■全長5.2m級のラージサイズがカッコいい!
ホンダの米国法人は2024年7月、ラージミニバン「オデッセイ」2025年モデルを発売しました。
日本で売られる同名モデルとは異なる仕様だといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】超カッコいい! ホンダ「“大きな”ミニバン」を画像で見る(30枚以上)
初代オデッセイは1994年にデビューしました。以降フルモデルチェンジが繰り返されて、現在は5代目となります。
ただし日本と米国では、その変遷が異なります。
日本仕様のオデッセイは、2013年に5代目が登場。国内向けとしては初の後席スライドドアを装備したほか、ボディサイズも拡大され、トヨタ「アルファード」などのライバルに対抗すべく、ラージクラスの高級ミニバンとしての進化を遂げています。
その後マイナーチェンジを重ねながら、2022年9月に国内生産工場閉鎖の影響を受けて一度販売を終了しています。
そして翌2023年12月、一部改良を実施した中国工場製のモデルを再導入して、現在も販売を継続しています。
一方米国では、2代目以降は日本仕様とは異なる大型サイズの独自モデルとして進化を遂げました。
現行モデルは、2018年にフルモデルチェンジを受けた5代目です。
最新の2025年モデルでは、外観デザインの変更や最新技術の導入が行われ、家族向けの高級ミニバンとしての魅力をさらに高めました。
米国向けオデッセイのボディサイズは、全長5212mm×全幅1993mm×全高1767mm。
日本のオデッセイ(全長4860mm×全幅1820mm×全高1695mm)と比べふた回り以上大きく、アルファード(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935-1945mm)の全高・全幅をも上回る大型ミニバンとなっています。
エクステリアは、フロントグリルのデザインを一新し、よりスポーティで洗練された印象となり、前後のバンパーやフロントマスクも改良され、ワイドなスタンスが強調されています。
特に、アグレッシブなデザインを採用したフロントバンパーやフロントマスクには、より大きなブラックフォグランプベゼルが備わり、リアバンパーにも、アキュラのスーパーカー2代目「NSX」と共通の垂直リフレクターが新たに組み込まれています。
また新デザインのホイールを全グレードに採用し、最上級グレード「Elite」には19インチアルミホイールが装着されました。
ボディカラーには、「ソーラーシルバーメタリック」と「スモークブルーパール」の2色が新たに追加されています。
メーター周りでは、各種情報を表示する7インチデジタルディスプレイが標準装備となり、左側にデジタルタコメーター、右側にアナログスピードメーターを配置しています。
インパネの9インチのカラータッチスクリーンは処理速度が向上し、ワイヤレスのApple CarPlayやAndroid Autoに対応しました。
またワイヤレス充電器やUSB-Cポートがキャビン内に増設され、利便性が向上したほか、後席のエンターテインメントシステムも刷新され、12.8インチ高解像度ディスプレイが採用されました。
安全性能も向上しており、安全運転支援システム「Honda Sensing(ホンダセンシング)」が標準装備されています。
これには衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、車線維持支援システム(LKAS)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などが含まれ、さらに後部座席に子供や荷物が残されていないかを確認する「リアシートリマインダー」機能が搭載されました。
パワートレインは、最高出力280馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒VTECガソリンエンジンを搭載し、10速ATと組み合わせます。
ちなみに日本仕様は、2リッター直列4気筒エンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用します。
米国向けオデッセイ2025年モデルの販売価格は、エントリーグレード「EX-L」が4万1920ドル(約644万円)から、最上級グレードの「Elite」が5万880ドル(約781万円)まで。
なお国内仕様のオデッセイの価格(消費税込み)は、480万400円から516万4500円です。
このように、同じ“オデッセイ”を名乗りながら、北米仕様と日本仕様ではデザインやサイズ、パワートレイン、シートレイアウトなどに大きな違いがあり、各市場のニーズに合わせた最適な設計が施されていることが分かります。
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みんなのコメント
お決まりパターンですね。
アルファードは記者の大好物ですね。