なぜ「バスターミナル」は廃れるのか？ 昭和の遺物は過去のもの！ 買い物、通院、行政…地域住民の「あったらいいな」を叶える、次世代ターミナルを考える

昭和の遺産か再生資源か

皆さんは、現在のバスターミナルにどのような印象を持っているだろうか。バスの専門家である筆者（西山敏樹、都市工学者）は日本各地のバスを取材しながら利用しているが、近年バスターミナルの活気が失われつつあると感じている。

モータリゼーションの進展、人口減少、さらにはコロナ禍の影響により、高速バスや路線バスの廃止・減便が進み、利用者が減るのは当然の流れだ。

多くのバスターミナルは、バスの需要が高かった昭和時代に整備されたままの状態が続いている。

Comments

[fee********]

名古屋市民ですが、市バスが網の目のように発達していて、乗り換え無しで地下鉄の駅や路線によっては都心部の栄や名古屋駅まで行く路線バスもあり、通勤になくてはならない存在です。車や鉄道も選択肢としてあるが市バスは停留所まで徒歩3-4分と近く、始発寄りのためほぼ100%座れて乗り降りも階段がなく楽ちんで、廃線が無ければ老後も安心です。

[sek********]

バスターミナルにおおむね屋根がないので、夏は熱く冬は寒い。雨の日雪の日は最悪です。
ちゃんと屋根を作るか建物の一階部分にして欲しいですね。