現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!?

ここから本文です

ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!?

掲載 10
ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!?

 初代が爆裂ヒットを記録した三菱 ディアマンテ。今や中古市場で急騰しており、凄まじいことになっている。残存個体がより少ないワゴンときたら、探すのは困難を極めるというのが現状なのだが、じつはディアマンテワゴンは豪州生産であった。なんでセダンとワゴンで生産国が違ったのか!? 衝撃の真相をどうぞ!!!!!!!

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!?

【画像ギャラリー】300万切りのクオリティじゃないよマジで!! ディアマンテワゴンのデキがヤバすぎる(4枚)

■この高級感で199万スタートってマジか!! そりゃ売れるわ!!!!

この高級感で199万円スタートって羨ましすぎる!!!!!!!!!!

 三菱の上級ミディアムカーとして1990年に登場したディアマンテは、当時の自動車税の見直しに合わせて3.0L、2.5L、2.0Lの3種類のVエンジンをラインナップした上で、ライバルよりも戦略的な価格やスポーティで優雅なデザインを持っていたことで一躍人気車種となった。

 また上級4ドアハードトップモデルでありながら、四輪駆動を売りとしたほか、のちに登場するGTOのベースにもなるなど、三菱の歴史を語る上で外すことのできないモデルであることは間違いないだろう。

【画像ギャラリー】300万切りのクオリティじゃないよマジで!! ディアマンテワゴンのデキがヤバすぎる(4枚)

■ワゴンはディアマンテじゃなかった!? 厳密にいえばシグマワゴンという衝撃

初代から一貫してワゴンは豪州製!! そう輸入車だったのだ

 そんなディアマンテだが、登場から3年ほどが経過したタイミングでひっそりと追加されたモデルがあった。それがステーションワゴンモデルの「ディアマンテワゴン」である。

 ただディアマンテと名前がついているものの、サッシュレスドアを持つハードトップのディアマンテに対してディアマンテワゴンはサッシュドアを採用。ボディタイプ的には4ドアセダンボディを持つ兄弟車のシグマに近いものとなっていたが、知名度のこともあってディアマンテの名前が冠されたのだろう。

 そんなディアマンテワゴンとディアマンテの最大の違いは生産国で、日本で作られていたディアマンテ対し、ワゴンはオーストラリア生産だったのだ。

 そのため、パッと見はディアマンテ(シグマ)と変わらないものの、インパネ周りのレイアウトが若干異なっていたり、搭載されるV6 3.0LエンジンがSOHCだったりと細々とした違いがあった。

【画像ギャラリー】300万切りのクオリティじゃないよマジで!! ディアマンテワゴンのデキがヤバすぎる(4枚)

■セダンと内装違うってマジかよ!!

 ではなぜディアマンテワゴンのみがオーストラリアからの輸入車になっていたのかというと、その前身モデルであるマグナステーションワゴンがオーストラリアで生産されたモデルを輸入する形で販売されており、その流れを汲んでディアマンテワゴンもオーストラリア生産のモデルが継続採用されていたというワケなのだ。

 そもそもオーストラリアはステーションワゴン人気の高い国であり(現在はクロスオーバーSUVに押されているが)、唯一のオーストラリア自動車メーカーであったホールデンも多くのステーションワゴンモデルをラインナップしていた。

 一方、日本ではミディアムクラス以上のステーションワゴンモデルはそこまで大きな需要がなかったため、日本と同じ右ハンドル圏であるオーストラリアで生産されたモデルを輸入販売する方がメリットが大きいと判断したというのが真相だろう。

 結局ディアマンテワゴンはディアマンテが2代目へとフルモデルチェンジした後にも遅れて設定されたが、こちらもオーストラリア製となっていたのだった。

【画像ギャラリー】300万切りのクオリティじゃないよマジで!! ディアマンテワゴンのデキがヤバすぎる(4枚)

投稿 ええええ、輸入車だったんかい!! なんで[ディアマンテワゴン]は海外生産だったの!? は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

“スバルエンジン”搭載の「スーパーカー」!? 「インプレッサの心臓」詰まった「ポルシェ」! ド迫力ボディの「911 GT3 STI」とは
“スバルエンジン”搭載の「スーパーカー」!? 「インプレッサの心臓」詰まった「ポルシェ」! ド迫力ボディの「911 GT3 STI」とは
くるまのニュース
ジューク&C-HRはなぜ絶版になったのか? コンパクトSUVの狙い目と競争
ジューク&C-HRはなぜ絶版になったのか? コンパクトSUVの狙い目と競争
ベストカーWeb
[クラウンシリーズ]出揃いまであとちょっと! 今こそ知りたい現行クラウンの違いって?
[クラウンシリーズ]出揃いまであとちょっと! 今こそ知りたい現行クラウンの違いって?
ベストカーWeb
有名ブランド以外のタイヤには手を出すな……は昔の話! 安いタイヤの代名詞「アジアンタイヤ」はいま「使い方」さえ選べば「アリな選択」だった
有名ブランド以外のタイヤには手を出すな……は昔の話! 安いタイヤの代名詞「アジアンタイヤ」はいま「使い方」さえ選べば「アリな選択」だった
WEB CARTOP
100点超えのデキ!! [ハイラックス]に秘められた想いに納得! 運転席の異常なまでのこだわりとは?
100点超えのデキ!! [ハイラックス]に秘められた想いに納得! 運転席の異常なまでのこだわりとは?
ベストカーWeb
“全長5.3m”超え! トヨタ「最大級ミニバン」生産終了! 「4列8人乗り」や“超豪華インテリア”仕様もあり! アルファードより大きな「グランエース」とは?
“全長5.3m”超え! トヨタ「最大級ミニバン」生産終了! 「4列8人乗り」や“超豪華インテリア”仕様もあり! アルファードより大きな「グランエース」とは?
くるまのニュース
異常な高値キープ!! 中古[BMW E46]カブリオレの謎解明
異常な高値キープ!! 中古[BMW E46]カブリオレの謎解明
ベストカーWeb
トヨタ「ハイラックス」生産休止に! 何があった? 2月から受注ストップ続き「再開めどは別途案内します」 2015年に日本市場で「劇的復活」
トヨタ「ハイラックス」生産休止に! 何があった? 2月から受注ストップ続き「再開めどは別途案内します」 2015年に日本市場で「劇的復活」
くるまのニュース
「えぇぇぇぇ!」100万円以下で買える「激安新車」あった! 逆に1番高いのは“2500万から”…!? 国産8社の手が届きやすいクルマとは
「えぇぇぇぇ!」100万円以下で買える「激安新車」あった! 逆に1番高いのは“2500万から”…!? 国産8社の手が届きやすいクルマとは
くるまのニュース
ホンダ 新型シビックの一番人気は「RS」!?走りを磨いた本格派が全体の約7割弱を占めた理由とは
ホンダ 新型シビックの一番人気は「RS」!?走りを磨いた本格派が全体の約7割弱を占めた理由とは
Webモーターマガジン
【ミドシップ化は必然か?】 ブランドの流れからコルベットの歴史を俯瞰する
【ミドシップ化は必然か?】 ブランドの流れからコルベットの歴史を俯瞰する
AUTOCAR JAPAN
ホンダ“超レトロ顔”「斬新軽トラ」に反響多数! 「絶対売れる」「欲しい」 6速MTに「ターボエンジン」搭載で車好きも熱狂! めちゃ楽しそうな「T880」とは
ホンダ“超レトロ顔”「斬新軽トラ」に反響多数! 「絶対売れる」「欲しい」 6速MTに「ターボエンジン」搭載で車好きも熱狂! めちゃ楽しそうな「T880」とは
くるまのニュース
ハリアー人気もホンダが[驚異]か!? 販売台数で追い上げる[ZR-V]がヤバい!
ハリアー人気もホンダが[驚異]か!? 販売台数で追い上げる[ZR-V]がヤバい!
ベストカーWeb
スズキ「“2階建て”軽バン!?」公開! “大人4人”寝られて「対面席」もあるなんて最高! 東和モータース「クライン108 Pop」名古屋で実車展示
スズキ「“2階建て”軽バン!?」公開! “大人4人”寝られて「対面席」もあるなんて最高! 東和モータース「クライン108 Pop」名古屋で実車展示
くるまのニュース
[ヤリスクロス]がバカ売れじゃないだと!? 代わりに1番になった250万円切り[ホンダSUV]って?
[ヤリスクロス]がバカ売れじゃないだと!? 代わりに1番になった250万円切り[ホンダSUV]って?
ベストカーWeb
メルセデスベンツ『Gクラス』、誕生45周年を祝う20台の限定車…専用ツートンカラーまとう
メルセデスベンツ『Gクラス』、誕生45周年を祝う20台の限定車…専用ツートンカラーまとう
レスポンス
ミニバン販売台数は[ノア・ヴォクシー]の圧勝! でも[快適性]ならセレナが上ってマジか
ミニバン販売台数は[ノア・ヴォクシー]の圧勝! でも[快適性]ならセレナが上ってマジか
ベストカーWeb
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年10月20日時点
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年10月20日時点
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

10件
  • カツユキ
    乗ってました 購入時に2ヶ月待ちと言われました
    今と比べたらぜんぜん
    ちなみに今の車 7ヶ月待ちでした
  • kaz********
    EGはデボネアの3.5Lに乗せ換えて乗ってました。
    ブレーキは前後GTO用
    Frサスはランエボ・・
    専用部品はほぼ皆無でしたが楽しくて便利なワゴンでした。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

246.5309.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

40.6138.0万円

中古車を検索
ディアマンテの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

246.5309.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

40.6138.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村