航続距離210km以上で来年春登場!! 普通充電5時間が凄いぞ!! ついにEV版N-VAN「N-VAN e:」が見えた

　ホンダが2023年9月28日、2024年春発売予定のN-VAN EVの概要を発表した。航続距離目標は210km、そして普通充電時間が5時間というのがすばらしい。軽バンのEVというまさに日本のラストワンマイルを支える「N-VAN e:」が見えてきた。

文：ベストカーWeb編集部／写真：ホンダ

■航続距離210km以上で物流を支える

外観はあまり変わらないがフロントグリルに給電口が備わる

　ホンダの商用バンであるN-VANがついにEVになって2024年春にデビューする。現状発表されているスペックはWLTCモードでの航続距離が210km以上を目指す。

　さらに充電時間は普通充電（6kW）で5時間で完了するなど、商用車としてもかなり考え抜かれた性能を持っていることがわかる。

　実用性もガソリンのN-VAN譲りでフルフラットになる荷室なども備わる。EVという部分で不利を感じない設計になっているのはさすが。

荷室容量などはしっかり確保されている

■アウトドアでも大活躍の1500W

画像はガソリン車だが荷室空間はあまり犠牲になっていないという

　また給電機能も備えており最大1500Wでの給電を実施できる。ホットプレートなどの調理家電も使うことができるから、アウトドアでのレジャーや災害時などでも大きく活躍できる性能を持っている。

　フルフラットになる荷室は車中泊需要も満たすので、単なる商用バンという括りにしておくにはもったいない。キャンプ場でも静かに移動できるし、空調も使えるし、アウトドア好きにはもってこいのモデルなのかもしれない。

　グレードはベーシックな商用グレードe:L4、レジャー用のe:FUN、ホンダオンライン限定の2シーターe:L2が用意される。

縦2シーターのe:L2。助手席フロアが低くなるから積載性がアップ

Comments

[kuma]

5時間なら現場の仮設電源でも充電できるかな？
多くが定額契約だから電気料金心配する事もないだろうし。
工事現場で重宝しそうだ。

[nob********]

用途としては、配送や仕事用で1日100kmくらいを走行するのなら最適だと思う。ガソリン・オイル交換の費用が掛からないし、電気代の方が運用費がかなり安くできる。
レジャー用じゃそもそも一充電走行距離が短すぎ。