F1ファンがこうじてレッドブル柄にチャレンジすることにした
本気でサーキットを走るユーザーから、ストリート仕様で楽しむカスタムユーザーまで、幅広いオーナーに支持されているのがトヨタ「GRヤリス」です。気心の知れた仲間たちが集まるGRヤリスのオフ会が全国各地で賑わっていますが、4月13日に長野県の天竜峡パーキングで開催されたのが“GRヤリスowner’s meeting in天竜峡”になります。X(旧Twitter)からの呼びかけで、全国各地から約100台のGRヤリスが集まりました。今回は、ロバンペラがドライブするレッドブルGRカローラ仕様にカラーリングした1台です。
トヨタ「GRヤリス」を海外パーツで唯一無二のスタイルに! 通勤仕様が気がつけば見事なまでのローダウンに変貌した経緯とは
ランエボIVからの乗り換え。フルタイム4WDの速いクルマが好き
デカチリさんは、モータースポーツの経験はないがハイラックスからランエボIVに乗り換えて林道を走り回っていた。未塗装でミューの低い林道を速く走るにはパワーのあるフルタイム4WDが有利。ランエボIVもかなり古くなってきたので次に乗るクルマを探していた時、スバル車への乗り換えも考えたが水平対向エンジンはイマイチ物足りない。そんな時に、発売されたのがGRヤリスだった。コンパクトなボディにハイパワーなターボエンジンを搭載するフルタイム4WDは、まさにデカチリさんが望んだクルマ。RZハイパフォーマンスのファーストエディションを迷うことなく購入した。
手に入れたGRヤリスをドライブした第一印象は「優等生のスポーツカー」。ランエボIVと比べるとかなりマイルドで知らぬ間にスピードが出ている。ちょっと大人しいのでHKSのエアクリーナーとTRDのマフラーでポテンシャルを引き上げ、Gフォースのショックで足まわりを引き締めた。
林道を攻めるために。ブレーキ系のチューニングを計画中
デカチリさんはF1の大ファン。なかでもレッドブルレーシングチームはここ数年、ホンダのV6ターボエンジンを搭載して圧倒的な強さを見せている。そこでGRヤリスのボディをラッピングでレッドブル仕様にカスタマイズすることにしたのだが、F1のフォーミュラボディからはうまくフィードバックできない。
参考にしたのはWRCチャンピオンのカッレ・ロバンペラがフォーミュラドリフトジャパンでドライブするレッドブルGRカローラだ。GRヤリスとGRカローラでは3ドアと5ドアでシルエットが若干異なるが、カラーの配色や赤い雄牛のイラストなどラッピングでほぼ同じようにデコレートしている。そしてボディ後方のスポンサーメーカーもパーツは使用していないがGRカローラと同じ。ドア部に貼られたドライバーネームはDEKACHIRI72になっている。このスポーティかつ派手なボディはストリートでは目立つこと間違いなし。現状でほぼ満足しているがストッピングパワーをさらに高めるためブレーキのキャリパー&ローター交換を計画している。
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