早くも補強パーツをフル投入!
モデルチェンジで高められた性能を支えるパーツをセット
「トラストが早くもトヨタGR86をボルトオンターボ化!」ボルテックスとのコラボエアロも大注目
6月6日(日)に富士スピードウェイで開催された『86 Style with BRZ』にて、発表間もないGR86をクスコ流にカスタマイズした『クスコGR86コンセプト』が初披露された。
お馴染みのグラフィックをまとったマシンは、エクステリアパーツの変更は一切ない状態。ノーマルボディベースでローダウンしただけだが、購入を検討しているユーザーには興味深い参考例と言えるだろう。
クスコが施したのは、得意としている走りを支えるための足回りとボディ補強が中心。車高調整式のサスペンションはツインチューブダンパーを採用したストリートシリーズの最高峰モデルとして位置付けられている「ストリートZERO A」。全長調整式車高調整機構や40段減衰力調整機能を備え、しなやかな乗り心地と高いスポーツ性能の両立を追求している。
ボルトオンの手軽さでボディ剛性を効果的に高めてくれる、人気のパワーブレースも注目のアイテムだ。コンセプトモデルのフロントセクションには、ロアアームプラスとフロントメンバーを装着。他にも強化タイプのスタビライザーと調整式スタビリンク、さらに強化タイプのロワアームブッシュやステアリングラックブッシュなども装着されている。
リヤセクションもリヤメンバーサイド、リヤエンドにパワーブレースを追加。調整式のロアアーム、ラテラルリンク、トレーリングロッドも走りを追求するためには欠かせない。容量アップデフカバーが装着されたデフケースの内部には、タイプRS(2WAY 45度/45度)の機械式LSDもセットされている。
エンジンルームにはストラットバーとパワーブレース エンジンルームをインストール。フロア下のパワーブレースと合わせて、サスペンションの上下をしっかりと固めることでサスペンションの正確なストロークを実現する。
一方、エンジン関連の変更点はハイプレッシャーラジエターキャップや高性能オイルフィルター、ネオジムアルミドレンボルトなど。レベルゲージストッパーやバッテリーステーは、エンジンルームのドレスアップ効果もアップしてくれる。
トランク内にはストラットバーを追加。左右Cピラー同士を繋ぐパワーブレースリヤピラーは、後方視界を妨げない位置設定もポイントとなっている。
インテリアもすでに高い完成度で仕上がっているのは驚き。専用設計のSAFETY21ロールケージは、7点式にサイドバーを追加した構成のダッシュ貫通タイプ。操作系はスピンターンノブと試作品のジュラコン製シフトノブも装着。ドライビングポジションの最適化も行われており、ワークスベルのステアリング&スイッチ移設キット、ブリッド製のスポーツシートXERO VSというフルカスタム状態だ。
「新型GR86は多数導入予定で、フォーミュラDへの投入に向けても準備を進めています。コンセプトモデルに装着しているパーツは、市販モデルのデビュー後に走行テストを経て順次リリースとなりますのでご期待ください」とは、営業統括部長の柳澤さん。
現行モデルでは前期、後期モデル合わせて10台以上を導入し、86カスタマイズを牽引してきたクスコ。新型GR86にも並々ならぬ期待を寄せているというわけだ。
●問い合わせ:キャロッセ TEL:027-352-3578
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みんなのコメント
最近こういう車少ないから仕方ないのかな。
果たして86どのくらい売れるかな??