現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「アル/ヴェル」の「静かさ」に驚愕!? 8年ぶり刷新でもはや「高級セダン並み」“静粛性”がスゴい!

ここから本文です

トヨタ新型「アル/ヴェル」の「静かさ」に驚愕!? 8年ぶり刷新でもはや「高級セダン並み」“静粛性”がスゴい!

掲載 94
トヨタ新型「アル/ヴェル」の「静かさ」に驚愕!? 8年ぶり刷新でもはや「高級セダン並み」“静粛性”がスゴい!

■静粛性も「快適な移動の幸せ」をかなえる重要な要素だった

 トヨタは2023年6月21日に、新型「アルファード/ヴェルファイア」を発表・発売しました。
 
 約8年ぶりのフルモデルチェンジでは「快適な移動の幸せ」を追求したといいますが、なかでも静粛性が大幅に向上しているようです。

【画像】めちゃカッコいい! ド迫力エアロの新型「アル/ヴェル」 を画像で見る(47枚)

 2002年に登場したアルファードは、FF(前輪駆動)プラットフォームの採用による広い室内空間や押し出しの強いフロントデザイン、豪華な内装などが人気を博しました。

 2008年には兄弟車のヴェルファイアが登場し、上級ミニバン市場をさらに活性化させました。

 8年ぶりのフルモデルチェンジではアルファードが4代目、ヴェルファイアが3代目へと進化。ボディサイズは全長が45mm延長されたものの全幅・全高は従来モデルとほぼ同等となったほか、走行性能や快適性、内外装デザインを中心に刷新されています。

 また、先代末期では人気が低迷していたヴェルファイアは、豪華路線のアルファードと差別化を図り、ダーク調のエクステリアや専用ブレース、独自チューニングのサスペンション、ハイパワーなターボエンジンを設定するなど、スポーティなモデルとして位置づけています。

 ラインナップでは7人乗りモデルのみとし、ガソリンとハイブリッドモデルを設定。グレードはベースの「Z」(ヴェルファイアは「Z Premier」)と最上級「エグゼクティブラウンジ」の2タイプとしました。

 そんな新型アルファード/ヴェルファイアですが、ロードノイズや風切り音についてさまざまな側面から対策を講じたといいます。

 開発から製造を手掛けるトヨタグループのトヨタ車体は7月19日に動画を公開。そのなかで、静粛性について2名の担当者が登場し、詳細に解説しています。

 ロードノイズ(走行時にタイヤと道路がこすれ発生する音)については、静粛性と乗り心地を両立する専用タイヤを新たに開発したほか、設計時に音の侵入経路を煙を用いて特定し、音が入る穴をひとつずつ塞ぐ対策を実施したといいます。

 静粛性/ロードノイズ低減担当の鶴 尋貴氏は、これについて動画内で以下のように話します。

「(ドアが)閉まって外界から音がパッと消えた瞬間、そこで静粛性いいよねと感じて頂いて、高速走行時でも心地よい静けさを体感いただければと思います」

 また、風切り音対策としてドアミラーとガラスの隙間を拡大させて空気の乱れを抑制するなど、ミラー配置を最適化。さらに、フロントピラーについても空気の流れが沿いやすい形状とています。

 静粛性/風切音低減担当の渡邉 裕昭氏は動画内で以下のように説明します。

「前席から後席まで自然に会話ができることは特に意識をして、前のクルマの乱れた風を受けたときでも、すごい横風の中を走行していても、乗っている方がストレスを感じないよう常に意識して開発してきました」

 一方で、無音の状態では人は不快感を覚えるということから、単に静かさを追求するのではなく、人が心地よく感じる周波数はそのままに、不快感を覚える音のみを低減したといいます。

 このように、乗り心地やシートの座り心地のみで快適性を追求したのではなく、静粛性も重要なポイントとして捉え、心地よい静けさを目指したことで、新型アルファード/ヴェルファイアのコンセプトである「快適な移動の幸せ」を実現したようです。

こんな記事も読まれています

5速MT搭載! スズキが「大きなワゴンR」実車展示!「軽自動車」超えたビッグサイズに「最新技術」採用したニューモデルに反響あり!
5速MT搭載! スズキが「大きなワゴンR」実車展示!「軽自動車」超えたビッグサイズに「最新技術」採用したニューモデルに反響あり!
くるまのニュース
1800馬力の電動ハイパーカー、ブガッティ『トゥールビヨン』発表…ヴェイロン 後継車は2026年発売
1800馬力の電動ハイパーカー、ブガッティ『トゥールビヨン』発表…ヴェイロン 後継車は2026年発売
レスポンス
BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か
BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か
AUTOCAR JAPAN
学生時代の愛車だったホンダ「CR-Xデルソル」を再び購入! バブル期の車だけあって、外装パーツが専用品で入手困難です
学生時代の愛車だったホンダ「CR-Xデルソル」を再び購入! バブル期の車だけあって、外装パーツが専用品で入手困難です
Auto Messe Web
7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
レスポンス
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
レスポンス
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
くるまのニュース
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
バイクのニュース
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
LE VOLANT CARSMEET WEB
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
motorsport.com 日本版
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
日刊自動車新聞
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
くるまのニュース
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
バイクのニュース
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
レスポンス
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
WEB CARTOP
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
AutoBild Japan
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
くるまのニュース

みんなのコメント

94件
  • いつも真っ先に文句を書き込むアンチが最近かわいく思えてきた。
    待ち構えてるんだよね?
  • 高級セダン並みって価格も大衆車でなくなりつつあるけどな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02199.0万円

中古車を検索
アルファードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02199.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村