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トヨタの「小さな巨人」が世界的な偉業! コンパクトカー「ヤリス」の世界販売台数が“1000万台”を突破

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トヨタの「小さな巨人」が世界的な偉業! コンパクトカー「ヤリス」の世界販売台数が“1000万台”を突破

■トヨタ「ヤリス」が世界的な偉業を達成!

 2023年3月30日(現地時間)、トヨタの欧州法人は、コンパクトカー「ヤリス」の全世界における累計販売台数が1000万台に到達したことを発表しました。
 
 トヨタのラインナップでこれまで累計販売台数が1000万台を超えたモデルは、「カローラ」「カムリ」「RAV4」「ハイラックス」「ランドクルーザー」の5車種。今回ヤリスはこれに次ぐ6車種目となり、新たな金字塔を打ち立てたことになります。

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 ヤリスは、日本市場では「ヴィッツ」の車名で販売されていたトヨタのエントリーモデルにあたるコンパクトカーで、4代目モデルからは日本でも“ヤリス”の名称に統一するかたちで改名されました。

 初代ヤリスは1999年に誕生。日本の愛知県の高岡工場からスタートしたヤリスの生産は、現在では生産拠点を日本をはじめ、ブラジル、中国、台湾、インドネシア、マレーシア、パキスタン、タイ、フランス、チェコ共和国の10ヶ国にまで拡大し、世界中に製造拠点を持つ真のグローバルモデルといえる車種に成長しました。

 ヤリスは幾度のモデルチェンジをおこなう中で様々な派生モデルも誕生し、現行となる4代目ヤリスでは、ハイパフォーマンスカーの「GRヤリス」やクロスオーバーSUVの「ヤリスクロス」を含む多くのファミリーモデルを販売。顧客のニーズに対するヤリスの適応性の高さを証明しています。

 2022年には、ヤリスファミリーの合計販売台数が欧州におけるトヨタの総販売台数の3分の1以上を占め、2023年2月末には欧州での累積販売台数が515万5506台に到達。記念すべき世界1000万台目の生産となったヤリスは「GR SPORT」モデルで、トヨタのフランス工場で生産されました。

 今回の発表について、トヨタの欧州法人の社長兼CEOマット・ハリソン氏は以下のようにコメントしています。

「初代ヤリスが世に出た時のことを鮮明に覚えています。“大きくて小さい”特徴的なキャラクターを持つヤリスが小型車セグメントを再定義することはすぐに分かりました。

 実際に初代ヤリスは2000年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、その20年後には4代目ヤリスも同様に欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。会社を代表してトロフィーを受け取ることができて大変光栄でした。

 ヤリスは、ヨーロッパにおけるトヨタの成長の代名詞であり、この地域で最も売れ、最も生産された車両になりました。

 しかしヤリスのサクセスストーリーはまだ終わりません。今後もヤリスが果たすであろうエキサイティングな役割を楽しみにしています」

※ ※ ※

 今回発表された計販売台数1000万台の内訳は、ヤリス、ヴィッツ、ヤリス クロス、GRヤリスのネームプレートのみを対象として集計されているということです。

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