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ハズレを掴むと運転しづらくストレス! 家族で使うなら選ぶべき女性でも運転しやすいSUV5選

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ハズレを掴むと運転しづらくストレス! 家族で使うなら選ぶべき女性でも運転しやすいSUV5選

 ボディサイズや視界に使い勝手などを加味して総合的に判断

 世界中で依然として、空前のSUVブームが続いています。古くからあるクロカン4WDというよりは、デザインや走り重視のクロスオーバーSUVがそのブームを牽引していますが、ボディサイズも価格もパワートレーンの種類も多彩に揃っているので、好みや条件、予算に合うモデルが見つけやすい、というのも人気に拍車をかけていますね。

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 そして意外に多いのが、ミニバンが欲しい奥様と、ミニバンはどうしてもイヤで、もう少し走りやデザインにこだわりたい、というご主人の意見が対立した時に、その折衷案としてSUVが浮上するというパターン。スライドドアはないけど、お出かけに便利な装備も豊富だし荷物も積みやすいし、SUVならまぁいいかと奥様が納得し、めでたく購入というファミリーが多いのです。

 ただ、休日以外は毎日奥様が買い物や送り迎えに使うというファミリーにとっては、運転しやすいこともマストな条件。じつはSUVは、デザインやボディサイズなどをちゃんと選ばないと、後方視界が悪かったり車両感覚がつかみにくいなど、運転しやすさに関しては“ハズレ”なクルマもけっこうあります。

 そこで今回は、運転が苦手な女性でも比較的運転しやすく、ファミリーで使っても十分に満足できる、好バランスなSUVをご紹介しますね。

 まずボディサイズだけで言えば、狙いどころは全長4.2m前後のモデルです。それより小さいと、運転しやすくはなりますが、後席スペースやラゲッジの使い勝手が物足りなくなりがち。逆にそれより大きくなればなるほど、雪道などでの安心感や走行性能は頼もしくなりますが、だんだんと車庫入れなどの操作性は難易度がアップ。価格もアップする場合が多くなります。

 1)スズキSX4 S-CROSS

 そんななかオススメする1台目は、もっともリーズナブルな価格ながら、欧州で鍛え上げられた走りと機動性の高い4WDが手に入る、スズキSX4 S-CROSS。

 コンパクトカー作りとSUV作りに長けたスズキらしく、室内はファミリーで使うのにも嬉しい収納スペースがたくさんあり、ラゲッジは通常の状態でもゴルフバッグ3個が横に積めるので、かさばるベビーカーなども楽勝です。

 そして、後方視界がしっかり確保されており、ボディの嫌な張り出しなどもないので、コンパクトカーからの乗り換えでも違和感のない運転しやすさが魅力です。

 2)マツダCX-3

 お次は全長としてはもっとも小さな4.2m台のSUVであり、ディーゼルエンジンをラインアップしているマツダCX-3。

 発売当初の1.5リッターディーゼルから、マイナーチェンジで新開発の1.8リッターディーゼルに変更されたことで、高速道路の追い越しでも余裕のある加速フィールが得られるようになったのはもちろん、街中でのストップ&ゴーでもギクシャクしない、とてもなめらかで上質感のある乗り味になり、運転しやすさだけでなくディーゼル初心者にもトライしやすくなっています。

 後席やラゲッジは必要十分といったスペースにはなりますが、ホワイトレザーが選べたりと、このクラスでは考えられないモダンでオシャレな空間。先進の安全&運転支援技術がしっかり装備されるのも、ファミリーには嬉しいところです。

 見た目のオシャレさと走りと使い勝手を兼ね備えたモデルも

 3)ホンダ・ヴェゼル

 続いては、ファミリーでの使いやすさと運転しやすさに加えて、ご主人の走りの満足度も高いという欲張りなコンパクトSUVが、ホンダ・ヴェゼル。すでに人気モデルではありますが、かなりファミリーに便利なポイントがたくさんあることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

 まず、私が全長4.3m前後のSUVを乗り比べたところ、後席の足もとスペースがいちばん広いのがヴェゼルでした。その上、座面を跳ね上げて格納するアレンジができるので、片側を跳ね上げて靴の履き替えや着替えスペースを作ったり、背の高い荷物を積んだりといった、多彩な使い方が可能に。

 またラゲッジの間口が広く、低床設計ならではの開口部の低さは女性でも重い荷物が積みやすくしてくれます。アクティブなレジャーの多いファミリーには、とくにオススメのSUVです。

 4)MINIクロスオーバー

 さて、お次は輸入車からピックアップ。デザインで憧れている女性も多いMINIですが、そのクロスオーバーSUVタイプであるMINIクロスオーバーは、ベーシックなMINIよりも運転しやすく、ファミリーでの使い勝手も満足度の高い1台。

 運転席からの視界がアップライトになることで、市街地での扱いやすさから、高速道路でのリラックス感までしっかりアップ。後席の座面はチャイルドシートのお世話にもちょうどいい高さなので、とくに小さな子供がいるファミリーに便利でしょう。

 また、今回オススメするSUVの中で唯一、プラグインハイブリッドが選べるのもMINI クロスオーバー。電気だけで最大42kmの走行が可能で、次世代エコカーに興味のあるファミリーにもピッタリです。

 5)BMW X2

 最後は運転しやすさに加えて、スポーティな走りが好みな女性にもオススメしたい、昨年デビューしたばかりのBMW X2。これはとにかく、運転席に座った瞬間にSUVであることを忘れてしまうくらい、まるで自分の手足の延長のように思い通りに走れる気持ちよさが魅力です。

 そのぶん、後席の乗り心地はちょっと硬めにはなりますが、全高が1535mmとSUVの中では極めて低いルーフの割に、後席とラゲッジの広さはしっかり確保。通常でも470Lのラゲッジ容量は、このクラスではかなり優秀なので、荷物の多いファミリーでも大丈夫です。

 というわけで、雪道など悪路走破性が高いタイプから、デザイン重視タイプ、スポーティな走りに振ったタイプまで取り揃えてみましたが、どれも運転しやすさ、ファミリーでの使い勝手がバランスよく備わっているSUVばかり。これらを選べば、ミニバンをあきらめた奥様も、スポーツカーやセダンに後ろ髪引かれるご主人も、どちらも楽しいSUVライフが送れることでしょう。

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