■新型「ハイラックス GR スポーツ」発売へ
2023年7月28日、トヨタのオーストラリア法人は、新型「ハイラックス GR スポーツ」を9月から販売すると発表しました。
【画像】ド迫力ワイドボディの“最強仕様”! 新型「ハイラックス GRスポーツ」を画像で見る(61枚)
日本にも同名のモデルは存在しますが、今回発表されたハイラックス GR スポーツはそれとは全く異なる仕様です。
ハイラックスは、1968年に初代モデルが登場した歴史あるピックアップトラックです。現在では約180の国と地域で販売されるグローバルモデルとなっており、現行モデルは、2017年9月に約13年ぶりに日本市場復活を果たした8代目モデルです。
ボディサイズは全長5340mm×全幅1855mm×全高1800mmと日本国内で展開される車種のなかでは大柄ですが、トヨタが北米などで展開する「タンドラ」(全長5814mm×全幅2030mm×全高1925mm)や「タコマ」(全長5728mm×全1910mm×全高1793mm)といったトヨタが展開するピックアップトラックの中では比較的コンパクトな位置づけです。
一方、「GRスポーツ」はTOYOTA GAZOO Racingが展開する拡販スポーツモデル。GRはこの他にも、「GRヤリス」などのモータースポーツ直系スポーツカーブランド「GR」シリーズや、標準グレードに装着できるGRパーツを展開しています。
今回オーストラリアで9月に発売されることが発表された新型「ハイラックス GR スポーツ」は、日本国内で設定されるハイラックス GR スポーツとは全く異なる仕様。トヨタのオーストラリア法人は“ハイラックスの最上級仕様”と位置づけています。
通常のハイラックスに対し、これまでのハイラックスで最も強力なディーゼルエンジン、強化されたサスペンション、新たなデザインなどが採用されています。
ボディサイズは全長5320mm×全幅2020mm×全高1880mm、ホイールベース3085mmと全幅を大きく拡大。「ワイドトレッド」プラットフォームを採用しており、通常のハイラックスシリーズと比較して、高さが15mm、トレッド幅がフロントで135mm、リアで155mm増加しています。
エクステリアは、バンパーとシームレスに統合されたサテンブラックのオーバーフェンダーにより、力強い筋肉質な印象に仕上がっています。フロントバンパーは、アプローチアングルを増加させ、走破性も高めています。
インテリアは、パドルシフトや赤いセンターストライプ、GRロゴを備えたレザーのステアリングホイールをはじめ、レザーとスエードが組み合わされたフロントスポーツシート、赤いシートベルト、アルミニウムペダル、新しい「テクニカルメッシュ」ダッシュボード、GRスポーツシフトレバーなどが装備され、スポーティな印象に仕上がっています。
パワートレインには、最高出力約224馬力・最大トルク550Nmを発揮する2.8リッターターボディーゼルエンジンを搭載。組み合わされるトランシミッションは6速ATです。
また、フロントコイルとリアリーフスプリングに異なるチューニングも行われており、より大きなピストン径を備えたKYBモノチューブショックアブソーバーが装備されるほか、リアスウェイバーの除去により、凹凸のある路面での接地感が高められています。
さらにフロントには338mm×28mmの4ピストン固定キャリパー、リアには312mm×18mmのシングルピストンフローティングキャリパーを備え、制動力を大幅に向上させています。
ボディーカラーは、グレイシャー・ホワイト、フロステッド・ホワイト、スタニング・シルバー、エクリプス・ブラック、フィーヴァリッシュ・レッドの5色。このうちグレイシャー・ホワイト、フロステッド・ホワイト、フィーヴァリッシュ・レッドは、ルーフをブラックとすることも可能です。
価格は、7万3990豪ドル(約703万円)です。
トヨタのオーストラリア法人で、販売・マーケティング・フランチャイズ運営担当副社長を務めるショーン・ハンリー氏は、新型ハイラックスGRスポーツについて以下のようにコメントしています。
「新型ハイラックス GRスポーツは、ハイラックスシリーズの性能を新たなレベルに引き上げます。
オーストラリアのエンジニアとデザイナーからの意見によって、デザインも中身も包括的な機能強化を行い、オーストラリアで人気のハイラックスをさらに魅力的なものにしました。
オーストラリア人はパワフルで高性能なピックアップが大好きで、ハイラックス GRスポーツはその要望に応えてくれます」
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