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150~280万円台までグレードも多彩。ホンダの超定番コンパクト「フィット」を価格or走り重視で選んでみた

掲載 更新 33
150~280万円台までグレードも多彩。ホンダの超定番コンパクト「フィット」を価格or走り重視で選んでみた

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ヤリスやノートに負けないホンダの定番コンパクト
ホンダのコンパクトカー「フィット」といえば、かつては日本一売れているクルマだったこともある人気モデル。ライバルたる、「トヨタ ヤリス」や「日産 ノート」に押されてはいるものの、コロナ禍においても年間5.5万台のペースで売れています。

ホンダ「フィット」 ライバルにはない“心地よさ”が魅力

フィットのパワートレインは、ホンダ伝統の「i-VTEC(ブイテック)」を備えたエンジンとCVTを組み合わせたガソリンエンジン車、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」の2種類に大きくわけることができ、さらにそれぞれにFFと4WDが設定されています。

ガソリン車、ハイブリッドともにグレード構成はBASIC(ベーシック)/HOME(ホーム)/NESS(ネス)/CROSSTAR(クロスター)/LUXE(リュクス)の5グレードが基本となっています。

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各グレードはテイストの違いで差別化されている
単なる廉価版~高級版といったグレード構成ではなく、BASICとHOMEは比較的オーソドックスに仕上げられ、NESSは内外装がアクティブなスポーティ仕様、CORSSTARは名前からもイメージできるようにSUVテイストで、LUXEは上級モデルからのダウンサイザーにマッチするような小さな高級車をイメージしています。

さらに、ハイブリッドのみコンプリートカーの「モデューロX」が設定されます。モデューロはホンダの純正アクセサリーを担当するホンダアクセスのブランドで、空力性能とサスペンションなどを独自にチューニングした仕様です。

クロスターのみ3ナンバーボディ。最高額グレードはリュクス
そんなフィットの価格帯をパワートレインごとに整理すると次のようになります。
1.3Lガソリン車(FF):155万7600円~207万6800円
1.3Lガソリン車(4WD):175万5600円~224万1800円
ハイブリッド(FF):199万7600円~286万6600円
ハイブリッド(4WD):219万5600円~259万1600円

基本的にはリュクスがもっとも高価なグレードで、ハイブリッドのFFはモデューロXが最高額となります。

フィットは日本のコンパクトカーとして5ナンバーサイズを守っていますが、SUVテイストのクロスターだけは専用エクステリア(前後バンパー、フェンダートリム、専用アルミホイール)によってワイドボディ化され、3ナンバーとなっています。それでも5ナンバーボディのリュクスのほうが価格は上な点は、やや紛らわしいのでご注意を。

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多彩なグレード。価格重視派と高性能重視派向けのおススメは?
このように駆動方式まで含めると4種類のパワートレインがあり、それぞれに個性的なグレードを用意しているフィットを選ぼうと思うと、どうしても目移りしてしまうでしょう。というわけで、最後に“コスパ(価格)重視派”と“走行性能重視派”に向けたおすすめグレードを挙げておきます。

ベーシック…ホンダセンシング標準装備で燃費も優秀なコスパモデル
とにかく安価にフィットのスタイルを手に入れたいというのではあれば、やはりおすすめはガソリン車のベーシックとなります。名前の通りベーシックグレードですが、ホンダの先進安全運転支援システムとなる「ホンダセンシング」は標準装備されていますし、装備を限定したことでシンプルに仕上がっていることで、燃費性能もフィットのガソリン車ではもっとも優秀な20.4kmn/L(FF・WLTCモード)となっています。

モデューロX…クラスを超えたスポーティな走りで独自の存在感
一方、フィットに与えられたスポーツ性能を引き出して走りを楽しみたいというのであれば、価格は上がってしまいますがモデューロX一択でしょう。ホイールのしなりまで計算に入れてトータルチューニングしたというハンドリングは完全にクラスを超えたもの。標準グレードと同じタイヤを使っているとは思えないほど走りは別物です。

モデューロXはハイブリッドにしか用意されていませんが、モーター駆動ならではのスムースでトルクフルなパフォーマンスを余裕で受け止め、その良さを引き出すシャシー性能になっているのです。走りにうるさい人であれば、モデューロXのハンドリングに価格以上の価値を見出すことは請け合いです。

なお、フィットのグレード選びで気をつけたいのは、グレードによって燃費性能が微妙に異なる点。よくカタログを見比べて、燃費と装備のバランスを吟味してほしいと思います。

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文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
※写真
1枚目:フィット e:HEV HOME(ホーム)
2枚目:フィット e:HEV NESS(ネス)
3枚目:フィット e:HEV CRSSTAR(クロスター)
4枚目:フィット e:HEV LUXE(リュクス)
5枚目:フィット e:HEV BASIC(ベーシック)
6枚目:フィット e:HEV モデューロX

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みんなのコメント

33件
  • ガソリンは1500じゃないぞ?
  • 自分は、ホンダのモデルチェンジは、コンセプトの継続がないことが多いとよく批判しているんだけど、まじめに作ると「華」が無くなってしまった。
    レンタカーで使ったとき、駐車場で、新車なのに目に飛び込んでこなかった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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