■第3世代i-MMD PHEV技術を搭載
ホンダの中国における合弁会社「広汽ホンダ」は、新型「ブリーズPHEV」(ブリーズハイブリッドe+)を2021年10月18日に発表しました。2021年現在、日本国内においてホンダはSUVのPHEVモデルを展開していませんが、どんなクルマなのでしょうか。
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新型ブリーズPHEVは、広汽ホンダが取り扱うミドルサイズSUV「ブリーズ」のPHEV仕様(外部充電可能なハイブリッド車)となるモデルで、ボディサイズは全長4718mm×全幅1861mm×全高1679mm、ホイールベースは2660mm。
2リッター直列4気筒エンジンにツインモーターPHEVシステム、大容量・大出力駆動用バッテリーを組み合わせた第3世代i-MMD PHEV技術を搭載します。EV走行可能距離は85kmです。
外観は、クローム加飾が特徴的な大型フロントグリルがフロントフェイスの存在感を主張。グリルとヘッドライトが連続したデザインで、ワイド感を演出します。
PHEV仕様専用の「e:PHEV」バッジを装着するほか、新デザインの18インチホイールも採用されました。ボディカラーとして、スカーレット、ベネチアンブルー、スターブルーなどの新色も設定されます。
内装は、5名が乗車可能な広い居住空間を実現したほか、30度のリアシートリクライニングや後席向けのミニテーブルなど、同乗者が快適に過ごせる装備も搭載されています。
安全運転支援システムとして「Honda SENSING」を搭載したほか、音声認識やボイスナビゲーションなどにも対応しています。
広汽ホンダは、ブリーズについて「(2019年発売以降の)累計販売台数が30万台近くに達し、月間販売台数も1万台を超える規模となる、強力なミドルクラスSUVです」と説明。
もとから凄まじい人気を誇るブリーズが、今回のPHEVモデル追加によってどれほどの注目を集めるのか、期待されます。
それではここでクイズです。
ブリーズは、じつは日本でも名前が知られているホンダのあるSUVの姉妹車にあたります。
日本市場では、そのSUVは2016年から2年間販売を休止し、2018年に5代目モデルとして販売再開されたという経緯がありますが、そのクルマの名前はいったいどれでしょうか。
※ ※ ※
【1】CR-Z
【2】HR-V
【3】CR-V
【4】CR-X
正解は【3】の「CR-V」です。
中国では、広汽ホンダと別の合弁会社「東風ホンダ」が取り扱い、ブリーズPHEVの姉妹車となるPHEVモデルのCR-Vも展開されます。
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