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最高速度は350キロ&0−100キロ加速は2.7秒!? 1275馬力の“マクラーレン史上最速”スーパーカー 新型「W1」日本初公開

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最高速度は350キロ&0−100キロ加速は2.7秒!? 1275馬力の“マクラーレン史上最速”スーパーカー 新型「W1」日本初公開

4L・V8ツインターボ+モーターで1275馬力・1340Nmの怒涛のスペック

 マクラーレン・オートモーティブは2024年11月13日、同年10月6日に世界初公開されたマクラーレンの新型スーパーカー「W1」を東京・渋谷のイベントスペース「TRUNK BY SHOTO GALLERY」にて日本初お披露目しました。

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 新型W1は、1992年に発表された「マクラーレンF1」、プラグインハイブリッド機構を採用して2012年に発表された「マクラーレンP1」という2台の、革新的な継承モデルとして登場した新世代スーパーカーです。

 新型W1のパワートレーンには、4リッター90度V型8気筒ツインターボエンジンに、エレクトリックモジュールを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)システムを採用しています。

 このエンジン単体でも最高出力928psを発生。1リッターあたりの最高出力は233psにも達し、これはマクラーレンのエンジン史上最高の数値となります。

 組み合わされるエレクトリックモジュールも、最高出力347psと最大トルク440Nmを発生します。電気モーターとコントロールユニットを一体化し、軽量化とパッケージングの最適化を実現しています。

 システム総合では、最高出力1275psと最大トルク1340Nmという驚異的なパワースペックを誇ります。これは、想定される主要な競合モデルのハイパーカーをすべて凌駕する性能です。

 トランスミッションは8速DCTを組み合わせ、後輪を駆動するミッドシップRWDとなります。ただし、後退はモーター駆動となります。

 ボディサイズは全長4635mm×全幅2074mm(ミラーをたたんだ状態)×全高1182mm。ホイールベースは2680mm。マクラーレンの最新モデルである「アルトゥーラ」と比較し、96mm長く、161mm幅広く、11mm低い、かなりロー&ワイドなプロポーションです。ホイールベースも40mm長いです。
 
 新型W1は、世界最先端を誇るマクラーレンの軽量エンジニアリングによって、最軽量乾燥重量は1399kgにおさえられています。パワー/ウエイトレシオは911ps/トンと、マクラーレン スーパーカー史上最高の数値を実現しています。

世界限定399台はすでに完売

 新型W1のスタイリングはF1マシンから着想を得たグラウンドエフェクト エアロダイナミクスとマクラーレンのレースモードとを融合させています。

 レースモードではフロントが37mm、リアが17mm車高をダウンし、最大1000kgのダウンフォースを発生します。

 また、後方に300mm展開する「マクラーレン・アクティブロングテール」リアウイングを含め、公道走行可能なマクラーレン車で最も先進的なアクティブ エアロパーツを装備しています。

 0−100km/h加速は2.7秒、0−200km/h加速は5.8秒、0−300km/h加速は12.7秒以下で、最高速度は350km/hで電子リミッターが作動します。

 0−300km/h加速のタイムは「スピードテール」を上回り、マクラーレンが基準とするサーキットでは「マクラーレン セナ」のラップタイムを3秒短縮しました。

 マクラーレン独自のカーボンファイバー製モノコックは、W1専用の「マクラーレン エアロセル」を採用しています。フロントサスペンションはエアロセルに直接マウントされ、外から見ることができます。

 主要なコンポーネントは3Dプリンターで製作したり、チタン製パーツを活用することで軽量化を最大限に進めています。

 ドアの開閉はマクラーレン車伝統のディヘドラル式と呼んでいますが、従来までの前ヒンジで斜め上方に開くタイプではなく、いわゆるガルウイング式に開くタイプとなっています。

コクピットではシートはモノコックに一体化され、ドライビングポジションはペダルやステアリングホイールなどを動かして調整します。

※ ※ ※

 マクラーレン新型W1の生産台数は世界市場全体で399台に限定されています。ただし、すでに完売しているといいます。

 欧州で発表された車両価格は、英国付加価値税を含めて200万ポンド(日本円で約3億9500万円)となっていますが、インテリアはMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)を活用することでさまざまにカスタマイズが可能で、自分だけの1台を創り上げることができます。

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