■乗るとどう? 新型「プレリュード」
2024年12月に新たな情報や動画が公開され、再び注目が集まっているホンダの新型「プレリュード」。
【画像】超カッコいい! ホンダ「新型プレリュード」を画像で見る(30枚以上)
新たに「2025年に発売」ということも明かされ、益々ユーザーからの関心が高まっています。
現在、どのような情報が出ているのでしょうか。
1978年11月にスポーティな2ドアフィックストクーペとして初代は登場しました。
その後、1982年11月に2代目、3代目は1987年4月にデビューします。
4代目は1991年9月に。そして1996年11月に5代目が登場しますが、2000年に生産終了、2001年に販売終了となり、約23年というプレリュードの歴史に一旦の幕を下ろしたのです。
それから23年経った2023年10月から11月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」にて、ホンダは新たなプレリュード(コンセプト)を世界初公開しました。
その際にホンダの三部敏宏社長は次のように述べています。
「皆さんがHondaに期待しているものが、もう一つあると思っています。
それは、スポーツモデルです。2022年4月の四輪電動ビジネス説明会の場でお話しした、スポーツモデルの一つ、スペシャリティスポーツモデルをお見せします。PRELUDE Conceptです。
Hondaは、いつの時代もスポーティーな車づくりに拘ってきました。PRELUDEという言葉は、『前奏曲・先駆け』を意味します。
このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。
PRELUDE Conceptは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。
Hondaだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」
ジャパンモビリティショー2023以降もプレリュードコンセプトは、世界中のモーターショーやイベントで展示。赤いボディカラーの個体もお披露目されました。
そして月日が流れ2024年12月にホンダは、まず「東京オートサロン2025」の概要にて、エアロパーツを装着したプレリュードプロトタイプのカスタマイズモデルを初公開すると予告。
さらにその数日後には、同社のハイブリッド「e:HEV」に搭載する次世代技術「Honda S+ Shift」を世界初公開しました。
また同時にS+ Shiftを体感するメディア向け試乗会も行われました。
まず新型プレリュード(プロトタイプ)の実車にはどのような特徴があるのでしょうか。
すでに外観は様々な場所でお披露目されていますが、今回は青いスタイリッシュなデザインを用いたカモフラージュが施されています。
そのため、細かな部分は分かりづらい状況でしたが、内装は初披露です。
まだコンセプトのため多くの部分は黒い布などで覆われていましたが、メーターやシフト部分、シートなどでは新たな要素を見ることが出来ます。
インパネやメーターは基本的にシビックのような印象です。
ただメーターの表示は異なっており、その特徴は3つの走行モード、「コンフォート」「GT」「スポーツ」を用意していること。
またボタン式シフトレバーには前述のS+ Shiftのモードを表す「S+」のボタンが備わっており、3つの走行モードそれぞれに対応しています。
シートも専用設計されており、スポーティな形状にブルーとグレーのステッチがあしらわれています。
後席に関しては2ドアクーペながら、成人男性が問題なく座れるなどそれなりの空間を確保していました。
なおシャシは「シビックタイプR」をベースにしているといい、そこに「シビックe:HEV」のユニットを上手く組み合わせているようです。
走り自体は、比較対象として乗り比べた「シビックe:HEV」よりも洗練されており、ペダルを踏み込むほど俊敏に反応している印象でした。
そこにS+ ShiftをオンにすることでまるでMT車を操作しているような楽しさを覚え、スペシャリティスポーツらしさを感じられます。
■世界初公開された「S+ Shift」は何が凄い? S600やS2000も関係してた?
この技術は、2025年に発売される新型プレリュードから順次ホンダのe:HEVに搭載されていきます。
このS+ Shiftは、e:HEVならではの高い環境性能はそのままに、加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールして、ダイレクトな駆動レスポンスとい変速を実現した技術です。
なおS+Shiftの名称には「S600」や「S2000」、「TYPE S」など、ホンダの操る喜びの根源となるスポーツスピリットを表すモデル・技術に冠する「S」に加え、「Synchronize」「Special」「Sensational」など、この機能がもたらす新たな価値を「+(プラス)」し、ヒトとクルマを新たな世界に「Shift:(シフト)」させていくという思いが込められています。
そんなS+Shiftは、シフトホールドが作動する状態で運転状態に合わせた最適なエンジン回転数を維持。
これにより、再加速時におけるエンジン発電電力を駆動力へ活用するというもので、アクセルを踏んだ際のモーター初期応答時間を大幅に短縮させ、ドライバー操作と直結した、リニアなレスポンス性を発揮します。
またS+ Shift作動時にはパドル操作による変速も可能で、まるでシフトチェンジをしたようなドライブフィールを体感出来ます。
その他、音にもこだわっており、エンジン回転数と同期した迫力のある音をスピーカーから流すことでエンジンサウンドの音質を高める「アクティブサウンドコントロールシステム(ASC)」と協調しメーターも俊敏に反応するなど、ドライバーとクルマが一体化を味わえるようなギミックも備わっているのです。
S+ Shiftの特徴について開発担当者は、次のように説明しています。
「加速に関しては、シフトフィーリングの応答性を従来のスポーツDCTバーよりも速くし、ドライバーの操作に対して、体幹と聴覚、視覚を速いスピードで返してあげる、こういったところで五感に響く意のままなフィーリングを提供します。
一方、減速において従来e:HEVでは減速時にEV領域となるため、ドライバーに対するインフォメーションとして、希薄な部分が多少ありました。
そこに対して、今回の新型プレリュードのようなスポーティなモデルを作るにあたって、しっかりとドライバーインフォメーションを提供するという意味合い込めて、ブレーキに応じてダウンシフトを行います。
メリットとしては、再加速する際にハイブリッドエンジンの出力と発電電力とバッテリーの出力に応じて駆動をさせます。
これにより、高いエネルギーを維持することで、再加速時の動きに素早くエンジンが効率力で発電することが可能になります。
それによって、アクセルに対する駆動のレスポンスがさらに飛躍的に向上させるなど、このような部分にまで踏み込んで開発をしています」
※ ※ ※
かつてデートカーとしても人気を集めたプレリュード。
また2ドアクーペかつ高い走行性能を有していることからスポーティカーとしても期待できる1台です。
先代が2000年に生産終了、2001年に販売終了して、それから約25年ぶりとなる2025年に発売され復活を果たします。
どのようなカタチで市販化されるのか2025年の「注目の1台」です。
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みんなのコメント
中身は良さげなんだけど
いかんせんこの中途半端な
外観はちょっとなぁ