従来の顧客からの支持を保つためにキープコンセプトを選ぶことも
自動車のフルモデルチェンジといえば、「計画的陳腐化」とも呼ばれ、意図的にデザインを新しくすることで、旧型モデルを古臭く感じさせて買い替えを促すというものが一般的だった。
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しかし、最近では好評だった従来型のデザインを踏襲したキープコンセプトのフルモデルチェンジも珍しくなく、先日2代目へと進化したホンダN-ONEに至っては、前後バンパーと灯火類は先代モデルとほぼほぼ同一という究極のキープコンセプトとなっていた。
このようなキープコンセプトのフルモデルチェンジについては、従来型のユーザーからの見た目に関する評価が高いという点がもっとも大きな理由に挙げられる。
とくにN-ONEのように見た目が気に入って購入するユーザーが多い車種に関しては、大きくイメージを変更してしまって従来の顧客からの支持を失ってしまうのは得策ではないという判断があるのだろう。
ただプラットフォームが一新されたことで、最新の先進安全装備が備わるなど、メカニズム的なアピールポイントがあれば、販売面としてはプラスに作用することは間違いない。
N-ONEの場合で言えば、先代型には追加して欲しいという声が多かった3ペダルMTが新型プラットフォームにすることで搭載することが可能となり、軽のFFターボ車としては初の6速MTを搭載したRSグレードが新設されたという点がそれにあたることになる。
一方、マツダのCX-5もフルモデルチェンジによってそこまで外観が変わらなかった車種のひとつと言えるが、こちらはマツダのデザインテーマである「魂動デザイン」に基づいたデザインがなされており、一貫したデザインを継続することで、「マツダらしさ」を印象付ける効果を狙ったものと考えられる。
そのため、ほぼ変化のないN-ONEに比べ、全体のイメージこそ共通であるものの、細部を比較していくと先代型との違いを多く見つけることができるため、確実に進化していることが分かるというデザインとなっているのだ。
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みんなのコメント
フィアット500やミニがいきなりヤリスみたいな顔になったら違和感あるでしょ。