現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 国産車の大幅値上げ時代到来か! 「ハリアー」がマイチェンで価格上昇、200万円台グレードは消滅へ

ここから本文です

国産車の大幅値上げ時代到来か! 「ハリアー」がマイチェンで価格上昇、200万円台グレードは消滅へ

掲載 104
国産車の大幅値上げ時代到来か! 「ハリアー」がマイチェンで価格上昇、200万円台グレードは消滅へ

マイナーチェンジは9月26日?
売れ行き絶好調のミドルサイズSUVといえば、「トヨタ ハリアー」と「RAV4」が筆頭にあげられる。そのうち、都会的なクールなルックスを売りにする「ハリアー」が現行型初のマイナーチェンジを実施する。改良型ハリアーについてわかっている情報をまとめてみた。

>>トヨタ ハリアーのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのカタロググレードをチェックする

トヨタ「ハリアー」 ハイブリッドかガソリンか、買いのグレードはどれか?

待望のプラグインハイブリッドが追加
まず、購入を検討している人が今一番知りたいのは、マイチェンを機にグレード構成はどうなるのか、また大幅円安を受けて現行型と比べて価格は上がるのか? という点だろう。ここについては、最上級グレードとしてプラグインハイブリッド(PHV)が追加され、全体的に値上がりすることがほぼ確実視されている。

なかでもPHVは兄弟車のRAV4にあるのに、これまでハリアーでは選択できなかった。そのため、ハリアーのデザインに惹かれているのにやむなくRAV4を選んだ人も多いはず。さらに言えば、ライバルの三菱「アウトランダーPHEV」に流れてしまった顧客も少なくなかったと思われ、今後はハリアーがそうした潜在需要をしっかり拾っていけるようになる。

>>トヨタ RAV4 PHVのカタロググレードをチェックする
>>三菱 アウトランダーPHEVのカタロググレードをチェックする

もっとも、RAV4のように別モデルとしてPHVを複数グレード展開することは検討されていないようで、あくまでもハリアーでは既存ラインナップに追加するカタチをとるようだ。そして、値段の張る電池を大量に搭載することから、PHVはトップグレードのみに設定され、シリーズ中最も高価なモデルになる見込み。

パワートレーンはRAV4 PHVと同じ2.5L 直4ガソリンエンジン(177ps/219Nm)に前後ツインモーター(前182ps/270Nm,後54ps/121Nm)になり、システム総合出力は306psに達する見通しだ。

>>トヨタ ハリアーのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのカタロググレードをチェックする

PHVの車両価格は600万円超か
気になる価格は最上位ということもあり、600万円オーバーに設定される模様で、現在のハリアーで最も高価なハイブリッド(HV)・4WDの「Z レザーパッケージ」が504万円、RAV4 PHVのトップグレード「ブラックトーン」が539万円、アウトランダーPHEVのトップグレード「P」が532万円であることを考えると相当強気な設定となりそうだ。

ここまで読んで気づいた方も多いと思うが、今回のマイチェンによるハリアーの値上げは、かなり大きい。その上昇幅はグレードによっても違うが、10万円~15万円になりそうで、これまでFFの純ガソリン車なら200万円台(299万円)で買えたことを考えると、やや残念にも感じる。

もっとも、資材や流通コストなど何もかもが値上がりしている現在、今の価格を維持することはもはや不可能だったはずで、さらに今回のマイチェンでは通信型ナビの装備や予防安全システムのアップデートなども行われることを考えると、むしろこのレベルの値上げにとどめてくれたことに感謝すべきかもしれない。

>>トヨタ ハリアーのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのカタロググレードをチェックする

納期の長期化は必至
ちなみに、現行型ハリアーは爆発的人気に部品不足も相まって、既に受けた注文を取り消す事態になっているから駆け込みで買うことはできない。むしろ、既受注分を改良新型に対する注文に切り替えてもらっているという報道を見るに、マイチェン発表後に注文したのでは納期が相当長くなるだろう。なので、改良型を今から狙っている向きは、すぐにでもディーラーへ足を運んだほうがよさそうだ。

以上、ハリアーのマイチェンについて今わかっていることをまとめてみた。購入検討の参考になれば幸いだ。

>>トヨタ ハリアーのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのカタロググレードをチェックする

※写真は現行モデルです。
1~6枚目:ハリアー Z“レザーパッケージ”
7~8枚目:ハリアー G“レザーパッケージ”
9~10枚目:ハリアー Z ※OP装着車

こんな記事も読まれています

【MotoGP】どうだ見たか! バスティアニーニ、クビ間近での2位表彰台獲得は「特別なこと」ギリギリオーバーテイクで猛アピール
【MotoGP】どうだ見たか! バスティアニーニ、クビ間近での2位表彰台獲得は「特別なこと」ギリギリオーバーテイクで猛アピール
motorsport.com 日本版
「ダンボールで車つくってみた!」トヨタと職人がタッグ組むと… 完璧再現の車内に驚き多数
「ダンボールで車つくってみた!」トヨタと職人がタッグ組むと… 完璧再現の車内に驚き多数
乗りものニュース
ヘッドライトの検査が「ロービームのみ」への変更で「落検車」続出の可能性! 旧車乗りに突きつけられる厳しい現実
ヘッドライトの検査が「ロービームのみ」への変更で「落検車」続出の可能性! 旧車乗りに突きつけられる厳しい現実
WEB CARTOP
「小型ミニバンのベンチマークに」人気のホンダ『フリード』前身モデルにも漲る自負【懐かしのカーカタログ】
「小型ミニバンのベンチマークに」人気のホンダ『フリード』前身モデルにも漲る自負【懐かしのカーカタログ】
レスポンス
緑よ、永遠に! ポルシェ、「フオリ・コンコルソ2024」に参加
緑よ、永遠に! ポルシェ、「フオリ・コンコルソ2024」に参加
LE VOLANT CARSMEET WEB
【F1メカ解説】メルセデスがモナコに持ち込んだ新型ウイング。初期のフィードバックは良好……”弱点”の少ないマシンへの第一歩に?
【F1メカ解説】メルセデスがモナコに持ち込んだ新型ウイング。初期のフィードバックは良好……”弱点”の少ないマシンへの第一歩に?
motorsport.com 日本版
最強au TOMSのセットアップを真似て勝利掴んだDeloitte TOMS。今までそれができなかったのはなぜか? 転機となったSFでの“気付き”
最強au TOMSのセットアップを真似て勝利掴んだDeloitte TOMS。今までそれができなかったのはなぜか? 転機となったSFでの“気付き”
motorsport.com 日本版
ヤマハ:鮮烈な初日から一転し苦戦。リンス「マシンの感触が変わった」/第7戦イタリアGP スプリント
ヤマハ:鮮烈な初日から一転し苦戦。リンス「マシンの感触が変わった」/第7戦イタリアGP スプリント
AUTOSPORT web
圏央道の渋滞鬼門「八王子JCT」を避けられる? 中央道へ逃げる“2つのバイパス”とは? 超ショートカット&整備中ルート
圏央道の渋滞鬼門「八王子JCT」を避けられる? 中央道へ逃げる“2つのバイパス”とは? 超ショートカット&整備中ルート
乗りものニュース
FIA、F1の予算制限の規定を見直し。産休手当やチームスタッフの福利厚生を制限から除外へ
FIA、F1の予算制限の規定を見直し。産休手当やチームスタッフの福利厚生を制限から除外へ
AUTOSPORT web
運転中に雨で前が見えづらいです。 「フロントガラスの手入れ」はしたほうが良いのでしょうか? 自分でやるコツはあるのでしょうか?
運転中に雨で前が見えづらいです。 「フロントガラスの手入れ」はしたほうが良いのでしょうか? 自分でやるコツはあるのでしょうか?
くるまのニュース
イケメン度高めなロイヤルエンフィールドのミドルクルーザー『スーパーメテオ650』にアクティブバイク女子、指出瑞貴が乗ってみました!!
イケメン度高めなロイヤルエンフィールドのミドルクルーザー『スーパーメテオ650』にアクティブバイク女子、指出瑞貴が乗ってみました!!
バイクのニュース
ベクトリクスが新型『I-Cargo』を初公開予定…BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024
ベクトリクスが新型『I-Cargo』を初公開予定…BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024
レスポンス
EV小型トラック用タイヤにスポーツカー向け以上のこだわりが…エコ性能が高まれば、送料だって安くなる!?【Key’s note】
EV小型トラック用タイヤにスポーツカー向け以上のこだわりが…エコ性能が高まれば、送料だって安くなる!?【Key’s note】
Auto Messe Web
「カワサキコーヒーブレイクミーティング in とっとり花回廊」は6月23日開催!事前エントリーで「Kawaガチャ!」を狙おう  
「カワサキコーヒーブレイクミーティング in とっとり花回廊」は6月23日開催!事前エントリーで「Kawaガチャ!」を狙おう  
モーサイ
次世代“小型軽量”F1マシン登場の2026年シーズン、最低重量をクリアするチームはゼロ? ウイリアムズ代表が予想
次世代“小型軽量”F1マシン登場の2026年シーズン、最低重量をクリアするチームはゼロ? ウイリアムズ代表が予想
motorsport.com 日本版
【首都高情報】首都高速が2024年6月の渋滞予想カレンダーを発表。渋滞は少ないがPAの閉鎖に注意!
【首都高情報】首都高速が2024年6月の渋滞予想カレンダーを発表。渋滞は少ないがPAの閉鎖に注意!
Webモーターマガジン
中上貴晶、追い上げる展開のスプリントで16位「リヤのグリップに苦戦」/第7戦イタリアGP
中上貴晶、追い上げる展開のスプリントで16位「リヤのグリップに苦戦」/第7戦イタリアGP
AUTOSPORT web

みんなのコメント

104件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

312.8453.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8669.8万円

中古車を検索
ハリアーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

312.8453.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8669.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村