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新型「クラウン」で「車中泊」は可能!? 懐かしの「クラウン エステート」復活に期待大!

掲載 更新 33
新型「クラウン」で「車中泊」は可能!? 懐かしの「クラウン エステート」復活に期待大!

■4つのボディタイプを持つ新型「クラウン」で車中泊を楽しめそうなのはどれ!?

 2022年7月15日、トヨタから新型「クラウン」が発表されました。16代目となる新型は、ユーザーの多様な価値観やライフスタイルの変化に合わせた4つのバリエーションを設定し、まず今秋にセダンとSUVを融合した「クロスオーバー」から発売していく予定だといいます。
 
 近年ユーザーが強く関心を示している車中泊についても、新型クラウンは対応しているのでしょうか。

【画像】「これがクラウンなのか!?」斬新すぎる変身を遂げた16代目の新型「クラウン」シリーズを写真で見る(46枚)

 1955年の初代モデル以来、トヨタの高級車ブランドを代表するモデルとして67年に及ぶ長い歴史を重ねてきたクラウンですが、近年はその存在感もやや希薄なものとなってきたのも事実です。

 そんななかでトヨタは16代目開発にあたり、新時代のクラウン像として4つの新しいスタイルを生み出すに至りました。

 具体的には、セダンとSUVを融合させたリフトアップスタイルの「クロスオーバー」、スポーティな走りを実現させたスポーツSUVの「スポーツ」、ショーファー需要に応える正統派4ドアの「セダン」、SUVの「エステート」の4つです。

 セダン以外はSUVテイストのモデルが多くみられることから、車中泊の用途にも活用できそうな予感がします。

 SUVの場合、後席を前倒しし荷室と一体化することで寝床の代わりとすることができます。フラットな床面をつくることができれば車内での就寝スペースが確保できて、車中泊をすることもできそうです。

 ただし今回車両の概要が明らかにされたのは、2022年秋の発売を予定するクラウン クロスオーバーのみ。

 その他のラインナップについては今後1年半の間に順次発売していくとし、内装写真を含め詳細な情報はまだ不明となっています。

 そこでひとまず、新型クラウン クロスオーバーについて詳しくみてみましょう。

 全長4930mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベース2850mmと、堂々たるボディサイズを誇るクロスオーバー。後席の空間も余裕があります。

 一見するとボディタイプはSUV風ですが、荷物を積み込むための大型テールゲートはなく、後部に独立したトランクを持つ「セダン」スタイルを採用しています。

 カタログを見ると、積載性の説明に「9.5インチのゴルフバッグが3個搭載可能」と記されているのはいかにもクラウンらしいところ。

 後席シート全体が前倒し客室と荷室を一体でつなぐ機構は備わらず、センターアームレスト部の奥を開くトランクスルー機能があるのみです。

 運転席と後席をつないでフルフラットにするような機構もないので、残念ながら新型クラウン クロスオーバーでは車中泊はできそうにありません。

※ ※ ※

 新型クラウンの残り3つのラインナップで車中泊はどうでしょう。

 セダンは、クロスオーバー以上に正統派4ドアセダンスタイルを採用しており、明らかに車中泊には向いていなさそうです。

 残るスポーツとエステートはリアに大きなテールゲートを持ち、大きな荷室空間を有するSUVスタイルとなっています。

 そのうちスポーツのほうは、スポーティなフォルムと低く流麗なシルエットとなっており、荷室のユーティリティよりもスタイリングや走りの性能を重視したモデルとなりそうです。

 対するエステートは、かつて11代目クラウンで2007年までラインナップされていたステーションワゴンモデルの懐かしい名称を受け継いでいるのが、往年のクラウンファンにはたまらないところ。

 トヨタでもエステートは「機能的なSUV」だと紹介。4モデルのなかでもとくにスクエアなキャビン部を持ち、室内・荷室ともに格段に広そうです。

 全長や全幅といったボディサイズがクラウン クロスオーバーと同等かそれ以上だと仮定すれば、国産SUVのなかでもかなりの大柄な部類に属します。

 大人2名くらいが余裕で車中泊できるほど広くフラットな荷室空間となることを大いに期待したいところです。

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みんなのコメント

33件
  • なんでもかんでも車中泊につなげるなよ。クラウン買う人が車中泊付きで考えるのか?
  • イヤこのクラスの車を買う人が車中泊は求めて無いと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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