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アンダー190万円!? トヨタの「全長4m級SUV」なぜ人気? タフ顔だけど…都市型「ヤリスクロス」の現状

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アンダー190万円!? トヨタの「全長4m級SUV」なぜ人気? タフ顔だけど…都市型「ヤリスクロス」の現状

■「ちょうどいい感」で人気を集めるヤリスクロスとは

 2022年度の国産乗用車の販売台数で1位となったトヨタ「ヤリスシリーズ」のSUVモデル「ヤリスクロス」ですが、現状はどのような動向なのでしょうか。

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 ヤリスクロスは「ヤリス」のSUV版という立ち位置で登場。コンパクトハッチバックのヤリスに対して、ヤリスクロスはコンパクトSUVとなっています。

 小回りがきく街乗りに適したSUVとしてヤリスとともに人気のモデルです。

 2020年に登場したヤリスクロスは、ヤリスブランドで築いてきた「走る楽しさへのこだわり」「クラスを超えた質感」を継承したモデルとなります。

 ボディサイズは、全長4180mm-4200mm×全幅1765mm×全高1580mm-1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高160mm-170mmです。

 エクステリアは、ギュッと凝縮した力強いプロポーション「ロバスト(頑強さ)」を両立することで都市型コンパクトSUVを再定義。

 インテリアは、センターコンソールからディスプレイオーディオにかけての縦方向の流れを強調することで力強さを表現している他、各機能を適切に配置することで、運転に集中できる空間を実現しました。

 パワートレインは、1.5リッターのガソリン車とハイブリッド車を設定する他、走行性能においては街乗りからレジャーまで幅広く活躍する4WDシステムも採用しています。

 そして、2022年7月には一部改良とともに「GR SPORT」「Z“Adventure”」が新グレードとして追加され、ヤリスクロスの上級グレードとなるモデルが登場しました。

 登場から高い人気を維持し続けるヤリスクロスですが、最近ではどのような受注状況なのでしょうか。首都圏内のトヨタ販売店担当者は次のように話します。

「ヤリスクロスは一部改良とともに注文が殺到しました。

 そのため、バックオーダーが増えたことにより2022年の秋頃から現在も受注を停止しています。

 ハイブリッド車のモデルを中心にオーダーが入り、受注停止をする前までは納車まで1年がかかるといった状況でした。

 また、『Z“Adventure”』のモデルが特に人気でした」

 現在は受注を停止しているヤリスクロスですが、販売再開の目処は立っているのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。

「まだ、メーカーから正式なアナウンスは出ていません。

 マイナーチェンジをするまで待つか、現モデルが限定的に販売が再開されるのを待つしかないといった状況です」

■なぜライバルより人気? そのワケとは

 注文が殺到したヤリスクロスですが、トヨタ内の他SUVより高い人気を誇っている理由について、関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。

「ヤリスクロスと近いボディサイズの車種でいうと、トヨタ『ライズ』、『CH-R』、『カローラクロス』あります。

 ライズは5ナンバーであり、3ナンバーであるヤリスクロスより小さいサイズ感となります。

 一方でC-HRはスポーティな個性が強く、カローラクロスはひと回り大きいなど、ヤリスクロスはパーソナルな使い方をする人には『ちょうどいい』サイズとなるようです」

 さらに、他社SUVとの比較について、前出の担当者は次のようにも話します。

「他社では、ホンダ『ヴェゼル』や日産『キックス』、マツダ『CX-30』などがあります。

 ヤリスクロスはこれらの車種よりはサイズが小さく、価格としてもリーズナブルです。

 コンパクトSUVの価格帯においても『ちょうどいい価格とサイズ感』というのが人気の理由になっています」

※ ※ ※

 実際にヤリスクロスに乗っているユーザーからは「オン・オフどっちもイケるのがいいです!」、「扱いやすいサイズなので慣れない道でも不安にならないのが良いところ」といった声も見受けられます。

 全長4m強の扱いやすいヤリスクロスの「ちょうどいい感」は幅広いユーザーから支持されており、今後もこの人気は続きそうです。

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みんなのコメント

48件
  • オンオフどちらもイケるってあるけど
    8割FFやからな
  • 安いわりに立派に見える。これに尽きよう。
    一般的なコンパクトハッチバックよりは、幾分か貧乏くささを感じにくい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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