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中止なんて関係ねぇ! 「妄想、成人式開催!」 ぜひ会場に乗り付けたいヤンチャなクルマ5選

掲載 更新 78
中止なんて関係ねぇ! 「妄想、成人式開催!」 ぜひ会場に乗り付けたいヤンチャなクルマ5選

■成人式にピッタリ! やっぱりヤンチャなクルマはカッコイイ!

 毎年、1月の第二月曜日は成人の日です。2021年は1月11日となり、例年であれば、日本各地で新成人を祝福する成人式が開催されますが、今年はコロナ禍第3波の影響もあり、各地で中止が相次いでいます。
 
 今回は、現実では中止が相次いだものの、せっかくの成人の日を盛り上げたいという想いから、成人式にピッタリのビッグなセダンとカッコいいクーペを5台紹介します。

【画像】これで成人式の話題は独り占め! 二度見必至の最強「セドリック」を見る(25枚)

●初代トヨタ「セルシオ」(XF10型)

 最近は名前を聞かなくなって久しいですが、トヨタ「セルシオ」は国産ドライバーズセダンの頂点に君臨したクルマです。

 現在は国内でもレクサスブランドの頂点にて「LS」と名を変えて販売されていますが、もともとはアリストと同じく国内ではトヨタブランド、海外ではレクサスブランドで展開され、日本車の信頼性向上にも大きく貢献しました。

 セルシオが販売されていた当時、セルシオを超える国産車はトヨタ「センチュリー」などのショーファードリブンカー(専属運転手付きを基本とするクルマ)のみでした。セルシオの乗り心地の良さや究極といえる静寂性には、かのメルセデス・ベンツも驚き「Sクラス」の開発方向性を転換したという逸話もあるほどです。

 そんなセルシオは、2代目と3代目のそれぞれ後期モデルがヤンチャなオーナーに人気でしたが、今回はセルシオの初代モデルをオススメします。

 バブル期に開発予算をふんだんにつぎ込んで誕生した初代セルシオには今でも不変の魅力が溢れています。

 とくに仁王像をモチーフとしてデザインされた全長4995mmの巨体は、迫力という言葉を超えた荘厳な佇まいがあり、一見して分かる初代セルシオならではの魅力です。

 また装備によってA/B/Cの3グレードがありますが、ここはエアサスペンションを装備しないAかBのグレードを選ぶと故障の心配が少なくなります。

 大排気量かつ旧型となるクルマは、税金や燃費・修理費など維持費を心配する向きが多いものですが、今回なにより重視するのは成人式の思い出として永遠に残る、セルシオと共に過ごした時間です。

●7代目日産「セドリック」&「グロリア」(Y31系)

 先ほど紹介したアリストよりも、角ばった古き良きセダンタイプを好む人にオススメしたいのが日産の7代目「セドリック」&「グロリア」(Y31系)です。

 発売当時は曲線を用いたモダンデザインといわれた外観ですが、今では相対的にレトロな雰囲気が満点のデザインとなりました。この旧車感が個性と強さを主張し、大きな魅力となっています。

 このセドリック&グロリアは日産の最高級セダンではないものの、そのインテリアには後に発売される上級モデル「シ―マ」と共通するパーツも使用されており、内装の高級感では負けずとも劣るものではありません。

 また、セドリックの全長は4690mmですが、それを600mmも伸ばした「セドリック・ロイヤルリムジン」という限定モデルが日産の関連企業「オーテックジャパン」から販売されています。

 これは今回紹介する5車種のなかでは最大の全長かつ最も迫力のあるモデルとなるでしょう。

 超レアモデルではありますが、もしこのセドリック・ロイヤルリムジンで成人式に登場したなら当日の話題は独り占め、あなたの偉業は伝説になること間違いありません。

●5代目日産「シルビア」(S13型)

 現在ではクーペやスポーツカーは大人しいオーナーが比較的多くなりましたが、そのなかにあって今でもヤンチャなオーラを醸し続けている稀有なモデルが日産「シルビア」です。

 もともとは本格的な「スポーツカー」というよりもお洒落な「デートカー」として誕生した5代目シルビア(S13型)は、歴代でもっとも販売台数が多い非常に人気のあるモデルです。

 そんなスタイリッシュなデートカーという想定で開発されたシルビアでしたが、操作性の素直なFRという駆動方式と適度な運動性能、程よい価格だったことによって、走り屋と呼ばれる若いユーザーを中心に大きな人気を獲得。

 アフターマーケットでも、サーキットやドリフト走行を目的とした派手で迫力のあるエアロパーツやカスタムが広がり、本来のライバル車だったホンダ「プレリュード」たちとは大きく違う方向性へと進むことになりました。

 VIPカーなどのセダン系とは異なるものの、どこか夜の危険な匂いを漂わせるシルビアは、本来の美しいボディラインもあって女性人気が高いことも特徴です。

 また今となっては少し弄るくらいのヤンチャさこそシルビアらしいといえるのかもしれません。

 運転も楽しめ、カッコよく走れるシルビアで登場する成人式。素敵じゃないでしょうか。大いにアリな選択肢だといえるでしょう。

■大排気量セダンは男の憧れ! ヤンチャするならビックなクルマを選べ!

●2代目トヨタ「アリスト」(JZS16型)

 トヨタ「アリスト」は、かつてトヨタから販売されていた、スポーティさと高級感を両立した大型セダンです。2005年に生産を終了したモデルではありますが、丸目4灯の特徴的なフロントマスクは今でも古さを感じさせません。

 また漂うオーラからはメルセデス・ベンツ「Eクラス」やBMW「5シリーズ」と競合した高級車だったことがうかがえます。

 アリストは海外ではレクサス「GS」として販売されていたこともあって、外装のみならず内装も高級感満点。実際エンブレムをトヨタからレクサスに交換したカスタム車両も多く走っており、この状態こそアリストの真の姿だと考えるオーナーが居ることにも納得してしまいます。

 ボディサイズは、全長4805mm×全幅1800mm×全高1435mmと大柄で迫力のあるボディを有しており、伸びやかなルーフを持つアメリカンで優雅なデザインが目を惹きます。

 駆動方式はFRで、上位グレード「V300」では最大280馬力と46.0Kgfmの大トルクを発揮するツインターボエンジンも搭載されますが、あくまでも今回オススメするのは230馬力の「S300」グレードです。

 排気量はV300と同じですがこちらは自然吸気エンジンとなり、比較的乱暴な扱いを受けていないため故障が少なく、成人式でも安全に走行することが可能です。

 ベースグレードといってもレクサス相当の高級車ですから、優雅にアリストを転がす姿に仲間のテンションも爆上げ確実です。

●7代目トヨタ「マークII」(90系)

 トヨタ「マークII」は、「クラウン」よりスポーティかつ「コロナ」より高級という、実用性・快適性・見栄えの3拍子を備えた人気の上級セダンです。

 本来はファミリーカーとして開発され、ユーザーにも愛用されたモデルでしたが、MTの設定があったことやFRの駆動方式が採用されていたことから、中古車市場では徐々にドリフト走行用として使用するオーナーが増加。兄弟車の「チェイサー」「クレスタ」と共に、上級モデルでありながらヤンチャなクルマというイメージが定着しました。

 そんなマークIIの7代目モデルは、歴代で初めて全車3ナンバーボディとなった記念すべきモデルです。新設計のプラットフォームを備えた大柄の車体を持ちつつもグリルは小型化され、流麗でスポーティなボディデザインを特徴とします。

 またドリフトに人気のクルマらしく、アフターマーケットでは雰囲気を一変させる迫力満点なエアロパーツやカスタム事例も非常に多彩で、見ているだけでワクワクすること請け合いです。

 彼女や仲間を乗せるときは極めて快適な上級セダンとして走り、一人で乗るときはスポーティなクルマとしてドリフトも可能。そんな万能ともいえるマークIIなら、成人式を彩った後もきっと長くカーライフを楽しめることでしょう。

※ ※ ※

 迫力満点ながらも手ごろな価格で入手できる、少しヤンチャな5台を今回は紹介しました。

 誰しも一度しかない成人式は一世一代の晴れ舞台です。また同級生が一同に集まる機会というのは大人になってしまうと中々ありません。

 前述のとおり、2021年の成人式は中心が相次いでいますが、ドンちゃん騒ぎをするのも若気の至りです。

 あくまでも現実では自粛しながら、妄想では派手な成人式をしてみるのも良いのではないでしょうか。

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