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新型ハイラックスの登場迫る!? 電動化の可能性高まる次期型の進化の方向性や価格を予想

掲載 更新 18
新型ハイラックスの登場迫る!? 電動化の可能性高まる次期型の進化の方向性や価格を予想

現行モデルの登場から7年
現在新車販売されている国内ブランド唯一のピックアップトラックとして、プロフェッショナルやライフスタイルにこだわりを持つユーザーから人気を博している「トヨタ ハイラックス」。そのハイラックスが目下、受注を停止しているようだ。原因は部品不足による生産の滞りなどと推測されているが、可能性のひとつとして囁かれているのが近々実施されるフルモデルチェンジに向けた準備という説。そこで今回は、近々登場するかもしれない次期型の進化の方向性を予想してみたい。

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まず、国内におけるこれまでの現行ハイラックスの歩みを振り返ろう。タイで生産、日本に輸入され、13年ぶりに日本復活を遂げた8代目ハイラックスは、2017年に登場。海外をメイン市場に据えた全長5.3mという大きさにもかかわらず、日本におけるキャンプブームの波に乗り、アウトドアで使い倒せる実用性と広大な荷台が醸し出すワイルドなキャラクターがヒットを呼んだ。

“GRスポーツ”は今後も継続の可能性大
2020年にはフェイスリフトとエンジンの改良を伴うマイナーチェンジを実施。さらに、2021年には「TOYOTA」ロゴが入った専用フロントグリル等を装備する新グレード「Z“GRスポーツ”」が追加され、スポーティなルックスを好む向きにもアピールを強めている。なお、現地には2ドアのシングルキャブ仕様もあるが、国内導入されるのは4ドア・5人乗りのダブルキャブのみだ。

これまでのフルモデルチェンジが平均7年周期で実施されてきたことを考えると、2023年に新型がデビューする可能性は否めない。ただ、この12月にインドネシア市場では日本仕様と若干異なるルックスを持つ「GRスポーツ」が新グレードとして追加されたばかりで、1年経たずに新型がデビューというのは少し早すぎる感じもある。これらの事情を考えると、フルチェンジは早くても2023年末以降になるとみられる。

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コンセプトカーに見る次期型の電動化の可能性
昨年12月に発表されたトヨタの電動化戦略では、ピックアップトラックの電動モデルも居並ぶコンセプトカー群の一角に加わっており、その車格はハイラックスに近かった。つまり、次期ハイラックスには市場によってはEVが設定される可能性もあり、ハイブリッド仕様もほぼ確実にラインナップされることになるだろう。

現在の社会情勢や電動化に伴い増加する半導体の部品調達の事情を踏まえると、新型ハイラックスの登場は2024年にずれ込む可能性もあるだろう。これまでの流れを踏まえるとまずはタイなどの主要マーケットで展開され、日本にはやや遅れて導入される見通しだ。

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次期型のスタート価格は430万円程度か
価格については、現行の352万7000円というスタート価格から値上がりすることは必至だろう。その理由としては、資材価格の高騰や電動化による価格上昇に加え、昨今の円安による生産国との価格差が挙げられる。参考まで、国内のエントリーグレードに相当する仕様のタイでの価格は現在100万5000バーツ(約396万円)となっており、各種オプションの標準化や輸送費などを考えると今の国内価格は割安といえるのだ。そして、仮に国内仕様がハイブリッド化するなら、スタート価格は430万円程度になると見込まれる。電動化による燃費の向上や先進装備の充実を考えると、値上がりは致し方ないところだろう。

仮に値上がりしたとしても、電動化される(かもしれない)ハイラックスには、あいかわらず国内市場で競合するモデルは存在しない状況が続きそうだ。国内ではピックアップトラックのマーケットは小さく、強力な販売ネットワークを持つトヨタでなければラインナップに加えることは難しいからだ。輸入車勢まで視野を広げればジープ「グラディエーター」が存在するが、あちらは値上がりを続け、今や920万円(税込)の超高級車となっており、直接競合することはない。

>>ジープ グラディエーターのカタログモデルをチェックする
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ということで、新型ハイラックスは値上がりする可能性は高いものの、依然として市場では独壇場の状態が続く見通しだ。まずは新型に関する公式発表が行われるのを楽しみに待ちたい。

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みんなのコメント

18件
  • 現在2017年に購入仕事プライベートで使用し、16万キロを超えてますが全くノントラブルです。
    過去にこの様な車を所有した事はありませんでしたが、まだまだ乗れる(乗っても良い)と思える素晴らしい車です。
    唯一不満があるとすれば、現行には付いていると思われる追従機能が欲しいものですが新型が出るのであれば、購入も見据え発表が楽しみです。
    新型発表の頃には20万キロを超えているであろう今の車両を乗り倒そうと思います。
  • 個人的な意見ですけど、ラダーフレームのガチクロカン車にHVやEVは要らないと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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