現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ランドローバーの次期「ディフェンダー」開発テストが大詰め。中東ドバイの極限環境下でのテスト風景を公表

ここから本文です

ランドローバーの次期「ディフェンダー」開発テストが大詰め。中東ドバイの極限環境下でのテスト風景を公表

掲載 更新
ランドローバーの次期「ディフェンダー」開発テストが大詰め。中東ドバイの極限環境下でのテスト風景を公表

ジャガー・ランドローバーはこのほど、今年後半にワールドプレミアを予定しているランドローバーの新型「ディフェンダー」の開発テストプログラムとして、中東ドバイでのテスト風景を公開した。

ドバイのタフな場所でも難なく走破する実力を確認

ホンダが基準を厳格化した新たな認定中古車ブランド「Honda認定中古車U-Select」を発足

 ドバイでの開発テストでは、あらゆる地形を走破するオフロード専門家によるプログラムを実施。起伏の激しい砂漠の中でも路面の柔らかい砂丘や急な上り坂、険しい斜面、見通しの悪い丘の頂上など、タフな走行環境を走行テスト。テストに参加したスタッフは、新型ディフェンダーのプロトタイプ車両は難なく走破できることを確認した。


 一方、気温が40℃を超えるなか、ジェベルジェイズ・ハイウェイの有名なヘアピンカーブを走りきり、2000m級の高地となる山道でも、快適で確かなハンドリング性能を発揮することも実証。


 ジャガー・ランドローバーでプロダクト・エンジニアリング担当エグゼクティブ・ディレクターを務めるニック・ロジャースは、次のようにコメントしている。

「ドバイの砂丘は、ランドローバー史上最もオフロード走破能力に長けたディフェンダーのパフォーマンスを検証するのに最適な場所です。タイヤの全径は最大815mmあり、接地面積が非常に大きく、そしてさまざまな地形をモニターして最適なトラクションを配分するため、オフロードおよびオンロードで優れた走りを発揮します。」

 今回のドバイでのテストで開発スタッフをサポートしたのが「国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)」。ランドローバーとIFRCは、1954年からパートナーシップを締結しているが、このたび防災・災害対策の取り組みに向けたグローバル・パートナーシップを新たに3年間締結するなど、強固な協力関係を築いている。


 今回の走行テストでランドローバーの開発スタッフは、ドバイにあるIFRCの国際車両拠点を訪問するとともに、IFRCのオフロード専門家も走行テストに参加。IFRCの国際車両&ロジスティクスチームの責任者、Ilir Caushaj氏は次のように述べている。

「私たちは、地球上で最も険しい道やたどり着くのが困難な地域で活動しているため、あらゆる備えが必要です。危機に瀕していて支援の必要な地域、それが世界中の誰であれどこであっても到達できるランドローバーと、1954年から長期的な協力関係を築けていることを誇りに思います。」

 これまで、新型ディフェンダーのプロトタイプは、120万kmを超える走行テストを実施。ケニアでは野生動物保護に取り組む慈善団体「Tusk」と一週間におよぶテストを行ったほか、先ごろ英国で開催されたイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」では、ダイナミック走行も披露されている。


こんな記事も読まれています

慶洋エンジニアリング、BMW対応の新型APPCAST発売
慶洋エンジニアリング、BMW対応の新型APPCAST発売
レスポンス
PP獲得のノリス、優勝争いは”8人”で大混戦の可能性を予想「ミスを最小限にして良いレースにしないと」|F1スペインGP
PP獲得のノリス、優勝争いは”8人”で大混戦の可能性を予想「ミスを最小限にして良いレースにしないと」|F1スペインGP
motorsport.com 日本版
角田裕毅、冷却系の問題で走行時間をロス、新型ウイングは使用中止に「ペースも不足。原因を突き止めたい」F1第10戦金曜
角田裕毅、冷却系の問題で走行時間をロス、新型ウイングは使用中止に「ペースも不足。原因を突き止めたい」F1第10戦金曜
AUTOSPORT web
日産「小さな高級SUV」実車登場! 約3年ぶり「顔面刷新」で“大胆デザイン“に進化! 豪華内装もイイ「ノート オーテッククロスオーバー」が展示中
日産「小さな高級SUV」実車登場! 約3年ぶり「顔面刷新」で“大胆デザイン“に進化! 豪華内装もイイ「ノート オーテッククロスオーバー」が展示中
くるまのニュース
【MotoGPライダーの足跡】中上貴晶選手、9歳の転機。「カートは危ないから、2輪がいい」
【MotoGPライダーの足跡】中上貴晶選手、9歳の転機。「カートは危ないから、2輪がいい」
バイクのニュース
日本限定、レンジローバーに特別仕様車…日本文化と英国とのつながりを表現
日本限定、レンジローバーに特別仕様車…日本文化と英国とのつながりを表現
レスポンス
駐車場では「タイヤ止め」から離して止めるべし!! 愛車の寿命を伸ばす習慣3選
駐車場では「タイヤ止め」から離して止めるべし!! 愛車の寿命を伸ばす習慣3選
ベストカーWeb
「P10プリメーラ」を「ブルーバード」から乗り換えて増車! 日産マニアが歴代愛車に装備したのは「グラフィックイコライザー付きオーディオ」
「P10プリメーラ」を「ブルーバード」から乗り換えて増車! 日産マニアが歴代愛車に装備したのは「グラフィックイコライザー付きオーディオ」
Auto Messe Web
けっこう使う言葉だけど説明できない「バイパス」! 一体どんな道路を指す?
けっこう使う言葉だけど説明できない「バイパス」! 一体どんな道路を指す?
WEB CARTOP
スーパーフォーミュラ第3戦決勝日はウエットコンディションに。日曜フリー走行は岩佐歩夢がホームストレートでスピンし赤旗終了
スーパーフォーミュラ第3戦決勝日はウエットコンディションに。日曜フリー走行は岩佐歩夢がホームストレートでスピンし赤旗終了
motorsport.com 日本版
BMW、2025年は新チームでスーパーバイク世界選手権に挑戦
BMW、2025年は新チームでスーパーバイク世界選手権に挑戦
レスポンス
ホンダ 新型「シビック」初公開! 3年ぶり顔面刷新に「カッコよくなった」の声も! 精悍デザインの「新モデル」米での“先行発表”に反響集まる
ホンダ 新型「シビック」初公開! 3年ぶり顔面刷新に「カッコよくなった」の声も! 精悍デザインの「新モデル」米での“先行発表”に反響集まる
くるまのニュース
元々の意味を知ってる? ヘッドライトのバツ印
元々の意味を知ってる? ヘッドライトのバツ印
バイクのニュース
決勝でもマクラーレン優勢? レッドブルF1重鎮マルコ、フェルスタッペンのスペインGP予選2番手で“ホッと一息”
決勝でもマクラーレン優勢? レッドブルF1重鎮マルコ、フェルスタッペンのスペインGP予選2番手で“ホッと一息”
motorsport.com 日本版
280馬力モーター搭載の「ヴェローチェ」仕様、アルファロメオ『ジュニア』に設定…欧州市場
280馬力モーター搭載の「ヴェローチェ」仕様、アルファロメオ『ジュニア』に設定…欧州市場
レスポンス
カーナビを購入した後に感じる不満TOP3、3位道案内がわかりづらい、2位地図の更新が面倒、1位は?
カーナビを購入した後に感じる不満TOP3、3位道案内がわかりづらい、2位地図の更新が面倒、1位は?
@DIME
自転車がサイドミラーに「ゴン!」その時どうする!? あなたも被害者・加害者になるかも! お互い「知らんぷり」が絶対ダメな理由とは
自転車がサイドミラーに「ゴン!」その時どうする!? あなたも被害者・加害者になるかも! お互い「知らんぷり」が絶対ダメな理由とは
くるまのニュース
夏は、すぐそこまで来ている! 暑い日にバイクに乗る際の注意点
夏は、すぐそこまで来ている! 暑い日にバイクに乗る際の注意点
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

478.01860.0万円

中古車を検索
ディフェンダーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

478.01860.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村