ホンダのスーパーカーNSXのテクノロジー、素材、クラフトマンシップを惜しみなく投入したのが、2023年モデルの限定車「アキュラ・TLX TypeS PMC エディション」だ。このクルマは、今夏に公開されたばかりの限定モデルで、オハイオ州にあるパフォーマンス・マニュファクチャリング・センター(PMC)でNSX TypeSを製造しているテクニシャンによってハンドメイドされている。新型TLX TypeS PMC エディションの生産台数は米国市場向けに300台が製造され、NSX由来のプレミアムカラーであるクルバ・レッド、130Rホワイト、ロングビーチ・ブルーの3色がそれぞれ100台ラインナップされている。予約開始日もそれぞれ異なり、クルバ・レッドが10月6日から、130Rホワイトは11月9日、ロングビーチ・ブルーは12月8日からとなる。
NSXとは似て非なる独自の個性
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TLX TypeS PMC エディションのエクステリアデザインは、ルーフパネルとドアハンドルがベルリーナブラック、スクワッドエキゾーストフィニッシャーがブラッククロームで塗装され、全体的に引き締まった印象を受ける。NSXにインスパイアされたY字スポークの20インチ軽量ホイールには、アキュラ初となるカッパー素材を採用。さらに、グロスカーボンファイバー製のリップスポイラー、リアディフューザー、専用のフェンダーバッジを搭載している。
インテリアは、カーボンファイバーパネルとプレミアムレザーを併用したブラックスペースの各所に、レッドステッチが施され、タイプSならではの特別感を演出。なお、このレッドステッチはクルバ・レッド塗装車専用のもの。ロングビーチ・ブルーパールには、ブルーのステッチが目を引くオーキッドインテリアを、130Rホワイトには、スポーティなレッドインテリアが専用に装備されている。シート素材はウルトラスウェード・ミラノレザーを採用。ロアコンソールには個別番号を記したシリアルプレートが装着されている。
もちろん、高級志向だけではなく利便性・快適性を重視したアイテムも装備している。Type SとType S PMCエディションには、前席16ウェイのサイドボルスター付きスポーツシート、17スピーカーによるプレミアム・オーディオシステム、10.2インチのインフォディスプレイが装備されている。ステアリングホイールも下端を切ったDシェイプタイプが採用され、高いパフォーマンスドライブにもしっかり対応する。
アキュラ史上最高の355馬力ターボチャージャーV6エンジン
アキュラ史上最も速く、最高のハンドリングを誇るTLX Type Sは、PMCエディションを含め、355馬力のターボチャージャー付きV6エンジンを搭載し。優れたトルクベクタリングを備えたスーパーハンドリングAWDシステム「SH-WD」、ブレンボ製フロントブレーキ、ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションも合わせて装備している。Type S専用エンジンは、オハイオ州のアンナエンジン工場で製造され、NSXのV6ツインターボ・ハイブリッド・パワーユニットを開発したメンバーを含む、アキュラの最も経験豊富なパワートレイン・エンジニアによって開発されている。さらに、Type Sには、専用のドライビングモード「Sport+」が搭載され、レスポンス性能を向上させることで、より高いパフォーマンスと運転する楽しさを実現させている。
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みんなのコメント
やっぱり右ハンにはできないのだろうか…
亡き本田宗一郎のPAWER OF DREAMの
精神を受け継いでいるように感じます。