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トヨタ新型「ランクル」TOYOTAロゴが輝く「GRスポーツ」新設定! 標準モデルとの違いは何?

掲載 更新 27
トヨタ新型「ランクル」TOYOTAロゴが輝く「GRスポーツ」新設定! 標準モデルとの違いは何?

■ランクルに新仕様「GRスポーツ」登場!

 トヨタの本格四駆「ランドクルーザー」が14年ぶりにフルモデルチェンジし、2021年8月2日に新型モデル(300系)が発売されました。

超豪華すぎる「ランドクルーザー」!? 最上級グレードにフル装備の仕様はいくら?

 新型ランドクルーザーは、標準モデルのほかに、新たな仕様として「GRスポーツ」が設定されました。標準モデルとGRスポーツの違いはどのようなところにあるのでしょうか。

 新型ランドクルーザーは、歴代ランドクルーザー(ステーションワゴン型)のヘリテージを追求し、本格オフローダーとしての力強さと品格のある佇まいを融合させました。

 キャビンを後ろ寄りに配置する、「キャビンバックワードプロポーション」とともに、タフで強靭なランドクルーザーらしい水平基調プロポーションとしています。

 また、ラジエーターグリルをヘッドランプと共に高い位置に配置。前後バンパーの下部も障害物をいなすような造形とするなど、オフロード走行時の機能性を重視したデザインとしています。

 ボディサイズは先代と同等の全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mm、ホイールベース2850mm。

 アプローチアングル32度、デパーチャーアングル26度、ランプブレークアングル25度、最大渡河性能700mmを確保しました。

 そのなかでも標準モデルの最上級グレード「ZX」は、フロントバンパーの下端を下げて厚みのある堂々とした顔つきとするとともに、リアバンパーはワイルドなメッキモールで低重心かつ安定感のあるたくましいスタンスを表現。

 リアはフラッグシップSUVにふさわしい厚みのある堂々としたスタイルで、大型で水平基調のリアランプは被視認性を考慮されています。

 一方でGRスポーツは、デザインに専用アイテムが設定されており、「TOYOTA」ロゴを装着したメッシュグリルや「GR SPORT」のエンブレム、専用ホイールアーチモール(ブラック)、専用リヤマッドガード、18インチアルミホイール(マットグレー)を装備。

 さらに、ロッカーモールや車名エンブレム、アウトサイドドアハンドル、ドアミラーをブラックで統一し、精悍な表情を演出しました。

※ ※ ※

 新型ランドクルーザーの内装は、操作性に配慮した機能的なデザインを採用。インパネ上部を水平基調にすることで、路面変化のなかでも車両姿勢を把握しやすい形状としました。

 また、過酷な路面状況下でも車両状況が把握しやすいよう、スピード・エンジン回転・燃料・水温・油圧・電圧が直感的に視認できる、6針式のメーターを採用。

 走行・駆動系、オーディオ、空調のスイッチを集約し、操作しやすい最適な位置に配置に配置しました。

 シートは構造などを見直すことで、優れた居住空間を確保。フロントシートバックを薄型にすることにより、2列目シートの乗員の膝まわりにゆとりをもたらします。

 内装色はブラックとニュートラルベージュ(ZXにオプション)を用意しました。

 GRスポーツの内装の基本的デザインは同じですが、本革巻ステアリングホイールやフロントシート、インテリア加飾などが専用となります。

 内装色はGR専用ブラックとGR専用ブラック&ダークレッド(オプション)が設定されました。

■悪路走破性や価格はGRスポーツのほうが上!?

 新型ランドクルーザーは、先代となる200系で培われた信頼性・耐久性・悪路走破性を継承しながら進化させ、世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現することを目指して開発されました。

 200系のフレーム構造は踏襲しつつ、TNGAプラットフォーム(GA-F)を新たに採用。高い剛性を確保しながら、ボンネット、ルーフ、全ドアパネルのアルミ化、高張力鋼板の採用拡大などによって約200kgの大幅な軽量化を実現しています。

 さらに、どのような道でも気持ちよく走破できるサスペンションを新開発。標準モデルは、フロントはダブルウィッシュボーン式独立懸架、リアはトレーリングリンク車軸式とすることで、オフロード性能とオンロード性能を両立させました。

 GRスポーツはさらに専用チューニングのサスペンションを搭載。専用スタビライザー、コイルスプリングを設定し、オンロードでは意のままの走り、オフロードでは設置性と走破性を高次元で実現しています。

 パワートレインはこれまでのV型8気筒エンジンに代わり、新開発のエンジンとして、415馬力/650Nmの3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンと309馬力/700Nmの3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルが標準モデルとGRスポーツに搭載されました。

 これらのV6ターボエンジンの性能を引き出す10速AT(ダイレクトシフト)を採用しています。

 なお乗車人数は、3.5リッターV6ガソリンターボが5人/7人、3.3リッターV6ディーゼルターボが5人乗りとなります。

 さらにGRスポーツは、電子制御でスタビライザー効果を変化させる「E-KDSS」を世界初搭載。

 市街地での走行安定性とオフロードの走破性を高次元で両立させるサスペンション制御システムで、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御し、路面状況や前後輪それぞれの状況に応じてより細かくスタビライザー効果を変化させます。

 なお、E-KDSSと合わせてばね定数やAVSも最適化。優れた操縦安定性とともに、サスペンションストロークを大きく伸ばし、ランドクルーザー史上、最長のホイールアーティキュレーションを実現しています。

 またGRスポーツには、リアに加えてフロントにも電動デフロックを搭載(標準モデルはリアのみオプション)。さまざまな悪路環境において、より優れた走破性を発揮するモデルとなりました。

 標準モデルとGRスポーツは価格も異なります。

 価格(消費税込)は、標準モデルの3.5リッターV6ガソリンターボが510万円から730万円、3.3リッターV6ディーゼルターボが760万円です。

 GRスポーツは、3.5リッターV6ガソリンターボが770万円、3.3リッターV6ディーゼルターボが800万円となり、どちらのエンジンにおいても標準モデルの最上級「ZX」より40万円高となっています。

※ ※ ※

 世界中のファンが待ち望んでいた新型ランドクルーザーですが、多くの受注があり、早くも納期に1年以上かかるといわれています。

 14年ぶりの新型登場で、早くも爆発的な人気を獲得しているようです。

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みんなのコメント

27件
  • オフロード性能を誇示しても、日本のランクルユーザーの殆どは非舗装路には踏み入れることは無い。
    タイヤや下回りが汚れる事を嫌う日本のランクルユーザー様ですから。笑
  • しかし、妬み嫉みがすごいね。
    200の時って、そんなだった?
    正直そんなに走ってないじゃない?
    納期数年らしいけど、そんなうじゃうじゃ走らないと思うよ?
    7割が個人登録って話もある。
    その数字がすでにおかしいもんね。
    200の時は9割法人だった。
    つまり、この人気はほぼ転売とみていい。
    もちろん国内ではなく海外。
    速攻バラして、部品にして輸出しちゃえば、
    関税の利鞘だけで相当稼げるわ。
    盗難みたいなリスク負う事もなく、正攻法だしな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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