車種別・最新情報 [2024.07.29 UP]
トヨタ・ノア/ヴォクシー「ここがピカイチ!」
現行型「プリウス」「ノア/ヴォクシー」用車高調サス登場 専用ダンパーで乗り心地UP!
今回は新車購入に際して「コレを選べば間違いない!」とオススメできるモデルを“鉄板モデル”としてセレクト。いずれも弱点が少なく平均点の高いモデルが揃う車種について、平均点を超える“ピカイチ”な部分にフォーカスしてその魅力を紹介していこう。
●文:渡辺陽一郎
トヨタ・ノア/ヴォクシー「ここがピカイチ!」
ノア
●価格:267万~389万円/309万~396万円
●発表年月:'22年1月(未実施)
【2ℓガソリン FF/4WD】【1.8ℓハイブリッド FF/4WD】
ミニバンの基準とも呼べる完成度の高さ
ノアとヴォクシーは、ミドルサイズミニバンの人気車種だ。ボディや内装などの基本部分を共通化した姉妹車だから、両車の登録台数を合計すると、'23年度の1か月平均は約1万4000台に達する。シエンタの約1万台を大幅に上まわる。
ノアには標準ボディも用意されるが、ヴォクシーはエアロパーツを装着したタイプのみだ。フロントマスクも個性化され、エアロパーツを装着したS‐G同士で価格を比べるとヴォクシーが5万円高い。つまり幅広いユーザーに適するのはノアで、ヴォクシーは趣味性が強い。パワーユニットは両車ともに、直列4気筒2ℓのノーマルガソリンエンジンと、1.8ℓのハイブリッドを用意する。売れ筋グレードでは、ハイブリッドの価格をノーマルエンジンと比べて35万円の上乗せに抑えた。
ノアとヴォクシーは、床の位置がアルファードやセレナに比べて70mmほど低い。サイドステップを使わずに乗り降りできる。床が低いために座面との間隔も適度に確保され、膝の持ち上がる窮屈な座り方にならない。室内高にも余裕があり、低重心で走行安定性でも有利だ。両車とも全長を4700mm以内に抑えながら、多人数乗車も快適だ。
ヴォクシー
《ココがピカイチ》先進の安全&快適装備が上級車種以上に充実
ノア&ヴォクシーの特徴は、先進装備を豊富に採用することだ。例えば渋滞時にステアリングホイールから手を離しても運転支援機能が作動するアドバンストドライブは、トヨタ車の中でも採用車種が限られ、クラウン クロスオーバーも上級グレードでないと装着できない。しかしノア&ヴォクシーでは、最も安価なノアXを除いた全車にオプション装着できる。3列目シートはレバー操作だけで持ち上がり、外側に押すと自動的に固定される。リヤゲートは好みの角度で固定できるため、狭い場所でも荷物を出し入れしやすい。
家族向けの扱いやすさは先進機能にも。トヨタセーフティセンスは最新版で、ハイブリッド車には遠隔での駐車機能も設定される。
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