マクラーレンは、アイルトン・セナの没後30年となる今年、彼の情熱的な人柄と人生観、そしてマクラーレンで獲得した3度のF1世界選手権タイトルと5度のモナコGP優勝を称えたトリビュートモデルを公開した。
伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナへのオマージュ
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マクラーレン・オートモーティブは、2024年のモナコGPでランド・ノリスとオスカー・ピアストリがドライブするMCL38 F1マシンにワンオフのカラーリングを施すと同時に、アイルトン・セナの才能やレースでの功績などを称え、マクラーレンが所有するヘリテージコレクションの中からプリプロダクションのマクラーレン・セナに、アイルトンへの賞賛としてユニークなハンドペイントを施したセナ・センプレのカラーリングを発表した。
今回のセナ・センプレのカラーリングは、マクラーレンとアイルトン・セナ財団とのパートナーシップのひとつとして制作された。このカラーリングは、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)を通じてマクラーレン・オートモーティブが提供する独自の塗装技術とクラフツマンシップのみならず、彼のF1でのキャリア、完璧を求める粘り強い姿勢、ブラジル人というバックグラウンド、そしてモナコの街並みを含むマクラーレンのレースの歴史が、鮮やかで大胆なカラーと特注のインテリア加工で表現されている。
2017年12月に公開されたマクラーレン・セナは、マクラーレン史上最も過激なロードカーとなる。究極のサーキット志向の市販車として設計、開発されたこのクルマは、妥協のないパフォーマンスへの徹底的なこだわりを体現している。
セナ・センプレの制作にあたり、マクラーレンは自社のヘリテージ・コレクションの一部であるマクラーレン・セナのプリプロダクションのビジュアルを刷新。このクルマは、その後のマクラーレン・セナ市販モデルのハイレベルなパフォーマンスとエンゲージメントの車両属性検証に使用されたほか、発表当初のキャンペーンをサポートするために広範囲にわたってメディアに露出、2018年6月にエストリルグランプリサーキットで開催されたグローバルメディア試乗会に参加した1台でもある。
プリプロダクションカーとしてマクラーレンに引き取られたこの車両は、その後、注目度の高いメディアのパフォーマンステストに参加し、シェフィールドにあるマクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センター(MCTC)のロイヤル・オープニングでは、ケンブリッジ公爵夫妻(現ウェールズ皇太子夫妻)やバーレーン王国の皇太子、サルマン・ビン・ハマド・アル・ハリーファ首相が出席するなど、マクラーレンにとって象徴的となる場面に立ち会ってきた。
セナのレガシーと彼の思想にインスパイアされたマクラーレン・セナには、セナの名前と、マクラーレンのバッジと共に「ダブルS」ロゴが刻まれている。このロゴは、フロント・クラムシェルに収められた排気口につながるブルーのパネルにあしらわれており、鮮やかなグリーンのリア・ウイングに描かれたセナの文字を引き立てている。
セナ・センプレに使用されるカラーリングは、ブラジルの国旗の色を反映したもので、MSOが新たに開発したウォッシュ・テクニックを用いて、鮮やかなイエロー、グリーン、ブルーの色調でまとめられている。この技法により、ペイントは互いに混色することなく溶け込み、同時にスピード感や波打つ旗の動きを表現することができる。この効果は、ノーズのマクラーレン・バッジにも適用されている。
グリーンとホワイトのボーダーラインがグラスハウスを囲み、ウィンドスクリーンの付け根の排気口は、セナの象徴的なレースヘルメットのデザインから着想を得てデザインされた。さらに車体側面の大きなエアインテークを覆うパネルには、MSOのペイントエンジニアが2つの異なるセナを表現。ハンドペイントで施され、細部にまで細心の注意が払われたドットマトリックス効果は、遠くから見ても鮮やかに感じられ、サーキット内外で活躍するセナを表している。
そして鮮やかなグロス塗装とは対照的に、サテン仕上げのカーボンファイバー製パネルがエクステリアとインテリアにあしらわれている。インテリアでは、グリーンのパンチングが施された特注のイエローのアルカンターラ張りと、ステアリング・ホイールのホワイトの12時の位置にあしらわれたマーカーを引き立てている。なお、ブラックのアルカンターラ張りのドアシルは、セナのサインとともに、彼の哲学と信念を表す以下の言葉が添えられている。
「I have no idols. I admire work, dedication and competence(私にスーパーヒーローはいません。私が大切にしているのは、仕事、献身さ、そして実力です)」
モナコGPで史上最多の6勝を挙げたアイルトン・セナの名は、F1の代名詞となっている。そして、その1989年から1993年まで、モナコGPで連続5勝の快挙を成し遂げた際のレースナンバーが透かしによって表されている。
セナが3度のワールドチャンピオンに輝いたF1チームへその功績を称え、マクラーレンはMCL38レーシングカーに特注のカラーリングを施した。鮮やかなイエロー、グリーン、ブルーのカラーリングは、アイルトン・セナのレース用ヘルメットからインスパイアされたもので、セナ・センプレをイメージさせるアートワークがデザインされています。
セナ・センプレのカラーリングが施されたマクラーレン・セナは、モナコGP開催期間中に展示される予定となっている。
■マクラーレン・オートモーティブCEO マイケル・ライターズ氏のコメント
「レースをするために生まれてきたアイルトン・セナ、彼のパフォーマンスと理想への情熱は、今もなおマクラーレンにおいて生き続けています。彼の名を冠したマクラーレン・セナは、彼のスピリットを体現した究極のモデルです。サーキットにかけるアイルトンの情熱的なエネルギーを細部までに精巧に表現し、パフォーマンスを極限までに追求した市販モデルの最高峰です。今回のマクラーレン・レーシングとのコラボレーションは、セナの没後30年を迎えたセナのレーシング・レガシーと彼の類稀なレーシング能力を称えるものです」
■マクラーレン・レーシングCEO ザック・ブラウン氏のコメント
「我々チームはこのマクラーレンのカラーリングを通じて、アイルトン・セナの輝かしい人生とレーシング・レガシーを称え、そして祝福できることを誇りに思います。セナは、F 1における偉大なアイコンとして、またマクラーレンにとって伝説的なドライバーとして尊敬され続けています。セナがマクラーレンに与えた影響は、レースでの記録だけでなく、チーム内での存在感、そして現在も受け継がれているレガシーなど、計り知れないものがあります。彼の活躍したサーキットで、グリーン、イエロー、ブルーのカラーに染まりレースができることを光栄に思います」
■セナ・グローバル ビアンカ・セナ氏(アイルトンの姪)のコメント
「マクラーレン・レーシングとマクラーレン・オートモーティブの協力のもと、この2つのマシンに施されたアイコニックなカラーを通して、アイルトン・セナの人生と遺産を称えていただけたことに感謝いたします。ともに多くの成功を収めたマクラーレンは、彼にとって多くのことを意味し、そしてそれは、今日でも多くの人々の記憶に残っています。彼に多くの喜びと勝利を与えたモナコを、マクラーレンが走る、というのは特別なことなのです」
関連情報:https://cars.mclaren.com/jp-ja
構成/土屋嘉久
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