラウンダーグランドツーリング」のエッセンスを加えました。エクステリアは、フロントとリアにプロテクター、オーバーフェンダーやボディグラフィックをあしらい、オンロードもオフロードもこなせるオールラウンダーを表現。インテリアは、お気に入りのガレージをそのまま車内に移動させたような整った収納とこだわりのギアに囲まれた空間を演出。場所にとらわれず、趣味に妥協しない、プロフェッショナル向けのクルマに仕立てました。(参考出品)
アウトドアスポーツの醍醐味を楽しみ尽くしたいユーザーを中心に大人気の「エクストレイル」に、「アクティブなグランドツーリング」のエッセンスを加えた。エクステリアは、張り出したオーバーフェンダーに加え、鮮やかなプレミアムコロナオレンジを基調に大胆なグラデーションを纏ったボディグラフィックがさらにアクティブ感を表現。インテリアは、モノトーンにアクセントを加えてスタイリッシュさを演出。アウトドアに出かけるのが更に楽しくなる一台に仕立てた。(参考出品)
「フェアレディZ」は、1969年の初代S30型の発売以来、世界トップレベルの走行性能、走りのために鍛え上げられたしなやかでダイナミックなデザインなど、あらゆるシーンで走る愉しさを満喫できる真のスポーツカーとして世界で高い評価を得ています。本車両は、昨年アメリカで発売されたモデルをベースとした参考出品車だ。エクステリアは、ミラーやボディ各所にブラックのグラフィックを施し、インテリアは、随所にイエローのアクセントを取り入れている。(参考出品)
圧倒的な存在感を誇るエクステリアデザインや優れた操縦安定性のある走行性能、高い安全性で好評を得ている「エルグランド」の特別仕様車を展示する。(1月12日発表)
アウトドアシーンだけでなく、普段着としてアウトドアウエアを着こなす感覚でお乗りいただけるような、SUVテイストの新しいアウトドアバージョンの「NOTE e-POWER C-Gear」。遊び心を刺激する、存在感のある内外装とした。エクステリアにはダークメタリック色のスタイリングガードやホイールアーチガーニッシュ、専用デザインのアルミホイール、グリーン色をあしらった専用シートクロスを採用した。
よりプレミアム感の高いスタイリングや素材にこだわりを持たれる顧客に向けたスポーティブランドが「AUTECH」。カスタムカーづくりで蓄積してきた職人のこだわりを注入した「AUTECH」は、エクステリアにはプレミアムスポーティとして細部まで作り込まれたディティールとメタリックシルバーの専用パーツを採用し、上質さと先進性を表現した。インテリアには、AUTECHのアイコニックカラーであるブルーを随所にあしらい、上質な素材とディティールにこだわった個性的かつエレガントな空間を演出した。走る喜びや操る楽しさを満たすハンドリングや加速感はNISMOと共有しつつ、乗り味は「AUTECH」ならではのチューニングを施している。
会場には、2018年春に発売予定のSERENA e-POWERをベースとした「SERENA e-POWER AUTECH Concept(参考出品)」を展示するほか、「NOTE e-POWER AUTECH Concept(参考出品)」、「X-TRAIL AUTECH Concept(参考出品)」も展示する。 なお、コンセプトカーのベースとなる「SERENA AUTECH」については、1月12日発表となる。
「セレナ NISMO」は、NISMOがもつ技術を惜しみなく注入したモデルだ。「セレナ」の特長である家族での使い勝手のよさや乗員の快適性を損なうことなく、「迫力のスタイリング」と「爽快なドライビング」を実現しした。エクステリアはNISMOらしい精悍なデザインとするとともに、優れた空力性能を実現した。インテリアは随所にNISMOカラーのレッドアクセントをあしらうなど、ドライバーの気持ちが高揚するスポーティーな演出を施した。また、専用のボディ補強やサスペンションチューニングなどにより、気持ちのよいハンドリングを実現するとともに、専用ECMやマフラーを採用し気持ちの良い加速フィーリングを実現した。
EVにもNISMOのドライビングプレジャーを提供
新型「日産リーフ」は、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」や、わずか3操作だけで駐車に必要なステアリング、アクセル、ブレーキなどの操作を自動制御する「プロパイロットパーキング」を搭載。また、アクセルペダルのみの操作で、発進、加減速、停止保持を可能とした「e-Pedal」を採用している。
今回、参考出品する「LEAF NISMO Concept」は、EVの持つ環境性能はそのままに、NISMOらしいスポーティーな走りを実現したNISMOブランドによるEVコンセプトモデル。
専用のエクステリアは、NISMOのレーシングテクノロジーにより、Cd値を悪化させることなくリフト量を低減し、優れた空力性能を実現している。インテリアは、ブラック内装にNISMOのアイコニックカラーであるレッドのアクセントを施し、走りへの期待感を高める空間を演出している。また、チューニングされた専用サスペンションや高性能タイヤなどの採用に加え、電動駆動の特性を活かし、どこからでも瞬発力の高い加速フィールを提供する専用チューニングコンピュータ(VCM)を搭載したことで、NISMOらしい走りの楽しさを提供する。(参考出品)
「ノート」に搭載した日産の新技術“e-POWER”とモータースポーツで培ったNISMOのDNAが融合して生まれた「ノート e-POWER NISMO」。より新しく先進的な運転感覚や、胸のすくような加速性能、優れた静粛性を実現したe-POWER NISMOに、ミニサーキットでのスポーツ走行を楽しんでいただくために開発した専用コンピュータ、サスペンションパーツ、駆動系パーツなどを装着した。
「NISSAN GT-R NISMO」は、日産のモータースポーツを担っているNISMOのレーシングテクノロジーをフィードバックし、究極のハイパフォーマンスを実現するためにファクトリーチューンを施したNISMOロードカーシリーズのフラッグシップモデルだ。
そのもっとも象徴的なチューニング個所は、GT-R の高性能の根源となる強固なボディ。2014年モデルのGT-R NISMOから採用されたボンディングボディは、製造時に通常のスポットに加え、構造用接着剤による補強を追加し剛性を高めている。600psを生み出す専用チューンのVR38DETT 型エンジンは、GT3 選手権で使用する高流量、大口径のターボを搭載している。また専用のカーボンファイバー製フロントバンパーは、カーボンファイバーシートを幾層にも重ねて精巧に作り上げることで理想的な強度を実現。カナード形状のデザインがもたらす空気の流れにより大きなダウンフォースを発生させ、超高速域での優れた安定性を実現している。
エクストレイルの「NISMOパフォーマンスパッケージ」は、エクストレイル本来のスポーティーなスタイルを演出するだけでなく、エアロダイナミクスにより空力性能を大幅に向上させ、あらゆるシーンにおいてエクストレイルの持つ走行性能をさらに引き出す。
SUPER GT 2016のGT500クラスに出場した車両。2014-2015 年にチーム&ドライバーズチャンピオン連覇をもたらしたMOTUL AUTECH GT-Rの2016年参戦仕様。
この年、MOTUL AUTECH GT-R が開幕2連勝を飾り、NISSAN GT-R NISMO GT500は全8戦中5勝を達成し、その速さと強さを示した。(参考出品)
【NISSAN / NISMO collection】
日産ブース内にグッズ販売のコーナーを設置し、「NISSAN」ブランド、「NISSAN GT-R」等の車種ブランド、「NISMO」ブランドのウェアやグッズ、限定ミニカー等の販売を行なう。
【SNSの活用】
日産は、「ツイッター」や動画中継サービス「YouTube(ユーチューブ)」、「ニコニコ生放送」等のSNSを活用した情報発信を行なう。具体的には、ブースの様子やトークショーを生中継するほか、ファンとの双方向コミュニケーションを通してブースの臨場感を共有する予定です。
詳細は、日産カスタマイズWEBサイトと日産自動車モータースポーツ関連ツイッターアカウントで順次告知を行なう。
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