■安全性もしっかり確保した、スズキ「エブリイ」のシャコアゲカスタム!
2023年12月8日から11日に「大阪モーターショー」が開催され、様々な車両が展示されました。その中でも目を惹いたのが、アウトクラスカーズが展示したスズキ「エブリイ」です。
【画像】めちゃカッコイイ! SUV軽商用バンな「エブリイ」を画像で見る(30枚以上)
いかにもアウトドア風な改造を受けたスズキ「エブリイ」ですが、同社によれば安全性にもしっかり気を使っているそう。その詳細について見てみましょう。
徳島県に本拠を構えているアウトクラスカーズは、「ジムニー」などスズキのコンプリートカーを中心に、トヨタ「アルファード」のオフロード風のカスタムカーなども展開しており、中には日本最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン」などで表彰された車両もあります。
そんなアウトクラスカーズがブースに展示していたのが、エブリイのコンプリートカーです。車体前方にはスペアタイヤとマッドガードを装備。さらにルーフにはライトバーも設置しています。
ボディカラーには鮮やかなマットブルーを採用。差し色としてイエローとレッドのラインが入っています。ルーフには丈夫そうなラックを備えているほか、車体側面下部には乗り降りに便利そうなサイドステップも増備しています。
また、通常のエブリイより車高が極端に高められており、迫力を増しています。
内装は、いくつかのパーツがウッド風のパネルに交換されているほか、ブラウンのレザー調シートカバーが装着されています。
前述したようにアウトクラスカーズはスズキのコンプリートカーを中心に制作しており、中でもエブリイのリフトアップは、古くから手掛けているそうです。
そんな同社のスタッフに、特に意識している点などを聞くと「安全性にはとにかく気を遣っています」と述べていました。
近年、よく見受けられるようになったエブリイのシャコアゲカスタムは、車高の上げ方によって重心バランスが悪くなり、事故に至る事例もあります。
そのため、アウトクラスカーズでは足回りの改造に特に気を遣い、車高上げによってデザインを変えつつ、安全性も保っていると語っていました。
※ ※ ※
エブリイは、1964年に誕生した軽商用車「スズライト キャリイバン」を前身とするスズキの軽自動車です。現行モデルは、ワゴンとバンの2車種を展開しています。
コンセプトに「何よりも人の働きやすさを大切にした設計」を掲げ、商用から家族連れまで幅広い層に支持されています。
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