オフロード向け装備を充実
北米トヨタはハイブリッドSUVのRAV4にウッドランド・エディションを追加した。アウトドアに必要なすべてのものを装備し、トヨタ初のハイブリッド・オフロードスペシャルとして発売される。
このモデルにはミッドナイト・ブラック・メタリック、キャバリー・ブルー、アイスキャップの3色が設定される。武骨な外観とプレミアムなインテリア、それにRAV4に求められる多用途な機能を備えるという。
TRDチューンのサスペンションを与えられ、ボディコントロールが向上しているとのことだ。
特に複筒式ショックはロールコントロールを最適化するためのスプリングと、大きなバンプでの安定性を高めるバルブが最大の特徴となる。
汎用性と効率性を重視して設計されており、オフロード走行に最適なファルケン・ワイルドピークATタイヤ、ルーフラック、家庭用品に電源を供給する120Vインバータを標準装備している。
外観についていえば、強度を高めるべくフローフォーミング加工を施したブロンズカラーのホイールやブラックアウトされた外装パーツなどが特徴だ。
マルチメディアシステムをアップデート
ベースとなった5代目RAV4は、TNGA-Kプラットフォームを採用し、都市部、郊外、アウトドアでの活動に対応できるよう設計されたという。
タフなトラックからインスピレーションを得た大胆なデザインが与えられ、PHEVを含む幅広いグレード展開がなされている。
いずれのグレードにおいてもトヨタ・ハイブリッドシステムIIが2.5L 4気筒エンジンと同期し、パフォーマンスと効率の両立を図っている。
CVTとAWDシステムが組み合わされ、あらゆる速度域におけるトラクションが確保される。
このAWDはドライブシャフトを介してリアに駆動力を伝達するものではなく、後輪に独立したモーターを備えるシステムだ。
2023年モデルは新しいマルチメディアシステムを中心としたアップデートが加えられて登場する予定となっている。
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