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WR-Vの安全性能をチェック!先進安全技術の充実度は?(2024年~現行モデル)

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WR-Vの安全性能をチェック!先進安全技術の充実度は?(2024年~現行モデル)

今の車には、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置をはじめとする先進安全技術が欠かせません。どれだけ進んだ機能を搭載しているか、またどれだけの種類の機能があるのかが車選びの重要ポイントのひとつともいえるので、よく確認しておきましょう。

ここでは、ホンダのコンパクトクロスオーバーSUV「WR-V」の安全性能について、詳しくご紹介します。

【公道試乗】ホンダ「WR-V」昔のドイツ車を思わせるような味わい、安さだけの車ではない(島崎七生人レポート)

全車に広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを備えた安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備している

安全性能においてグレードによる差はない

先進安全技術のオプション設定はない

WR-Vの安全性能の特徴

WR-Vには、検知システムに広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを備えた高精度な検知機能を有するホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備しています。

なお、グレードによって先進安全技術の充実度が異なる車種が多く、金額の高い上位グレードになるほど搭載する機能が多かったり、より進んだ運転支援機能や駐車支援機能を採用していたりするケースも少なくありません。また、運転支援機能や視界拡張機能などはオプション設定である、という車も多くあります。

しかし、WR-Vは全車に同じ内容の先進安全技術を搭載しており、安全性能についてはグレードによる差はありません。また、いずれのグレードにも先進安全技術のオプションの設定がなく、近年の多くの車種に採用されている車両の周囲や車を真上から見下ろしたような映像を映し出して安全確認をサポートする機能などは採用していません。

WR-Vに搭載される先進安全技術

ここからは、WR-Vに搭載される「Honda SENSING」に含まれるおもな先進安全技術について、見ていきましょう。

衝突軽減ブレーキ

誤発進抑制機能/後方誤発進抑制機能

近距離衝突軽減ブレーキ

急アクセル抑制機能

歩行者事故低減ステアリング

路外逸脱抑制機能

アダプティブクルーズコントロール

車線維持支援システム

標識認識機能

オートハイビーム

衝突軽減ブレーキ

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

先行車や対向車、歩行者を検知している状態で衝突の危険があるとシステムが判断すると、音や表示で警告するとともに自動でブレーキを制御して停止もしくは減速することで、衝突事故の回避や衝突被害の軽減を図る機能です。

約5km/h以上で走行中に作動します。

誤発進抑制機能/後方誤発進抑制機能

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

停車時、もしくは約10km/h以下の徐行時に進行方向にある壁などの障害物を検知します。障害物を検知している状態で必要以上にアクセルペダルを強く踏み込んで障害物とぶつかる危険が発生した場合はエンジン出力を抑制し、衝突の回避や衝突被害の軽減をサポートします。

近距離衝突軽減ブレーキ

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

約2km/h~約10km/hでの徐行時に障害物を検知し、ぶつかる危険がある場合はブレーキ制御を行う機能です。低速取り回し時の事故防止に貢献します。

急アクセル抑制機能

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

障害物の有無に関係なく、システムがアクセルペダルの開度や踏み込み速度から急アクセルであると判断した場合は警告を発するとともに加速を抑制する機能です。

急アクセル抑制機能は全車標準装備ではありますが、工場出荷時は機能がOFFの状態であり、ONにするにはディーラーでの有料セットアップが必要です。

歩行者事故低減ステアリング

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

約10~40km/hで走行中、歩行者側への車線逸脱、さらに歩行者との接触の可能性があるとシステムが判断した場合はステアリング操作を支援して回避操作を促す機能です。

路外逸脱抑制機能

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

走行中にシステムが車線を検知し、車両が車線を逸脱する危険があると判断すると音とステアリングの振動で注意喚起するとともに車を車線内へ戻す方向にステアリング操作をアシストする機能です。

アダプティブクルーズコントロール

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

あらかじめ設定した速度内で定速走行し、先行車に接近するとシステムが自動で先行車との距離や速度差を測定、システムが加減速をサポートして適切な車間距離を維持しながら先行車に追従してドライバーの負担を軽減する機能です。

高速道路などの自動車専用道路で使用する機能で、約30km/h以上で走行中に作動します。

車線維持支援システム

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

約65km/h以上で走行中に作動する機能で、車線を検知して車線内走行を維持するようにサポートする機能です。車線からはみ出す危険が発生した場合は、車線内に車を戻すようにステアリング操作をサポートします。

標識認識機能

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

システムが道路標識を認識し、標識に応じた適切なタイミングでディスプレイに表示することで標識見落とし防止をサポートし、標識に従った安全運転をサポートする機能です。

オートハイビーム

出典:ホンダ「WR-V」性能・安全

走行中に対向車のヘッドランプなどを検知して、自動でハイビームとロービームを切り替える機能です。

WR-Vには、このほかにも先行車の発進を知らせて出遅れ防止に貢献してくれる機能や、駐車時に前後の障害物を検知する「パーキングセンサーシステム」も搭載しています。

グレードによる機能差がないので、どのグレードを選んでも安心

WR-Vはどのグレードも安全性能に変わりはないので、安心してグレード選びができます。またWR-Vは全車が「サポカー」の中でも最も装備が充実した区分である「サポカーSワイド」に相当する安全性を有しており、安心してカーライフが楽しめるでしょう。

よくある質問

Q1:WR-Vはグレードによって安全性能に差がある?

A:WR-Vは全車にホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備しています。搭載される機能の充実度は全車同じであり、また追加できる先進安全技術のオプションもないため、安全性能においてグレードによる差はありません。

Q2:WR-Vにはどのような先進安全技術が搭載されているの?

A:歩行者や車両とぶつかる危険があればブレーキ制御を行う「衝突軽減ブレーキ」や、歩行者側への車線逸脱や歩行者との接触の可能性を検知すると回避操舵をサポートする「歩行者事故低減ステアリング」、車線内走行を維持するようにサポートする「車線維持支援システム」、高速道路で定速走行したり、先行車に追従したりすることでドライバーの負担を減らす「アダプティブクルーズコントロール」などがあります。

※この記事は2024年4月時点の情報で制作しています

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