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圧巻の完成度!48万個のレゴブロックで再現された「GRスープラ」の実物大レプリカ

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圧巻の完成度!48万個のレゴブロックで再現された「GRスープラ」の実物大レプリカ

スポーツカー「スープラ」が35周年を迎えたのを期に6月に発売された、レゴとトヨタ自動車が初めてコラボレーションした商品「レゴ スピードチャンピオン トヨタ GRスープラ」。そして、それを記念して制作されたレゴブロックで実物大のGRスープラを再現した「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」がこのたび日本に初上陸し、その勇姿の全貌を発表する「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ お披露目」が8月12日(木)に愛知県名古屋市のレゴランド・ジャパン・リゾートで開催された。

お披露目は2部構成で行われ、第1部では関係者が登壇して制作やコラボレーションの経緯、今後の展開などについて語った。

活動の軸はあくまでサッカー界への貢献、引退した内田篤人が進む道

最初に登壇したレゴジャパン株式会社 マーケティングディレクターの小西映子氏は「未来の担い手となる子どもたちに遊びを通じて経験やスキルを身につけてほしいという信念を持って事業展開をしており、中でも大事にしているのは、子どもたちが何に興味や情熱を持っているのかということ。車、特にスポーツカーは子どもだけでなく大人にも非常に興味や関心を持たれているが、それをどう製品化するかということで、35周年の節目の年を迎えたGRスープラとタッグを組んだ」とコラボレーションの経緯を説明した。

続いて登壇したトヨタ自動車株式会社 GAZOO Racingカンパニー GRブランドマネジメント部 部長の杉浦宏哉氏は、1986年に初代スープラ A70型が誕生してからの35年間の歩みを振り返った。

世界に通用するスポーツカーを目指して商品化されたスープラは、WRCのサファリラリーで表彰台を獲得するなど様々なモータースポーツシーンで存在感を放ってきた。1993年には「THE SPORTS OF TOYOTA」のスローガンのもとA80型へと進化、ル・マン24時間レースで完走、全日本GT選手権(現SUPER GT)では27回の優勝、4回のシリーズチャンピオンとなるなど確固たる地位を築いてきたが、2002年には惜しまれながらいったん生産終了の憂き目に遭うことに。しかし、2019年にGR スープラとして復活し、35周年を迎えた今年、特別仕様車「GR Supra 35th Anniversary edition SZ-R」を台数限定で発売している。

杉浦氏は「車が《愛車》と呼ばれる、《愛》の付く存在であり続けるために、モータースポーツやスポーツカーをサステナブルなものにしていきたい。100年後もスポーツカーが子どもたちにとって心ときめく存在であってほしい。たくさんのお子様たちがレゴを通じて車の格好良さに目を輝かせてくれれば」と今回のコラボレーションへの思いを語った。

そしていよいよ、「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」の紹介へ。実車との比較動画を交えながら各部のポイントを小西氏が解説した。使用されたレゴブロックは約48万個、パーツの種類は約290種を数え、外観のみならずシート部分など内装に至るまでディテールを実車に忠実に再現。一方で、エンブレムやタイヤ、運転席のシート、ステアリングは実車と同じものを使用していることでより一層リアル感が高まっている。さらに、レゴグループでも初めての試みとなる電動モーターでの走行を実現、最高スピードは28km/h。専門のチームの手により、設計と制作で合計5400時間を費やしたという。

独自撮影によるディテールチェック!

実はこのお披露目に先駆け、限定されたメディア向けに「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」が撮影可能な事前取材会が行われていたのだが、@DIME編集部もそれに参加していたので、その際に撮影した写真とともにディテールを見ていきたい!

実車と並ぶとよりそのリアルさが際立つ「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」。これくらいの距離なら判別できるが、もっと離れるとどちらがどちらか一瞬わからなくなる不思議な感覚を味わった。

フロント、リアともに複雑な曲線をレゴブロックで構成する技術と表現力には驚き! ランプ類にはクリアパーツが用いられており、色の再現度もバッチリだ。

運転席のシートとステアリング、インパネなどは実車パーツを使用しているのに対し、助手席のシートは完全にレゴブロックとなっていてその対比が面白い。ルームミラーやドアミラー、シフトレバー、給油口など、細かいところまで緻密に再現されている。

運転席側のドアを開けたところ。ドアやステップ、車体そのものも実車さながらの重厚感が見事に表現されていのがわかる。車体全体の重量は実車より少し重いくらいだそう。

ホイールとタイヤは実車と同じものが使用されているが、その奥をよく見てほしい。ブレーキパッドもレゴブロックで再現されているのだ。ちょっと見ただけではわからないような細部にまでこだわって作られているのが伝わってくる。

10月11日(日)までレゴランド・ジャパン・リゾートでイベント開催!

お披露目の第2部では、「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」のスペシャルパレード走行&撮影会が行われた。

(後列左から)杉浦氏、レゴランド・ジャパン合同会社 社長 トーベン・イェンセン氏、小西氏

「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」は、本日8月12日(木)よりレゴランド®・ジャパン・リゾートで展示され、期間中は「エキサイティング モータースポーツ レゴ エクスペリエンス」と題した、子どもだけでなく大人も夢中になれる遊び心満載のコラボレーション記念イベントを10月11日(月)まで開催予定だ。TOYOTA GAZOO Racingのレーシングスーツを着た等身大サイズのキャラクター「GRくん」も登場!

また、期間終了後は全国のサーキットでも展示やワークショップなどが行われる。スケジュールは以下の通りだ。
10月23日(土)~24日(日) SUPER GT Round6 大分オートポリス
11月6日(土)~7日(日) SUPER GT Round7 ツインリンクもてぎ
11月27日(土)~28日(日) SUPER GT Round8 富士スピードウェイ

レゴランド®・ジャパン・リゾート

日本で唯一、レゴブロックの世界に存分に浸ることができる、2歳から12歳までの子どもを持つ家族をターゲットとした屋外テーマパーク「レゴランド・ジャパン」と「レゴランド・ジャパン・ホテル」、“見て、さわって、学んで”体験できる水族館「シーライフ名古屋」からなる一大ファミリーリゾート。2017年4月に日本上陸した「レゴランド・ジャパン」はテーマの異なる8つのエリアからなり、1700万個のレゴブロックと10000のレゴモデルを使用し、40種類を超えるアトラクションやショー、シアター、飲食施設、ショップなどで楽しめる時間と、想像力を自由に働かせる機会を提供している。

https://www.legoland.jp/

※レゴランド®・ジャパン・リゾートでは、「イベントにおける感染防止対策」に関する政府ガイドライン遵守のもと、入場ゲートでの体温チェックなど、感染拡大防止策を徹底して開催しています。また、8月中はこれまで通り感染対策を徹底した上で、安全にリゾート運営を行っています。混雑時には入場制限を行う場合もあります。

©2021 The LEGO Group.

取材・文/小田サトシ

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