電気自動車(BEV)が特別なものではなくなってきた。「BYD ATTO3」の納車式で、新しいパワートレインを持つクルマ「BEV」が着々と市民権を得てきていることを実感した。
日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2022年度の輸入電気自動車販売台数(日本メーカー車除く)は前年度比65%増の1万6464台で、輸入車販売台数全体に占める割合は6.7%だった。テスラはじめ、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ボルボ、ヒョンデなど各社がEVを投入し、消費者の選択肢が広がったこともあり増加傾向であるといえる。また、3月の輸入電気自動車販売台数は前年同月比14%増の1945台で、全体に占める割合は6.8%だった。
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電気自動車販売台数世界No.1の中国BYDが好調だ。BYD国内正規ディーラー1号店となる「BYD AUTO 東名横浜店」にて行われた納車式で「BYD AUTO 東名横浜店」株式会社アクセル の岡本二久代表取締役社長とオーナーのオオタさんへのインタビューをおこなった。
目標販売台数はクリアした
「BYD AUTO 東名横浜店」での2月からのBYD ATTO3の販売台数は48台。これは目標としていた30台を大きく超える数字となった。200人が商談に訪れており、購入者の20%がBEVの買い増し及びBEVからの買い替えと聞いてちょっと驚いた。80%は国産車(BEV、ICE)からの買い替えとのこと。ATTO3の価格が売りやすく、買いやすい戦略的な価格というのもあるかもしれない。
キャンプの電源として使いたい
オーナーのオオタさんは、ガソリン車からの買い替え組みだ。中国メーカーに対する不安があったようだが、試乗会で乗った印象が良かったこと、家族も運転するため、スポーツカーのような存在を主張するクルマよりも平均的なファミリーカーのようなクルマである必要があったことからATTO3は理想的なクルマだった。その点、BYD ATTO3は奇をてらったところはないが、ボディのチリが細く、ムラが無く、塗装もきれいといった基本的なところが良くできているのは、マニアでなくとも通じるようだ。さらに、最近購入した住居に充電設備が付いていたこともBEVを購入する大きなきっかけになっている。早くキャンプへ行って電源として使いたいと言う、その満面の笑みが印象的だった。
Text:アウトビルトジャパンPhoto:アウトビルトジャパン/BYD
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みんなのコメント
BEVをキャンプ電源として使ったら、帰りの電気はどうするのw
おそらくこの名前も本名ではなく、
祖国への暗号の意味合いを込めた
仮の名前でしょうね。