この記事をまとめると
■最近はトラックの新車が不足している
トラックにも旧車ブームが到来していた! 乗用車とはちょっと違う目利き方法と人気車種
■トラックの再生事業に注目が集まっている
■リトラスやタカネットサービスの事業について解説
中古車とは思えないほどキレイな仕上がり
半導体不足、ハーネス不足も一段落して、乗用車は国内向けの生産が増やされたこともあって、新車の納期がだいぶ短くなってきた。特定の人気車種はまだ半年以上、1~2年待ちといった状態ではあるものの、数カ月という納期のクルマも珍しくなくなった。
ところがトラックはといえば、日野自動車の不正問題による生産停止の影響を受けて、いまだに新車がぜんぜん足りない状況。2024年問題に対応しきれず廃業するトラック事業者もいるが、それでも新車は相変わらず足りていないようだ。
そこで人気急上昇なのがトラックの再生事業。まだ十分に使える中古トラックを再整備して、商品としての価値を高めるのだ。不動産でいえばマンションのリノベーションみたいなものだろうか。
そんなリノベトラックの雄がリトラスという会社。中古トラックを仕上げ直して販売する、というビジネスモデルを立ち上げたパイオニアだ。
単に整備をして販売するだけでなく、ボディが傷んだトラックはパネルバンや平ボディからウイングボディや重機運搬用のローダーなどに作り替え、新たな需要に対応させるなどの工夫もしている。
そんなリトラスが実績を上げているのに対して、新しいビジネスを打ち出したばかりの業者もあった。タカネットサービスは、もともと中古トラックの販売を手がけるため自社に整備工場を完備している。そんな同社が始めたのが「リフレッシュトラック」というサービスだ。
これは多走行の2t、4tトラック冷蔵冷凍車を対象に、まずタカネットサービスに査定してもらい一旦売却する。そのうえで、パワートレインだけでなく内外装もリフレッシュして、リース形式で再び利用してもらうというもの。
エンジンや駆動系をリビルドして、足まわりもオーバーホールし、見た目も中古車とは思えないほどキレイに仕上げ直す。機能的にも見た目も5年は使えるようにするというのが、このリフレッシュトラックの特徴なのである。
ジャパントラックショー2024では、そんなリフレッシュトラックのデモカーが展示されていた。その仕上がりぶりは見事なもので、パワーゲートも一見、新品に見えるほど美しく塗装で仕上げ直されていた。エンジンはオーバーホールし、インジェクターやタービンなども交換されているとのこと。
リビルド品を有効に使っているのもこのプランの特徴で、ターボチャージャーやEGRクーラー、セルモーターやオルタネータ、DPF、エアコンのコンプレッサー、ブレーキのマスターバックなどはリビルド品に交換されており、多走行でも安心して利用できそうだ。
しかも聞けば、納期は2~3カ月というのだから驚く。もっとも、このビジネスの需要が高まったら、さすがに納期は伸びるかもしれないが。とはいえ、リフレッシュ作業中は代車を利用することもできるので安心だ。
従来は多走行だから新車に入れ替えが当たり前だったものが「新車が手に入らない」、「燃料代や人件費など他のコストで新車を購入するのは難しい」という課題をかかえるトラック事業者向けに開発された新たな商品。賢いトラック事業者が利用することになりそうだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新型「クラウンパトカー」発見にSNS騒然!? 発売から2年 そもそもパトカーとして“使える”のか?
299万円!? トヨタ「ランクル250」が手に届きやすい価格に? 「VX(新車545万円)」を月々抑えて買う方法とは
“約214万円”からのトヨタ「新型SUV」正式発表! 「RAV4」サイズの快適モデル!? 25年3月に「bZ3X」発売、衝撃価格で中国に投入
11月1日から装着義務化されたバックカメラは一度味わったらもう手放せない! 1000円台から買える後付けカメラって大丈夫!?
スズキの「“2階建て”軽バン!?」公開! 斬新“横開き”式で「4人も寝られる」!? タフ仕様もカッコイイ“エブリイ”「スマイルファクトリー オフタイムBASE」お台場で実車展示
「バスが発進しようとしたので、急いで前に詰めたら、鳴らされました。運転手は懲戒処分ですよね?」質問に回答殺到!?「常識外れ」「もう運転やめてくれ」の声も…法律では誰が悪いのか
「右車線ずっと走って何が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「捕まるよ」「違反です」の声も…投稿者は「後ろから煽るほうが悪い!」と主張 法律ではどちらが正しいのか
マツダ「3列シートミニバン」復活する!? スライドドアの新型「ビアンテ」「プレマシー」はあり得る? 待たれる「“魂動”ミニバン」登場の可能性とは
ナンバープレートは個人情報じゃないけどネットで写真を出しても問題なし? 議論百出のナンバー晒し問題をオフ会の達人が法とマナーから考える!
「やっと来たか!」ホンダ『CB750ホーネット』日本発売決定に、SNSで膨らむ期待
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント