オートバックスセブンは1月29日、タイヤ専門店のビーライン(日高慎介代表、宮崎市)を同日付で買収したと発表した。ビーラインの持ち株会社であるシー・シックス・ツー・ホールディングス(東京都千代田区)を完全子会社化した。オートバックスセブンが現行の中期経営計画で取り組んでいる新規拠点や販売チャンネルの拡大に向けた施策の一環。併せて、同社が重視しているタイヤ小売りのボリューム拡大につなげる狙い。取得金額は非公表だが、2025年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
ビーラインは、九州から関西にかけてフランチャイズチェーン(FC)を含めて73店舗を展開している。ビーラインとシー・シックス・ツー・ホールディングスの資本金はともに1000万円。両社とオートバックスセブンとの間に、取引や資本関係はなかった。株式譲渡契約は締結済みで、社名変更は行わない。ビーラインは代表者を変更しない。シー・シックス・ツー・ホールディングスについては、現在の代表者を含めて非公表としている。
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