1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に、今回は1960年代前半を振り返ってみたい。
好景気と技術の進歩から華やかなモデルが登場
1950年代末に誕生したスバル 360や三菱 500により、マイカーの夢が現実味を増した。それを後押しする形でトヨタは1960年の第7回ショーでUP10型(パブリカ)を参考出品。当時としては破格の賞金100万円で車名を一般公募して人気を煽った。一方、上級クラスでは小型車の規格改正で排気量の上限が2000ccに引き上げられたことに対応して、クラウンに1900DX(デラックス)を設定。ライバルの日産はオースチン A50に替わる純国産小型乗用車、セドリック1500と1900ccを投入し、クラウンに真っ向勝負を挑む。コロナ vs ブルーバードに次ぐTN戦争を予感させるショーだった。
トヨタが東京モーターショーで新型フルサイズワゴン「グランエース」を公開へ
1961年の第8回ショーはスポーツカーや試作車が数多く出品され、話題となった。プリンス スカイラインスポーツ、ダットサン フェアレディ、トヨペット スポーツX、ダイハツ700ccプロト、マツダ700(キャロルの原型)などがショーに花を添えたのだ。続く1962年の第9回ショーのハイライトはホンダの4輪デビュー作S360/S500だ。トヨタはスライディングキャノピーのパブリカスポーツ(プロトタイプ:タイトル写真のクルマ)を出品。にわかに600~800ccクラスのスポーツカーが脚光を浴びることになった。
1963年の第10回ショーは、マツダといすゞがロータリーエンジン(単体)を展示して注目される。またプリンスが参考出品した1900スプリントが近未来の国産スポーツの象徴として人気を呼んだ。上級クラスではトヨタがクラウンエイトを出品。また、三菱がデボネアを参考出品してトヨタ/プリンス/日産に続く小型フルサイズの第4勢力に名乗りを上げている。
1964年は、5月に行われた日本グランプリでポルシェに挑んだプリンス スカイライン2000GTの雄姿が鮮烈に残っていて、国産スポーツへの興味が高まった年だった。この年の第11回から「東京モーターショー」に名称を変更。参考出品車の中では、マツダ コスモスポーツとダットサンクーペ1500(初代シルビア)、パブリカスポーツ(最終仕様)への注目度が高かった。このほか、スカイライン2000GTはもとより、ベレット1500/1600GT、410型ダットサン ブルーバード1200SS、ダイハツ コンパーノスパイダーなど、スポーツモデルが人気を呼んだショーとなった。
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