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本気度高いカスタムカーが凄かった! 約30台の「GR86」&「SUBARU BRZ」が大集合!? ファン驚愕の「86・BRZ STYLE」を菅生で開催

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本気度高いカスタムカーが凄かった! 約30台の「GR86」&「SUBARU BRZ」が大集合!? ファン驚愕の「86・BRZ STYLE」を菅生で開催

■初開催から5年ぶりの「SUGO 86・BRZ STYLE」

 2022年7月10日、真夏の太陽の光が降り注ぐなか、東北随一のレーシングコースである「スポーツランドSUGO」でスーパー耐久第3戦がおこなわれました。

【画像】我こそは…! 86&BRZオーナーが愛車自慢! 本気度高いカスタムの実車を見る!(31枚)

 スーパー耐久の今シーズンの参加台数は年間通してエントリー61台ととても多く、さらにスポット参戦や新規参戦車両など多くの参加者が集まるレースとなっています。

 そのこともあって全車が一斉に走れるコースも多くないこともあり、全9クラスあるなかで毎戦どこかのクラスがお休みという対応をして、ピットやグリッドなどに対応した参加台数になるようにコントール。

 さらにSUGOはコース全長が短くコース幅も狭いこともあり、全クラスが一斉に走ることは危険な場合もあります。

 安全にレースがおこなわれるように速度の違いで2グループに分けられ、各グループ3時間というレースが開催されました。

 日曜日には、初開催から5年ぶりとなる「86・BRZ STYLE」をスポーツランドSUGOで開催。

 スーパー耐久シリーズ第3戦の会場に特設会場を設けて、スーパー耐久に参戦する「GR86」「SUBARU BRZ」の応援をしながらのイベントとなり、オーナーズミーティングから参加者限定のパレードランがおこなわれました。

 スーパー耐久の3時間レースが終わったばかりのコース上では集合写真とパレードランを実施。コースに整列した横では表彰式がおこなわれている真っ最中という臨場感です。

 色とりどりの30台のGR86/SUBARU BRZがホームストレートに並ぶと、やはりスポーツカーはサーキットが似合うと感じさせてくれます。

 マフラーを変えている車両も多くパレードランが始まるといい音色響かせてコースを走行していました。

 その後、GR86/SUBARU BRZ専用駐車場に集合し再びクルマ談義に花を咲かせていると、レースが終わって表彰式に出ていたORC ROOKIE Racingのドライバー佐々木雅弘選手と、チームSDAエンジニアリングのドライバー井口卓人選手が会場に到着し、改めて記念撮影を実施。

 会場にはGR86/SUBARU BRZ、そのほかに歴代86が展示されていました。

 AE86が2台展示されていましたが、1台は歴代86が華麗な団体ドリフトを繰り広げるGRのCMに使われた車両で、「撮影中にドローンが車体に激突し、ボディに傷が付いた」といったエピソードが佐々木選手から語られました。

 もう1台のAE86は佐々木選手が購入しチューニングを施した車両。ピカピカに磨き上げられたボディに、エンジンルームも一通り手が加えられ王道のAE86チューニングカーといった様子が見られた車両です。

■本気カスタムに佐々木選手/井口選手も感心!?

GR86/SUBARU BRZ専用に佐々木選手と井口選手が共同で開発したエアロが装着された車両も展示されました。

 この車両は佐々木選手と井口選手が実際に乗っている車両ということもあって、実用性を損なわずしかししっかり個性を発揮するエアロが装着されています。

 GR86/SUBARU BRZでフロントバンパーの形状が違うことで、フロントリップスポイラーはそれぞれ専用形状になっていますが、サイドやリア、ウイングは両車共通で使えるようになっているとのことです。

 面白いのは佐々木選手のホイールが左右で色違いになっていたことです。

 これは当初黒が良いとリクエストをしたら「2本しかない」と返答が来たそうで、「シルバーも2本ある」とのことで、同じサイズながら左右で色違いのホイールセットになったといいます。

 しかし、左右で色が違うことでいろいろなスタイルを確認できるので「これはこれでアリ」とのことで、現在もこのままで乗っているそうです。

 井口選手のエアロは、ルーフがマットブラックのラッピングが施されており、ルーフのラインがより引き締まった感じに仕上がっているのが特徴的です。

 そのほか、会場内に展示されたデモカーなどの解説やユーザーの車両を見て周り、どのような仕様なのか、どのようなカスタマイズが行われているの交流もおこなわれました。

 フルノーマルの車両から各所に手が入れられたチューニングカーまでずらりと並び、同じ仕様が無いレパートリーの広さが感じられそれぞれのオーナーによるこだわりが感じられます。

 また、なかにはフロントはSUBARU BRZだけど、リアは86といった、両方のいいとこ取りした車両もあって、ユーザーの思い思いのカスタマイズが見られました。

 レーシングドライバーと間近に交流する機会がコロナの影響で少なくなっていたこともあり、ドライバーもユーザーも積極的に交流を図っていました。

 なかにはダッシュボードにサインを入れてもらうSUBARU BRZオーナーも現れ、「グッズにサインをしてもらうことはあるけどクルマ自体にサインしてもらうのは初めて」と感激した様子でした。

 最後に2人のサインを入れた86/BRZ STYLEのポスターと、急遽佐々木選手から提供された自身のドライビングバイブルを巡ってじゃんけん大会がおこなわれて終了となりました。

※ ※ ※

 次回は、2022年7月24日に富士スピードウェイで開催される86/BRZ STYLE。
 
 さまざまなコンテンツやゲストが予定されており、全国各地から参加するオーナーがどのような仕様で乗っているのか、期待されます。

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