新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕がずれ込む中、急きょ始まったeスポーツイベント「F1 eスポーツ バーチャルGP」。その第3戦が中国の上海インターナショナル・サーキットを舞台にして行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が前回のベトナムGPに続いて2連勝を飾った。
ルクレールはアルバートパーク・サーキットを舞台にして行なわれた第2戦が初参戦だったが、いきなり2位以下を大きく引き離す走りを披露した。その勢いは今回の第3戦でも続き、予選から他を寄せ付けない速さを見せポールポジションを獲得。アレクサンダー・アルボン(レッドブル)がフロントロウに並んだ。
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28周で争われた決勝レース。好スタートを決めたルクレールがトップでターン1を通過するとアルボンが2番手、エステバン・グティエレス(メルセデス)が3番手に続いた。
この上海インターナショナル・サーキットはランオフエリアが舗装されている部分が多いのだが、実際のレースのようにトラックリミットの取り締まりが厳しくないこともあり、ほぼ全車がコース中盤のターン10や最終のターン16で豪快にランオフエリアを使う“超ワイドライン走法”を採用。バーチャルレースならではの光景が見られた。
スタートで大きなアドバンテージを得た首位のルクレールに2番手のアルボンが接近。2周目を終える頃には3番手以下を大きく引き離し、早くも一騎打ちの様相となった。
今回はソフトタイヤからハードタイヤに交換する戦略を採るマシンが多く、3周目のジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)を皮切りに続々とピットストップを敢行した。上位陣ではアルボンが、アンダーカットを狙い5周目にピットイン。翌周にタイヤ交換を行なったルクレールを逆転し実質のトップに浮上した。
またゴルフのPGAツアーで活躍するイアン・ポールターがルノーからエントリー。今回はゴルフクラブではなくステアリングを握って奮闘した。序盤から激しい接近戦を繰り広げたポールターは6周目にアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)をバックストレート終わりのターン14でインから抜き去るなど見せ場を作った。
レースは10周を過ぎ、ほとんどのマシンがタイヤ交換を完了。アルボンが首位をキープしていたが、徐々に接近してきていたルクレールが11周目に逆転に成功した。これに対しアルボンも再逆転を狙い必死に食らいついたが、ペースはルクレールの方が良く、両者の差は徐々に広がっていった。
一方、3番手争いも白熱した。序盤のピットストップ後に3番手に浮上したストフェル・バンドーン(メルセデス)だったが、これに周冠宇(ルノー)が接近し、16周目にオーバーテイクを決め3番手に浮上した。これに対しバンドーンも引き離されることなくチャンスを伺い、22周目のバックストレートでDRSを使用してオーバーテイクの”仕返し”に成功。3番手を取り戻した。
レース終盤まで3秒以内のギャップで緊迫した戦いを続けたルクレールとアルボンだったが、順位が入れ替わることなくそのままチェッカーフラッグ。ルクレールが2連勝を飾った。2位のアルボンはバーチャルGPでのベストリザルトとなった。
周とのバトルを制し3番手でチェッカーを受けたバンドーンだったが、レース中に複数回の警告を受けたとして3秒加算のペナルティが科された。これでバンドーンの最終結果は5位となり、中国出身の周が3位に繰り上がりで表彰台の一角を獲得した。
前回同様に予選、決勝ともに安定した速さをみせたルクレール。今後も彼の快進撃が続きそうだ。
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