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BMW新型「1シリーズ」に待望のクリーンディーゼルモデル登場! 「118d」日本上陸

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BMW新型「1シリーズ」に待望のクリーンディーゼルモデル登場! 「118d」日本上陸

■最新2リッター直4ディーゼルは300Nmを発生、燃費は16.7km/L

 ビー・エム・ダブリューは2020年4月2日、BMWのなかでもっともコンパクトなモデルである新型BMW「1シリーズ」のラインナップに、ディーゼルエンジン搭載の「118d」を追加。全国のBMWディーラーにて販売を開始する。

BMW X5/X6に625馬力のMモデルを追加 「X5 M」「X6 M」日本上陸

 今回発売されるBMW新型118dは、先代モデル比でCO2排出量を約5%削減、WLTCモード燃費で16.7km/Lを実現。

 118dは最高出力150ps&最大トルク350Nmを発生する2リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載、力強い走りと、高い環境性能を備えている。

 このエンジンはBMW「X2 xDrive18d」に初採用された新開発のディーゼルエンジン。1シリーズとしては初となる2ステージターボチャージャーを採用し、エンジン起動直後の低回転域でも効率よくターボを活かすことが可能となった。

 ピストンシリンダーの形状は、ディーゼルエンジン特有のノイズを軽減するため、エンジン作動時のシリンダーの歪みを計算したピストン側が少し膨らんだ形状を採用することで、シリンダー内の摩擦を大きく減らしている。

 最大燃料噴射圧力が従来比約200bar増加した2200barまで高めたことで、燃料をより細かく微粒化。燃焼効率を高め排出ガス残量物を減らし、よりクリーンな燃焼が可能となった。また、「高品質尿素水(AdBlue)」を活用し、排出ガスを無害な窒素と水に分解する「SCRシステム」も最新型を搭載し、環境性能を高めている。

BMW「118d」ラインナップ(車両価格はすべて消費税込)
・118d Play Edition Joy 385万円
・118d M Sport Edition Joy 423万円
・118d Play 413万円
・118d M Sport 451万円

 おもなスペックは、全長4335mm×全幅1800mm×全高1465mm、ホイールベースは2670mm。車両重量は1490kgで、すべて右ハンドル仕様となる。

 エンジンは1995cc直列4気筒ディーゼルターボで、最高出力150ps/4000rpm、最大トルクは350Nm/1750rpm-2500rpm。WLTC燃費は16.7km/Lだ。

※ ※ ※

 BMW1シリーズは、日本では2019年8月29日に発表・発売されたモデルで、現行型で3世代目。歴代のなかではじめて前輪駆動を採用したことで室内空間が大幅に改善、ラゲッジルームも先代に比較して20リッター増加した380リッター、最大で1200リッターとなっている。

 また、日本のBMW車として初となる「ARB」を搭載。ARBとはエンジンコントロールユニットで直接スリップを感知、DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)を経由することなく、以前より約3倍の速さでその信号を直接エンジンに伝達する機能。

 これにより、前輪駆動特有のアンダーステアを大幅に抑制し、俊敏な走りを実現している。

 ガソリンモデルは大きく分けて「118i」と「M135i」の2つ。

 118iは140ps/220Nmを発生する1499cc直列3気筒ターボエンジンを搭載。M135iは306ps/450Nmを発生する1998cc直列4気筒ターボエンジンを搭載、4輪駆動となる。

BMW「1シリーズ」ガソリンエンジンラインナップ(車両価格はすべて消費税込)
・118i 334万円
・118i Play 375万円
・118i M Sport 413万円
・M135i xDrive 633万円

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みんなのコメント

1件
  • FRを捨てFF化したうえに、フロントヘビーなディーゼル、代名詞の直6までも捨て去り、そこらの有象無象と何も変わらない。

    2シリーズと合わせてガゾリンモデルを試乗してみましたが、どれだけ電子制御でごまかそうと、所詮FFはFFでした。
    ステアリングフィールもコントロール性もFRの頃には遠く及びません。
    確かにアンダーステアは途中まではうまくごまかせていますが、限界走行付近ではハッキリとアンダーが出ます。どアンダーです。興冷めします。エンジンフィールが直6とは勝負にならないのは言わずもがな。

    BMWが好きで、E60型5シリ、Active Hybrid3、F20型1シリ、G30型5シリと、15年近くBMWの直6モデルを乗り継いできましたが、F20の1シリを最後に、急速にBMWらしさを失い始めましたね。
    「駆け抜ける喜び」を体現していた昔のBMWは、もう無くなってしまったんでしょうか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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