後輪駆動車が人気ゆえに不遇な車種も……
スポーツカーと言えば後輪駆動! というイメージが強いところではあるが、コンパクトカーに関しては「ホットハッチ」と呼ばれるFFコンパクトスポーツも人気を集めている。しかし、ある程度車格がアップすると、やはりFFスポーツというのはあまり受け入れられないようで、走りのポテンシャルは高いものの人気車種になれなかった不遇な車種も存在している。そこで今回はそんな不遇の3ナンバーサイズFFスポーツを3台ご紹介したい。
「スポーツカーにモデルチェンジは不要」86とロードスターの開発責任者の本音
1)トヨタ・セリカ(7代目・最終型)
セリカというとラリーのイメージが強く、セリカのスポーツグレードといえばGT-FOURという図式が成り立っている。しかし、最終型となった7代目セリカは、それまでの土臭さとは無縁のアメリカでデザインされたシャープな外観を纏って登場した。
当初からFF専用設計で4WDは計画されておらず(ショーモデルとして4WDが作られたことはあったが)、ターボエンジンも用意されていなかったが、190馬力を発生する1.8リッターエンジンに6速MTの組み合わせ(SS-II)は間違いなくスポーツカーとして高いポテンシャルを持ち合わせていた。
2)ホンダ・プレリュード(5代目・最終型)
元々はスペシャリティカー(デートカー)として生まれたプレリュードだが、4代目ではスポーツカーへと舵を切り、5代目ではトップグレードのSiR タイプSに2.2リッターで220馬力を絞り出す専用チューニングが施されたH22A型エンジンを搭載していた。
さらにタイプSには左右駆動力分配システムのATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)も搭載され、FFとは思えないハンドリングを実現していた。なお、このATTSの発展形がのちのレジェンドなどにも搭載されたSH-AWDである。
3)三菱・FTO
1994年に登場したFTO。名前こそ71年に登場したギャランFTOを彷彿とさせるものだったが、クルマ的な共通項はほとんどないモデルだ。新たに誕生したFTOは前輪駆動ながらV6エンジンを搭載(廉価グレードは直列4気筒)したもので、同様の車種は前年に登場したマツダ・ランティスが存在していたが、FTOのMIVEC仕様エンジンは2リッターの排気量で200馬力を発生するものだった。
重いV6エンジンを搭載するFFにも関わらず、ハンドリングの評価が高かったのも特徴といえるが、日本で初めてマニュアルモード付ATを搭載したことも忘れてはならないポイントだ。
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