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レクサスRZ300e 同社初BEVモデルに2WD追加 低温下における急速充電時間を短縮

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レクサスRZ300e 同社初BEVモデルに2WD追加 低温下における急速充電時間を短縮

一部改良で低外気温下における急速充電速度の向上

レクサスは、バッテリーEV(以下、BEV)専用モデルである「RZ」のラインナップに、FWDモデルのRZ300eを追加導入するとともに、一部改良し、全国のレクサスを通じて発売を開始したと発表した。メーカー希望小売価格(税込)はRZ450e バージョンL
が880万円、追加導入のRZ300e バージョンLが820万円となる。

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2005年のRX400h発売以降、レクサスはラグジュアリー市場における電動化の先駆者として、常に優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきたと語った。2019年に発表した電動化ビジョン「レクサス・エレクトリファイド」に基づき、HEV/PHEVなどの電動車の普及を通じ、多様な顧客や市場のニーズに寄り添いながら、カーボンニュートラル社会の実現を目指していくと同社は言う。

また、電動化技術を用いた基本性能の大幅な進化を実現し、レクサスのバッテリーEVならではのドライビング体験やライフスタイルを提供し、ラグジュアリーライフスタイルブランドとして、これからも時代やニーズの変化に迅速且つ、きめ細かく応え、顧客の期待を超えるクルマづくりと体験の提供に挑戦し続けていくとアナウンスした。

レクサスRZ

AWDモデルRZ450eの発売以来、レクサス初のBEV専用モデルとして、電動化技術がもたらすレクサスらしいクルマを感性に訴えかける走りとデザインで体現し、BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデルだという。

新たに追加導入するRZ300eは、RZ450eの開発で掲げた走りのコンセプト「ザ・ナチュラル」を継承したFWDモデルだ。RZ450e同様に、BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)を採用することで、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元、軽量かつ高剛性なボディ素性を実現し、リアサスペンションメンバーをFWD向けに新たに開発するなど、駆動方式を問わずRZとしての走りのコンセプトに拘り徹底的につくり込んだとレクサスは言う。

今回の一部改良では、急速充電速度の向上に寄与する「電池急速昇温システム」を採用し、低外気温下における急速充電時間を短縮することで、使い勝手の向上に寄与する。

さらに、中南米を含む9つの国と地域にRZを追加導入し、より多くの市場にBEVの選択肢を提供し、RZ300eをRZのラインナップに追加することで、BEVを軸とするブランドへの変革をさらに加速させ、多様なニーズに応えていくという。

RZの走りのコンセプトを継承するFWDモデル  レクサスRZ300e

FWD専用サスペンションを開発するなど、RZ300eにおいてもドライバーの操作に対して車両が素直に応える乗り味を実現するRZの走りのコンセプト「ザ・ナチュラル」が追及され、BEVシステムのエネルギー効率を高めることで航続距離も拡大された。フロントモータを駆動させるインバーターに、電力ロスの少ないSiC素子(シリコンカーバイド)を採用し、599kmの航続可能距離を実現したと発表された。

その他にもリアサスペンションメンバーをFWD専用に新たに開発し、ノイズや不快な振動を抑制することで、乗り心地の向上に寄与する。同時にコイルスプリング/スタビライザー/ショックアブソーバーの設定をFWD専用に最適化。RZ450eと比べ約100kg軽量化した車両重量を活かして、軽快でリニアな車両挙動を実現したとレクサスは語った。

冷間時におけるバッテリー暖機性能向上により、急速充電時間を改善

BEV専用大容量電池に、電池急速昇温システムを採用し、空調用ヒーターの発熱を車両フロア下に搭載するバッテリーへ伝達する経路を改良し、熱損失を最小限にすることで、冷間時のバッテリーの温度を速やかに上げ、充電速度の向上を実現するという。低外気温下における急速充電時間を短縮し、ユーザーの使い勝手向上に寄与する。

レクサス・エレクトリファイド・プログラムの範囲拡大

また、今回の一部改良と同時に、BEVとともに過ごす時間をより豊かにするためのサービスプログラム「レクサス・エレクトリファイド・プログラム」に、予約可能なレクサス充電ステーションを追加設置するほか、共創パートナーと共に新たなサービスや体験を提供することで、プログラムをさらに拡充した。

拡大されたレクサス・エレクトリファイド・プログラム概要一覧

◆レクサス充電ステーションを軽井沢コモングラウンズに開設

◆コラボレーション企業との共創により、バッテリーEVライフを充実させる「レクサス・エクスペリエンス」を拡充
セカンドホーム・エクスペリエンス byサヌ:都市と自然を行き来する新しいライフスタイルを提案

◆レクサス・ダイニング・ジャーニー:食を通したサステナブルで上質な時間を提供

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みんなのコメント

4件
  • PerpetualYouth
    ヘッポコチャデモの50kwh程度の低速充電、30分縛りで、遠出すると約80キロごとに充電しなくちゃ行けない地獄の充電ループに陥る
    時間ロスもエグい 国産EVはまだまだ買えない

    遠出する人でEV買うなら、100kwh以上のスーパーチャージャーが使えるテスラか、自前で高速充電出来るワーゲングループかどっちか
  • Lore in
    EVも水素も手を出して全てが中途半端なトヨタ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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