■まさに「ランボルギーニ・ミニバン」? ド迫力エスティマの正体とは
2023年3月11から12日に実施された「名古屋オートフェスティバル2023」では、さまざまな趣向を凝らしたカスタムカーが登場。
なかには企業ではなく、個人のカスタムカーもありましたが、そんなクルマの中に、まさかのガルウィング式ドア※1に改造されたトヨタ「エスティマ」がありました。
※1:本記事では上開きに開くドアを総称して「ガルウィングドア」と呼びます。
【画像】もはや原型なし! ド迫力のランボルギーニ風「エスティマ」の画像を見る(83枚)
エスティマは1990年に「天才タマゴ」というキャッチコピーの元、トヨタから発売されたミニバン。コンセプトに「高性能ニューコンセプトサルーン」を掲げ、スタイリッシュなワンモーションフォルムを採用し、エンジンを車体中央部に配置したミッドシップレイアウトになっています。
2000年にはFF(フロントエンジン・前輪駆動)レイアウトに変更した2代目が登場。続く2006年には3代目が登場しましたが、トヨタから「アルファード/ヴェルファイア」や「シエンタ」といった多様なミニバンが登場すると販売数が減少し、2019年に生産終了となりました。
今回出展されたガルウィング式ドアに改造されたエスティマは、最終の3代目モデル。オーナーのちゃおティ魔(@AkaneMirakurus)さんに、改造したきっかけなどを聞いてみました。
「実は、昔から(ガルウィング式ドアの)ランボルギーニ カウンタックに憧れていました。大人になってからも同車への思いが残っており、なんとか再現してみようと作成したのがこのエスティマです。ガルウィングを採用したのは、そのためですね」
ちゃおティ魔さんのエスティマで最も目を引くのは、やはりガルウィング式に変更されたドア。運転席や助手席側のドアはもちろん、スライド式の後部座席ドアまで上側に持ち上がるガルウィングになっています。
ミニバンのかなり大きなドアサイズなので、開かれた状態はまさにスーパーカーのようです。
「ドアの改造は、アームなどをお店で調達し自分で行いました。また、外装などもFRPなどの素材を用いて自作しています」
すさまじい改造は、ドアだけではありません。フロントバンパーやフェンダー、リアバンパー、マフラーなどもはや、純正のパーツは残っていないのではないかと思うほどにあらゆる外装パーツが換装され、もはやホンモノのカウンタックよりも迫力ある印象です。
ここまでの仕上がりだけに、やはり完成までには長い時間がかかったそうです。
「内装は7年ほど前に完成していましたが、一番時間のかかったのは外観です。こちらは6年以上かかり、ようやく今の形にできました」
外装のみならず7年ほど前に仕上がったという内装の改造も素晴らしく、シートや内装パネル、ハンドルなどは落ち着いた赤色とキャメルに変更されるほか、多数のスピーカーが設置され、外観とはまた違った高級感の高い仕上がりです。
※ ※ ※
ちゃおティ魔さんによると、今後は主に内装の改造に取り組む予定だそうです。このエスティマがどんな風に変わっていくのか、今後のちゃおティ魔さんの改造に注目です。
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