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フォルクスワーゲンが新型「T-Roc」を発表、4WDのハイパフォーマンスモデル“R”を設定

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フォルクスワーゲンが新型「T-Roc」を発表、4WDのハイパフォーマンスモデル“R”を設定

T-Roc R

全世界累計販売台数が100万台超のクロスオーバーSUVのベストセラーモデル

ランボルギーニ伝統のV12エンジンを搭載した最終モデル「アヴェンタドールLP780-4 Ultimae」が最高傑作といわれる理由

フォルクスワーゲン ジャパンは、マイナーチェンジしてさらに進化を遂げたクロスオーバーSUVの新型「T-Roc(ティーロック)」を7月25日より販売する。また、今回のマイナーチェンジに合わせてハイパフォーマンスモデルとして、2.0TSIエンジンを積んだ“R”をT-Rocシリーズに日本初設定する。

T-Roc

この「T-Roc」は、欧州デビューからわずか4年で全世界累計販売台数が100万台を超えるクロスオーバーSUVのベストセラーモデル。日本では2020年7月に導入を開始し、2021年(1月~12月)における登録台数は7,241台となり、輸入車SUVカテゴリーにおいて「T-Cross」に次いで第2位となっている。

中でも特徴的なエクステリアデザインや2トーンカラーが選択できる幅広いカラーバリエーションといったデザインにおいて、ユーザーから高い支持を得ている。

T-Roc インテリアイメージ

T-Roc TDI R-Line インテリアイメージ

T-Roc TDI R-Line シート

今回マイナーチェンジを行った新型「T-Roc」は、ダッシュボードやドアトリムにステッチを施したソフト素材やレザレットを新たに採用するなどのインテリアの改良により、質感が大幅に向上。

また、インフォテイメントディスプレイはタブレットのように配置され、全グレードに標準装備されるデジタルメータークラスターやタッチコントロール式のエアコン操作パネル、さらに新デザインのステアリングホイールなどがモダンで先進的なインテリア空間を創出している。

T-Roc

LEDマトリックスヘッドライト “IQ. LIGHT”

LEDテールランプ(ダイナミックターン インジケーター付)

そして、エクステリアデザインも刷新を行い、クロスオーバーデザインをより印象的なスタイルで表現。前後バンパーの意匠変更により表情豊かなフロントデザインと力強いリヤデザインとなったことに加え、ライト回りのデザインも刷新された。

フロントグリルにはエンブレムを挟んで左右に一本LEDストリップが設置された他、フロントエプロンには新デザインの六角形のデイタイムランニングライトが装備され、T-Rocが持つ革新的なイメージがより強固なものとなった。]

ハイパフォーマンスモデル“R”を日本初設定

T-Roc R

また、今回のマイナーチェンジに合わせハイパフォーマンスモデルとして、『R』を日本で初めて導入する。近年、SUVブームの中で、ハイパフォーマンスSUVモデルは存在感を高めており、中でも輸入車マーケットにおいては、各セグメントにハイパフォーマンスSUVモデルがラインアップ。

T-Roc R インテリアイメージ

そのような市場動向の中、昨年日本初導入をした『Tiguan R』は、欧州のプレミアムブランドに匹敵するパフォーマンス・先進装備・内外装デザインにより多くの顧客から好評を博しており、Tiguan全体の中で約2割を超える人気グレードとなっているという。

さらに、ユーザーからも設定を期待する声が多数あることに加え前述のような市場動向も鑑み、今回Tiguanよりも小さいクロスオーバーSUV「T-Roc」のハイパフォーマンスモデル“R”を日本初設定することとなった。

T-Roc R

T-Roc R

19インチホイール/ブルーブレーキキャリパー

この新型「T-Roc R」は、フロントおよびリヤデザインに加え、19インチアルミホイール、ブルーにペイントされた大型ブレーキキャリパーなど、専用アイテムを多数装備。パワートレインは300PSを発生する2.0TSIエンジンを採用し、わずか2、000rpmの低回転域から400Nmの強大なトルクを発生し、0-100km加速は4.9秒を記録(欧州参考値)。

トランスミッションは7速DSG、4輪駆動モデルのハイパフォーマンスSUVとなる。

最新の運転支援システムや快適装備を標準装備

同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”イメージ

新型「T-Roc」には最新の運転支援システムや快適装備を数多く標準装備としている。例えば、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”は、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポート。

高速道路などの長距離移動において安全性の向上と疲労の軽減に寄与する。

また、緊急時停車支援システム“Emergency Assist”は、ドライバーが意識を失うなど運転操作を行えない状態をシステムが検知すると、警告音と警告表示により注意喚起を行い、最終的には同一車線内にて車両を停止させることが可能で、車両の暴走による事故を未然に防ぎ、被害を最小限に抑える。

Volkswagen純正 インフォテイメントシステム“Discover Pro”

これらの新型「T-Roc」初採用となる運転支援システムに加え、駐車時にステアリング操作を自動で行い、安全な駐車をサポートする駐車支援システム“Park Assist”などの運転支援システムも全車標準装備となっている。

また、快適装備は、9.2インチの大型モニターを搭載したVolkswagen純正インフォテイメントシステム”Discover Pro“を採用した他、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルを採用しており、先進的なインテリア空間を感じることができる。

T-Roc TSI Active

T-Roc TSI/TDI Style

T-Roc TDI R-Line

グレード展開は、Travel AssistやPark Assistなどの最新の運転支援システムが標準装備とした『TSI Active』をエントリーグレードに設定し、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”やパワーテールゲート(挟み込み防止機能付、“Easy Open & Easy Close”機能付)を標準装備した『TSI Style/TDI Style』。R-Line専用エクステリアやシートを身に纏い、18インチアルミホイールを装着した『TDI R-Line』。

T-Roc R

そしてT-Rocで唯一フルタイム4輪駆動“4MOTION”を採用し、アダプティブシャシーコントロール“DCC”を標準装備、内外装でスポーティーな専用の内外装に加え、専用のスポーツサスペンションにブルーでペイントされたブレーキキャリパーを装着したハイパフォーマンスモデル『R』の合計5グレード展開。

ボディカラー:ペトローリアムブルーメタリック

ボディカラー:アスコットグレー

ルーフ:ブラックルーフ

ルーフ:ホワイトルーフ

ボディカラーは新色のペトローリアムブルーメタリックの他に、アスコットグレーやパイライトシルバーメタリック、キングズレッドメタリック(有償オプションカラー)に加え、新型「T-Roc R」専用色として、ラピスブルーメタリック(有償色)を含む全9色展開。

ボディカラーによって、ルーフカラーをブラックもしくはホワイトに選択する事も可能で、全部で14通りの多彩な組み合わせの中から選ぶことができる。

※掲載の写真は欧州仕様車で、日本仕様車とは異なる。

【メーカー希望小売価格】

・TSI Active 1.5L TSI(110kW) /FF 3,943,000円(税込)
・TSI Style 1.5L TSI(110kW) / FF 4,179,000円(税込)
・TDI Style 2.0L TDI(110kW) /FF 4,393,000円(税込)
・TDI R-Line 2.0L TDI(110kW) /FF 4,609,000円(税込)
・R 2.0L TSI(221kW) /4MOTION 6,266,000円(税込)

【主要諸元】

:パノラマスライディングルーフ装着車 ():DCCパッケージ装着車
*T-Roc Rは輸入自動車特別取扱制度届出のため、燃料消費率や最小回転半径は国土交通省への届け出項目に含まれておらず測定値がありません。

関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/t-roc.html

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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みんなのコメント

9件
  • 1世代前までのパサートやゴルフは価格が国産とあまり変わらなかったから乗り換えててた。
    新型ゴルフもティグアンももうプレミアムカーに近い価格なので乗り換え出来ません…
  • ボディサイズや排気量などスペックで国産車と比べてもねえ。
    車両価格の差を仮に10年乗ったとして年割りにしたならば、
    満足度からしたら然程には高額とも言えないのではないかな。

    移動体としては国産車で十分に用は足りてはいますので・・、
    プラスαなところに価値を見出せるか否かがポイントですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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