今ならまだふた桁万円で入手できる個体が多数!
未だに「旧車」というと1970年代以前のモデルを指すことが多いが、気がつけば来年で2020年となるわけで、1980年代に生まれた車両たちであっても40年近い年月を経た、立派な旧車と言えるのではないだろうか。
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そこで今回は80年代に生まれたモデルのなかから、これからジワジワと価値が上がりそうな車両を独断と偏見でピックアップしてご紹介したい。
1)トヨタ スターレット(EP82)
今ではヴィッツが担うトヨタ車のボトムラインを担当していたのがスターレットだ。元々はパブリカの派生車種のスポーティバージョンとして生まれたモデルということもあって、実用車ながらスポーツグレードも用意される車種だった。
4代目となるEP82型は先代と同じく前輪駆動レイアウトを採用し、スポーツグレードにはターボエンジンを搭載した「GT」を用意した。1.3リッターながら135馬力を発生するターボエンジンは活発そのもので、ボーイズレーサーやホットハッチにカテゴライズされ人気を博したモデルだった。
現在はタマ数も減少し、値上がり傾向ではあるものの、50万円台から見つけることができるラストチャンスかもしれない。
2)日産パオ(PK10型)
80年代に登場した日産のパイクカーシリーズ。基本的にはマーチのシャシーにレトロ感のある特徴のあるボディをかぶせたモデルではあるものの、内装まですべて専用のものが用意されるなど、かなり気合の入った商品展開をしていた。
登場順にBe-1、パオ、フィガロとなるが、その中でも一番販売台数が多かったのが、パオとなる。もちろんパオも極上の車両であれば新車価格に近いプライスタグを付けるものもあるが、安いものであれば、30万円台という個体も存在している。
専用部品の供給に不安が残るが、今や海外からも熱視線を集める車種となっているので、購入するのであれば今のうちかもしれない。
10万円台から見つかるモデルもあるので手軽に楽しめる!
3)三菱 デボネア(初代)
三菱のフラッグシップモデル、というよりも三菱系企業の役員車としての需要がほとんどだったと言われる初代デボネア。デビューは1964年だが86年まで何度か改良を受けながら生産が続けられていたことで、長寿モデルとしても知られた車種である。
デザインも元々ゼネラルモーターズに籍を置いていたデザイナーの手によるものであり、そのアメ車風のデザインは代用アメ車のカスタマイズベースとしても人気を集めた時代があった。
それだけに大掛かりなカスタマイズが施された個体も多く存在する一方で、60年代の味を残したノーマル状態の個体もあり、どちらのユーザーにもオススメできるモデルと言える。
価格も当時のフラッグシップモデルにもかかわらず、100万円以下のものが中心となっている。
4)スズキ ジムニー(2代目)
軽自動車ながら本格的なオフローダーとしても人気の高いジムニー。2世代目となるモデルは1981年から1998年までという非常に長い期間生産が続けられたモデルでもある。
当初は2ストロークのエンジンを搭載していたが、84年には4サイクルのインジェクションターボエンジンに変更。さらに軽自動車の規格変更に伴って90年2月には660ccエンジンを搭載するという変貌を遂げている。
そんなジムニーだけにタマ数は非常に豊富。安いものであれば10万円台から見つけることができる。
そのほとんどは660ccエンジンを搭載したモデルであり、かなり使い倒された感のあるものも多いが、あえてそれをピカピカに仕上げるというのも面白いかもしれない。
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